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携帯戦記カプセルギア 外伝「非公式大会!」
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●●●対峙する熾天使と四つ足女●●●
「第五十回戦、草原ステージでディヴァインセラフさんとネージュリェーツさんです!」
直也の宣言で草原ステージに向かう
キリエ・オーラティオ
と
白 真白
。
真白は自分の試合ではない時には外に出て景色を楽しんでおり、試合は完全なる初見で挑むというスタンス。
対するキリエは真白の試合を見たうえで、それでも自らの取る戦法は一つと考えている。
「よろしくなのです。小綺麗なギアですね」
「えぇ、よろしく願いするよー。それと、褒めてくれてるんだよね? ありがとう。苦労して塗った甲斐があるよ」
穏やか雰囲気で言葉を交わしつつ準備をするキリエと真白。
真白は自ら塗装を加えたギア、ネージュリェーツに愛着を持っており、褒められて微笑みを浮かべる。
そんな真白を見てシスターを目指すキリエにとっても好ましく映ったのか、柔らかい笑みがこぼれる。
草原ステージに点在する大小の石が比較的少ないスタート地点。
既に数回経験しているものの相手が違えばステージの有利不利は大きく異なる。
それだけに相手の姿かたちは思考を巡らせる一助となる。
(天使…の上位存在ってところかしらね。重厚なイメージがあるけど、どう戦ってくれるのかしらね)
非公式とは言え、大会を楽しむと決めている真白はディヴァインセラフを見て闘争心を高めていく。
加えて『初見の動きにどれだけ対処できるか』を重きに置いた真白にとっては楽しみは深まる一方であろう。
真白のネージュリェーツはスピードと遠距離攻撃に秀でており、罠を用いてマップを有利にしていくことができる。
(初手は罠をしかけやがるでしょうから、無視して手頃な石の上に移動するのです)
キリエの考えるのは、自分の有利な位置に移動することとディヴァインセラフの攻撃を当てること。
ディヴァインセラフはスピードを犠牲にし、アタックをそこそこ、ディフェンスを大きくステータスを振っていた。
そのため、取れる戦法は限られるものの、一度自分のペースに持っていくことができれば勝率は低くない。
『ギアバトル、スタート!』
開始の合図でネージュリェーツはレッグ装備、アラクネアでサイドステップを踏み、初期位置から大きく間を取る。
その行動は遠距離攻撃を行うギアを警戒してのことだが、その心配はなかったようで石の陰に入る。
できるだけ手短に有利なマップを設置するため、石から石にわたり、罠を設置していく。
罠を設置するのは人型の美しい手に蔦が絡みついたデザインのアーム装備、やどりぎあーむだ。
「ゆくのですセラフ! いくぞおらぁ、なのですっ!」
対するイタリア人のキリエは意図せず使う口の悪さを発揮させ、天使を彷彿とさせる姿のディヴァインセラフを操る。
随分とゆっくりとレッグ装備、セラフレッグの効力で浮遊しながら少し高い石の所に移動をし始めたのである。
そんな敵を相手に罠を張り続けていたネージュリェーツはその動きを一時止めた。
ネージュリェーツの戦略の要は相手に動かない時間を与えることにあるが、真白は少しばかり戸惑っていた。
少しばかり高い石の上に鎮座して、ネージュリェーツに視線を定めているディヴァインセラフを見ていた。
(これは、何なのかしら。攻撃をしてみなさいってことかしらね…?)
