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【中間テスト】馬鹿には見えないテストペーパー!?
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●物理パート2●
【講堂・1階席】
さて一方、不可抗力でバストに手が届いちゃった、こちらの男女2人の方はと言えば。
「こ、こらー! ちょっ、どこさわってるのよー!」
阿寒湖 まりも
の抗議に、
長谷川 凜
もジタバタしながら、必死に抗弁している最中だ。
「ばっ、ばーかばーか俺だって、好きで触ってるんじゃないぜ!
なにがおっぱいだ! こんなのはただの、脂肪の塊にすぎん!」
そう、(いちおう内緒だけど)この
脚フェチセレブ
にとって、女子のバストなどさらさら興味の対象じゃないのだ。彼が許容できるのはせいぜい、
「胸はBカップまで! 異論は認めん!!」
「え゛っ ……」
思わずばってんに、制服の胸を押さえようとするまりも。何と言うかこう……ジャストに図星だったらしい。バストなサイズ的に。
「イーーーヤーーー!!」
「フガッ、アデデデデデ」
セレブのほっぺたを肘鉄で押しやり、何とかこのハレンチ同級生を遠ざけようとするまりもだったが、万乳引力の前では、もはやそれも無駄な抵抗である。
「そ、そうだ!」
その時ピコーンとまりもの頭上に、電球がひらめいた!
「離れるのが無理なら、くっついたままなんとかするしかないよね!」
「へっ?」
「ともかく、まずは動きやすいようにしないと……
尚且つ互いに左右が確認できる態勢に……」
密着姿勢で向き合ったまま、片方の手を握り合い、空いたもう片方の手は、自分の腰に回させる。とまどう長谷川と呼吸を合わせて、歩くときは1・2、1・2……
「んっ……あれ? これってどっかで見たようなポーズじゃね?」
社交ダンスですね分かります(ぁ
「悩んでも分からないときは、手足を動かせってねー!」
ぴょーーん!
「って、のわあああああ!」
勢いよくステージから跳び出し、長テーブルの上を華麗にホップ・ステップしていくパートナーに、慌ててしがみつく長谷川凜。社交ダンスもセレブのたしなみの筈なのだが、習い事がことごとく身に付いていないこの残念成金の方は、まりもに一方的に振り回されるばかり。それでも……
「キュッ……キュキュ!?」
「あっ、いた! テストが見えたぜ!」
短い手足でトテトテと、テーブルの上を逃げていく問題用紙を発見!
「ワーハハハ! やっぱりこの超天才長谷川様に、見えないはずがないよな!」
いや違う。社交ダンスで上手くこのピンチを切り抜けようとした、まりものアイデアに早速、付喪紙が反応したのだ!
「私も見えたよ、えいっ!」
基本のナチュラル・ターンで回り込み、まず1匹テストを回収。
「えっと、それにあと1匹……」
「いた! あそこだぜ!」
講堂の出入り口、ドアのすき間から外に逃れようとしている問題用紙が、もう1匹!
ばーーーーん!
息の合ったステップで、勢いよくドアを蹴り開け、そのまま陽光かがやく空中で、はっしとテストをつかみ取る長谷川!
「やっ、やったぜ!」
『よくやった、上出来だ』
その瞬間、脳裏にテオの声が聞こえて、空中で顔を見合わせる2人。同時に、2人が手にしていた問題用紙も、プリズムのように光を屈折させて消え、
『今てめえらが可視化したテストは、元の世界の机の上に戻った。
約束通り試験会場に戻してやるから、あとはせいぜい、続きを頑張るんだな……』
「あっ待って、テオ!」
元の世界に戻される前にと、慌ててまりもがさけぶ。彼女はテオに尋ねたいことがあったのだ。
『ん? 何だよ』
「ねえ、テスト用紙に神魂が宿ったのなら、
私のショルダーシンセにも神魂が宿ることがあるのかな?」
『まぁ……この島はもう、何が起きても不思議じゃねぇからな。
いつかそんなことがあっても、おかしくはねーだろ』
自分の相棒のシンセに手足が生えた姿をぽわわ〜んと想像して、クスっ……と笑うまりも。
(その時は、仲良く出来たらいいな……)
そんなことを思いながら、まりもと長谷川の2人は、現実世界に戻っていくのだった。
阿寒湖まりもと長谷川凜の2人、ミッション達成!
