this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
愛ある全てのものへのダンジョン
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
■世界で一番美しいもの
愛あるすべての者へ。
愛あるすべての者へ。
これは。
あなたの愛を証明するための冒険です。
仲秋 薫
は美少女である。
そのことを、薫は誰よりも強く認めていた。
そしてそのままでいることを、薫は認めなかった。
鏡の中にある美しいものを、より理想に近づける。
他者はそれをさしてなんと呼ぶのだろうか。
努力。執念。狂気のたぐいと呼ぶものもいるだろう。
だが声を大にして言わせていただこう。
仲秋 薫
における
仲秋 薫
。
これこそが、愛の最たるものである。
「なるほど……これが私の愛の象徴、ですか」
鉄の扉を前にして、薫は手の中にあるロッドを見つめた。
美しい幾何学模様が彫刻された黄金の杖。先端には巧みな彫刻が宝石ともに施され、美の究極を目指すさまが見て取れた。
見る者がため息をもらすような美術品。しかしまだ完全には至らない。
まるで薫の生き様そのものではないか。
「ふふふ……私に相応しい」
くるりとロッドを回し、扉を開いた。
扉の先は洞窟だった。
後ろで扉が閉まってしまえば、暗闇に沈んでしまう。
例えるならそれは先の見えない不安であり、喪失への恐怖だった。
だが……。
「私の道は、私自身が照らすでしょう」
杖で足下を叩けば、理想の足跡が黄金の輝きをもって先へと刻まれていった。
進むべき場所は分かっている。
それを信じて、歩いて行けばいい。
洞窟のあちこちから、ガチガチという威嚇の音が聞こえてきた。
嫉妬のようなまなざしで、もしくは奇異と好奇のまなざしで見つめるオオトカゲが毒をもった舌を出している。
隠されていてもなお美しい薫の顔に、身体に、足跡に、泥のひとつでもぶつけてやろうという輩たちだ。
「美とは、暴力とほど遠い場所にあります。ならば至上の美を愛する心もまた同じです。美を振りかざすのは……」
目を閉じ、マスクと眼鏡を整える。
「けれど、美とは世界の財産」
杖で再び地を叩けば、黄金の輝きが周囲をまばゆく照らした。
それはさながら薫が日々続けてきた努力のように、何者に阻まれようとも貫く精神のように、トカゲたちを一瞬で塵に変えていく。
毒など、泥など、鋭い牙など、一体なんの障害になりえようか。
薫のやるべきことなど、もはや生まれたときから決まっている。
いや、決めていた。
「私はただ、前へ進み続けるだけのこと。それも、美しく」
誰も薫を止めることなどできない。
そしてたどり着くべき場所もまた、薫はよく知っていた。
「……」
美しく澄んだ地底湖に、一切のくもりなき水面が広がっている。
マスクと眼鏡を脱いでみれば、それがわかった。
どこまで行っても自分のこと。
けれどそれが、世界で一番美しいものだ。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
愛ある全てのものへのダンジョン
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月08日
参加申し込みの期限
2018年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!