ネージュリェーツの攻撃を待っているのであれば、この際、設置した罠のことは忘れて接近と攻撃を試みる真白。
石の陰からネージュリェーツが姿をし、ディヴァインセラフに迫ろうとした途端、ディヴァインセラフのレーザーがその身を穿った。
「!?」
前の試合でもディフェンス特化型を相手にしていた真白はダメージの量に驚き、ネージュリェーツを後退させる。
なおもレーザーで攻撃してくるディヴァインセラフだが、設置されているステージである石を超えて攻撃はできない。
ディヴァインセラフの攻撃手段はヘッド装備、セラフヘッドからのレーザー攻撃であり、アーム装備、セラフアームでアタックが上昇している。
アタックも距離もそこそこという、ディフェンス特化型としては優秀ともいえるギアなのだろう。
ネージュリェーツに減った体力を回復させる手段はないため、必然的に攻撃をすることとなる。
少しばかり頬を緩ませながらトップスピードで石の陰から、ディヴァインセラフから見た横に移動を開始させる真白。
当然レーザー攻撃は行われるが、ネージュリェーツのスピードについてこられず、ネージュリェーツが数瞬前にいたところをなぞるに留まる。
走りながらもネージュリェーツはディヴァインセラフを狙ってアーム装備、バレットシャワーの散弾を見舞う。
「やるじゃねぇですか」
そういうキリエだが、ディヴァインセラフの体力に変化はない。
散弾は確かに当たるは当たったが、ディヴァインセラフのボディ装備、セラフボディのバリアを貫くことができなかったのだ。
だが、それで焦る真白ではない。そもそも散弾は弾幕としての役割が主なのだ。
(至近距離からならダメージを与えられるのでしょうけど…要は機動力、ね)
レーザーは射出してからの方向転換はネージュリェーツの速度より下。
ということは、レーザーを出させてから二発目が来るまでの間、そしてそこから離脱する速度が肝。
そう何度もレーザーを食らっていてはネージュリェーツの体力が尽きてしまう、そう思えるほどのダメージであった。
(出てきたところに撃つ…あのギアの攻撃は胸にもありやがるから、それを防げれば私の勝ち)
攻撃を一度成功させているキリエとしては余裕のある状態になった。
先の戦闘からネージュリェーツの攻撃が二種類であることも把握していたのは強みであっただろう。
けれど、油断大敵。たゆまぬ努力がモノをいう、そういったことわざはイタリアにもある。
意を決したネージュリェーツが石の陰から出現すると、すかさず額のクリスタルを輝かせてレーザーを射出するディヴァインセラフ。
予定通り回避したネージュリェーツはアラクネアの機動力をもってディヴァインセラフに向かって方向転換。
真白は手に力が入りながらも、シミュレーションした通りにバレットシャワーをお見舞いする。
正面からの攻撃でもあり、かつ接近していたために散弾の大半がディヴァインセラフに当たる。
セラフボディのバリアによってかなりのダメージが通らず、微々たるダメージを負わせたに過ぎない。
ここでセラフヘッドのクリスタルが光り、二発目のレーザーが放たれるもネージュリェーツはサイドステップで回避。
読みがあったとしてもここでダメージを食らわなかったのは真白の運と努力の賜物であった。
素早くすれ違うようにディヴァインセラフの脇を抜け、超至近距離、それも背後に回り込む。
「ネージュリェーツ!」
コマンド入力と共に気合も入った真白のネージュリェーツはボディ装備、バーストボディを発動。
胸から射出されるエネルギー砲はネージュリェーツの最大のアタックとも言えるであろう。
射出が終われば即座にバックステップで距離を取る。
ディヴァインセラフは余すところなくそのエネルギー砲を受けた。
ギリギリどちらの体力が勝っているのか分からないくらいにはダメージを受けたが、額のクリスタルが再度光りを放つ。
バックステップをしてしまったネージュリェーツは咄嗟に横に移動するも、レーザーを受けてしまう。
ネージュリェーツはバーストボディを発動させようとした時、終了の合図が鳴り響いた。
「勝者、草原ステージはディヴァインセラフさんです!」
直也の宣言を聞き、ディヴァインセラフを回収するキリエは真白に感謝を伝える。
「ありがとうございました。胸の威力、強かったのです」
「うん、ありがとう。楽しかったよー」
真白も微笑みを返し、ネージュリェーツを回収したのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月17日
参加申し込みの期限
2018年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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