【南校舎2F・教室】
「うわ、なんで男子がくっついてくるの?」
さてこちらは、机1枚をバリケードに隔てて、
横嶋 下心
の魔の手(=ちょっかい)から逃れている、
響 タルト
&
種子島 タネ
組である。
「どうせなら男同士でくっつけばいいのに。
男子同士がくっつく物理法則があるんなら僕だって勉強しちゃうよ!」
ぶつくさ言いながらも、机の向こうからしつこく手を伸ばしてくる横嶋に、タネの時と同じように、この状況を説明してやるタルト。
横嶋もやっぱり『ひと』だったので、テオの話を聞いてなかったのだが、
「ふむふむ、それで意思を持った問題用紙が俺達から姿を隠しちゃったの?
それを解決する為にこの世界に飛ばされたんだ?」
ちなみにこの横嶋の場合は、物理とは全く関係の無い科目を徹夜勉強していたため、テストが見えなかったらしい。
その科目とは何かって?
保健体育だよ! オリジナル教材でな!
「問題用紙さんも照れ屋さんだな〜、そんな事されたら
追いかけて捕まえたくなっちゃうよ! 俺、頑張るよ!」
おや、殊勝にも横嶋下心が、そんなことを言い出した。
顔を見合わせる、タネとタルト。2人のバストには手を出さないことを条件に、ここでひとまず休戦協定をむすぶ3人。目的は同じ、見えないテストを捕まえることだ。
「──そんな訳でタネちゃんたち、さっきは胸でテストを引き寄せようとしてたんだけど」
説明するタネ。結局その行動は、横嶋を引き寄せたのみで、失敗に終わったのだったが。
「う〜ん、僕も良いアイデアだと思ったんだけどな〜」
しかしテオの話によれば、そもそも実際の行動に移さずとも、ナイスなアイデアを思い付いただけで、付喪紙はその姿が見えるようになるハズなのだ。
けれど姿が見えないし、引き寄せられもしないということは、
「う〜ん、そもそもこの教室の近くには、いないのかも〜?」
「うん、じゃあ見えなくなったテストが何処にいったか?だよね」
そう言いながらやおら立ち上がったのは、横嶋だ。
「それは勿論、一番引き寄せる力の強いおっぱいに
引っ付いているに決まっているじゃないか!」
ばーーーーーーーーーーん!!
「即ち──この寝子高で一番の、巨乳女子を探せばいいのさ!!(爽)」
冴えている。今日の横嶋は──なんだか冴えている!
「そう、おっぱいは偉大だ!! 全ての物を引き寄せ、
今起きている事件すら解決! 即ちおっぱい万能力学!」
「「うわあ……」」
ドン引きのタネたちだったが、しかし横嶋の言うことには、一理ある。元々のタネの案のバージョンアップ版とも言えるのだから、ここで反対する理由は無い。
こうしてタルトたち3人は、寝子高一の巨乳女子を探す冒険に、(机を挟んでくっついたまま)出発するのだった。
「見つけたら、スグこうやっておっぱいの前に手をかざして(何かを鷲掴もうと開いている)、
自然と引き寄せられた所を揉む、じゃない捕まえるんだよ!」
……同行の男子に、かなりの不安を覚えながら。
【南校舎1F・廊下】
「はぁ……さっさとテストを探して帰らなきゃな」
加賀見 光子朗
は、ひどくうなだれて、とぼとぼと廊下を歩いていた。
「折角勉強してきたのに馬鹿には見えないなんて……そんなのあんまりだろ」
とくにアテもなくそうやって、加賀見がテストを探していると、廊下の反対側から、1人の女子がやって来た。確か隣りのクラス、1年3組の生徒だ。よく日焼けした肌と、色素が抜けた茶色い髪、そばかすの散った快活そうな顔に見覚えはあるものの、名前は知らない。
(ええと……)
こういう時は、声を掛けるべきなのだろうか。
いっしょにこの世界に跳ばされたのなら、テストを見つけるという、目的を同じくする仲間だ。ある意味、同士と言ってもよいかもしれない。しかし……
「よっ、」
考えるより先に、向こうから声を掛けてきた。けれども、その元気な声と挙げかけた片手が、途中でぎょっ、と止まる。
(ああ、やっぱり)
加賀見のこの、強面の悪人顔を、最初に見たときの反応は、誰しもこうだ。本当は、心優しい性格なのだが、それが伝わる前に、相手は回れ右して逃げ出してしまう。
「…………」
固まっているその女子に、軽く頭だけ下げ、それ以上おびえさせないように、最大限の間隔をあけてすれ違おうとした──その時だった。
ぽにょぽにょぽよ〜〜ん。
「エッ!?」
長身の加賀見の体躯が、いきなりブワリと浮き、そのままのしかかるように、その女子に激突。
ここでも、万乳引力の発生だ!
