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携帯戦記カプセルギア 外伝「非公式大会!」
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●●●重厚たる二つの花道●●●
「火山ステージの初戦はDiablo Azulさんとトルーパーさんですね、こちらへどうぞ!」
直也が声をかけ火山ステージに対峙する二人。
「かっちょえーギアッスね! ウチも負けてらんねッス! よろしくッス!」
「ありがと! あなたのギアも格好良くて素敵よ、よろしくお願いするわね」
体育会系のノリで挨拶をする
古尾 桐子
は量産ロボットを意識したトルーパーを火山ステージに置く。
対する
仙藤 蒼
も緩やかな雰囲気を出しつつも双肩のキャノンが印象的なDiablo Azulを設置。
どちらも潮見原重工ブランドで統一しているギアのため、リアルの近未来を想像させる戦いが期待される。
「草原ステージも準備良いですね。片方から『A.I.C.O.』で勝負を申し込んでください」
「勝負を受けたか? 戦闘開始の合図はカウントダウンだからなー。いくぞー、ポチっとな」
直也は説明の後、それぞれの参加者が勝負をするモードに切り替わっていることを確認する。
力の抜けた雰囲気で確認を終えたギアマスターうまは手元にあるボタンを押す。
すると、機械のような音声のカウントダウンが流れ始め、周りの参加者たちが静かになり始める。
(相手の武器はおそらく連射ができる銃、それにナックル。ただのアームじゃないでしょうから注意が必要ね)
カウントダウンというわずかな時間でも相手を見定め、戦術を組み替えていく蒼。
基本的な戦術は決まっているが、相手のいるゲームはいくら対策を立てても想定通りになんて動いてくれない。
普段からゲームが好きでとことんまでやり込む蒼は効率的に物事を熟知するために頭を回転させ、集中していく。
(トルーパーの苦手なステージッスね。上を取ってキャノンの射程範囲を抜けられるといいんッスけど)
当然、桐子も思考を巡らせる。自身のギアの特性を踏まえ、目に見えている脅威の対策を練る。
ギアには奥の手とも言える機能が備わっていることもあり、外見だけでの判断は難しい。
しかし、観察で得られる情報を捨てる必要もなく、桐子の趣味であるカプセルギアの組み立てにも有用である。
僅かな観察時間から意識を切り替え、握るスマートフォンに力が入る蒼と桐子。
カウントダウンが0を差し、戦闘開始の合図が告げられる。
『ギアバトル、スタート!』
機械音声が流れ、同時に隣に表示されていた制限時間が減り始める。
合図とほぼ同時にDiablo Azulのアーム装備、240mm中距離用無反動キャノン砲から砲撃が放たれる。
当たる確率は低いが、溜め動作を取る場合も考慮しての攻撃だ。
「危ないッス!?」
それを黙って受けるトルーパーではなく、横にスライドするように移動し、砲撃を避ける。
ヘッド装備のレンズがDiablo Azulを捉え、トルーパーはアーム装備のヘヴィマシンガンの引き金を引く。
トルーパーと同じように移動することで回避できると踏んだDiablo Azulだが。
(ホーミング…! 遮蔽物の少ない火山だと回避は面倒ね)
トルーパーのヘヴィマシンガンは追尾性能がついているうえ、ヘッド装備のレンズでDiablo Azulがロックオンされている。
しかもヘヴィマシンガンのビームは回避している間に増え、ついにDiablo Azulの胴体にヒットする。
蒼は想像よりダメージを受けていないことを確認すると、むしろ留まってキャノン砲を構える。
そして、ヘッド装備の性能を加味して少しだけタイミングをずらし、双肩からキャノンを発射する。
「おわっと、ちょちょちょ、だめッス! アァー!」
「ビンゴ」
高地に移動しようとしていたトルーパーはキャノンによって阻まれ、急な方向転換でマグマを模した赤い水に触れてダメージを負う。
加えてタイミングのズレたキャノン砲がヘヴィマシンガンに当たって体力が削られていく。
予想通り、と笑みをこぼす蒼だがヘヴィマシンガンのビームにより両機の残り体力はおよそ同等。
マグマに触れていれば確実にDiablo Azulの体力が上だが、そうは問屋が卸さない。
「うんしょ。よし、これで行けるッス!」
トルーパーはレッグ装備のホバリング機能を展開し、マグマを避けて高地へと向かう。
その間も攻撃を続け、Diablo Azulのキャノン砲を安定して打たせないようにしている。
(なるほど、やるわね。そうすると追いかけざるを得ないけど…)
蒼は戦闘の選択肢が狭まれば狭まるほど、相手の策に乗っている状態になると考えを巡らせる。
けれど、制限時間に余裕があるわけではないため、トルーパーを追いかけることにする。
移動中にも牽制の意味を含めてキャノン砲を放つが、そのほとんどが地面に吸い込まれてしまう。
お互い躯体を左右に揺らしながらの射撃は当たることなく、トルーパーの追尾もギリギリのところで回避される。
その動きはカプセルギアをやり込んでいる証拠とも言えるのではないだろうか。
そうして少し開けた空間のある高地につく。
「お、マグマが少ないッス! やったッス!」
「狙ってた訳じゃないのね」
トルーパーを操作しつつ高地の空間を確認する桐子は嬉しそうな声を上げる。
Diablo Azulのキャノン砲をいつでも起動できるように準備しながら少し感心したような蒼。
「よーし! 行くッスよ! トルーパー!」
ごくごく僅かな睨み合いを経て蒼と桐子は同時に動き出す。
桐子が選択したのはヘヴィマシンガンを乱射しつつ、トルーパーを前進させること。
対する蒼も双肩のキャノンを放ちながら前進をする。
(制限時間は僅か。黙っていても勝利は望めない…!)
前進するDiablo Azulにトルーパーのヘヴィマシンガンがヒットし、ダメージが増加する。
だが、トルーパーもキャノン砲がヒットし、トルーパーのHPがDiablo Azulを少しばかり下回る。
その事実が認識できたDiablo Azulはキャノン砲を取り外し、ボディ装備からレーザーソードとシールドを装着。
観客からの驚きの声が届かないほど集中している蒼のDiablo Azulは防御の姿勢をとる。
なぜなら、トルーパーは近距離戦闘を可能にするところまで迫っていたからだ。
「いっけぇ!」
桐子の叫びと共にトルーパーのアーム装備、パイルバンカーが放たれる。
Diablo Azulのレーザーソードとシールドを重ねて攻撃を反らそうと目測する蒼だが。
(まずいっ!?)
ギリギリ届いた距離だが、パイルバンカーを受けてしまったDiablo Azulはダメージを受けたうえ、吹き飛ばされる。
しかも、着地してしまったのはマグマの上。
慌てて離脱を試みた蒼の耳に入ったのは、終了の合図。
「勝者、火山ステージはトルーパーさんです!」
「やったッス! ありがとうございましたッス!」
「すごいわね、君! ありがとう!」
直也の宣言で戦闘は終了し、観戦者たちから大きな拍手が上がる。
蒼と桐子はギアを回収して握手を交わして互いに称賛を送り合っていた。
「さすがキッズ達だな。柔軟に対応しやがる」
「では、次の対戦ですが草原ステージは―――」
うまの独り言はさておき、直也の進行で大会は続いていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月17日
参加申し込みの期限
2018年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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