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背後に気配を感じ、翡翠は振り返った。
亮もそれに気づき、攻撃の手を止める。どの道、攻撃時間に限りがある。息を整えながら、亮は事の次第を見守った。
「――雲母か。何しに来た? まさか手伝いに来たのか?」
亜麻色の髪の少年は、こくりと頷いた。
「お前の能力は、直に触れねば効果がない。今は下がっていろ」
翡翠は再び、雲母に背を向けた。その背に、雲母が腕を伸ばす。
「危ない!」
遥斗の叫び声と同時に、風が二人の間を吹き抜ける。
翡翠は前方へ、雲母は後方へ飛び退いた。
「裏切りは真であったか!」
翡翠は手の先から鋭い氷の刃を飛ばした。雲母はそれを、風で吹き飛ばす。
風は
藍玉(らんぎょく)
の能力だ。
「まさか――取り込んだのか!?」
「離れていろ!!」
遥斗は二人の間に飛び込み、木刀を構えた。
翡翠を殺させるわけにはいかない。自分たちが帰るためには、彼が必要だからだ。
遥斗は木刀を握り締め、振り下ろした。急ごしらえの木刀から放たれる風は、愛用のそれより威力が落ちるが、ないよりはずっといい。
雲母もまた、風を起こした。風と風がぶつかり合い、周囲の草花が散り散りになって飛んでいく。
一度、二度、三度――力の続く限り、遥斗は木刀を振る。
その時、亮が石を投げつけた。勢いよく、強く、それは雲母の腕に当たった。
「――!!」
傍らのコロボックルが、はい、と亮に次の石を渡す。
雲母はそれを横目で確認すると、逆の手を振り下ろした。雷撃が、遥斗の前に落ちる。光に目が眩み、亮の動きも止まった。
その隙に、雲母は姿を消していた。
「逃がしたか……」
遥斗は息をつき、座り込んだ。倒せなかったのは残念だが、これ以上は無理だったろう。両腕が鉛のようだ。
その傍に、翡翠が近づく。遥斗は唇を噛んで、彼を睨め上げた。今はこれ以上、戦う体力はない。亮は三度、石を握った。
そこに、
「すみませんでしたァー!!」
土ぼこりを上げ、スライディングしながら土下座をかましたのは、武道だった。
遥斗も翡翠も、呆気に取られている。
「失礼な態度をとったことをまず謝ります!」
武道の謝罪を果たして信じていいものか、翡翠は判断しかねているようだった。傍らにいる莉鳥すら嘘くさいと思うのだから、当然だ。
翡翠は武道を見下ろした。視線だけで凍てつきそうだ。
「何を企んでいる?」
「話をっ! 聞いて頂ければ!!」
「話か……」
翡翠は武道、莉鳥、遥斗、それから亮へと視線を移した。皆、油断のない目をしている。
「……ふン」
翡翠は武道の額に指先を当てた。そこからひんやりとした冷気が広がり、武道はぞっとした。
「話してみろ。内容次第によっては、まずお前が死ね」
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担当ゲームマスター
泉 楽
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欠けた世界と欠けたココロ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月20日
参加申し込みの期限
2018年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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