「ってうわ! いきなりなんなんだよー!?」
押し倒されたその女子──
鏡箕 萌
が、(やけに男っぽい口調の)悲鳴を上げる。気が付けば、胸まで掴んでいる自分に、仰天する加賀見。しかもその手の平がぴったりと相手の胸から、
「引き寄せられるし離れない……ど、どうすれば」
とっさに自分のその指に噛み付き、メリメリと強引にその手を引き剥がす加賀見。
「おっ、おいおい、何やってんだ……?」
真っ赤になって殴りかかろうとしていた萌が、その振り上げた手を止め、呆れたようにこちらを見る。しかし、このバストタッチが加賀見の意志ではなく、何か不可抗力のチカラによるものだということは、どうやらそれで伝わったようだ。
「と、とりあえず……あたしのむっ、胸が、そっちを吸い寄せてるみたいだけど。
お互い向き合ってたら何も見えないから、せめて背中合わせになれないか?」
2人の身長差は、約20センチ。加賀見はともかく、萌の方は確かに男子の胸板に視界をさえぎられて、キュウクツそうだ。
「分かった、やってみよう」
同意した加賀見が、萌の身体を軸に後ろに回ろうとするが、すぐに元に戻ろうとするチカラが働いてしまう。
「んしょ、んしょ……むずかしいな(もぞもぞ)」
何度かジタバタしながら試した後、加賀見の制服のネクタイで互いの腰を結んで、ようやく背中合わせになることに成功する2人。
(こ、今度はおしりが当たってるけど……)
けれど、さっきの状態よりはマシだろう。萌はなるべく気にしないことにして、
「と、とにかく早く終わらせて、テストにもどらねぇとな!」
加賀見の方は1人で行動するつもりだったのだが、どうやらこの女子とは離れられなさそうだ。しばらく迷ってから、先ほどの非礼をともかく謝る。
「その……さっきは、すまなかった」
ボッ、と萌の顔に火が付く音が、背中ごしにも聞こえ、しばらくの気まずい沈黙。
「手、出せ」
「え?」
「いいから、手をこっちに貸せ」
言われるがままにギクシャクと、加賀見が右手を差し出すと、歯型で血がにじんでいた指に、可愛らしい絆創膏が巻かれて、返ってきた。
「あっ、あたしも気にしないから、そっちももう、気にすんなっ」
「……ありがとう」
強面の顔にふと微笑をうかべ、大切そうに何度か絆創膏の握りをたしかめる加賀見。
「ばっ、気にするなって今、言ったばかりだろうが! やめろ! そのワキワキやめろ!」
「い、いや違うっ……これは決して、さっきの触り心地を思い出していたワケでは」
ギャースカそんなやり取りをくり返した後、ともかくカニ歩きで再び、テストの探索を開始する2人なのだった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月29日
参加申し込みの期限
2013年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月06日 11時00分
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