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携帯戦記カプセルギア 外伝「非公式大会!」
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●●●黒い悪魔に鯨は吼える●●●
「十三回戦、草原ステージであーくさんとケートスさんです!」
よいしょと軽薄な雰囲気を醸し出しながら自らのギア、あーくを設置する。
対するはヘッド装備以外を潮見原重工の重装備で固めたケートスを持つ
八重崎 五郎八
。
ずっしりとした見た目を持つケートスは人型だがどことなく鯨を連想させる。
「よろしくな。厳ついナリして勝てるか分からんが」
「よろしくお願いしますね。うまさんのあーくもお強いですよ」
戦闘としては三度目になるため、お互いにある程度武具の性能を披露した後である。
とはいえ、勝敗は見て知っただけで決まるわけではない。
相性はともかく、戦術はその瞬間に生まれることもあるのだから。
『ギアバトル、スタート!』
「お手並み拝見と行きますか」
うまはあーくのレッグ装備、ユニコーンの四つ脚の力を遺憾なく発揮し、素早い速度でケートスへと近づいてく。
対するケートスはボディ装備、バラッジフォートレスに仕込まれた機関銃を用い、全方位に銃弾を放つ。
スピードを犠牲にしたケートスの銃弾はそれなりの威力を持っている。
(さっきまでの戦いからあーくの防御力はやや低めかなー? まあ、基本戦術だねー)
ケートスを操作しつつ勝ち筋を手繰り寄せていく五郎八。
バラッジフォートレスの弾幕を難なく回避され、あーくは進軍を続けてくる。
ケートスは二度目のバラッジフォートレスを放ち、同時にアーム装備を構える。
両腕同じであるストームバレルはシールドと数基の機関銃が一体化した巨大なアーム装備だ。
ややディフェンスにステータスが寄っているものの、攻撃力もそこそこであるストームバレルからも銃弾を射出。
「いやぁ、抜けねぇ抜けねぇ」
おどけた風に言ううまだが、この銃弾を脇にあった大きめの石を盾にして銃弾を回避している。
まだまだ余裕といった五郎八とうま。
どちらも相手の予想外の一手をどう切り返せるかで勝負が決まるといってもいいだろう。
「とか言いながら余裕そうじゃないですかー」
「ははは、どんな状況も楽しまないとねぇ」
軽口を言い合いながらじりじりとケートスを移動させ、あーくを攻撃の射程範囲に入れようとする五郎八。
バラッジフォートレスとストームバレルの銃弾は断続的に射出し、あーくの移動範囲を狭めている。
うまもそれを理解しているが、別の石に移動するのも少し距離があるためじりじりと後退していた。
すると突然、あーくが足踏みをするように前足が動き、徐々に光り始める。
五郎八の目つきが鋭くなり、今までの銃弾を続けつつ、ヘッド装備のスパウトランチャーを発動。
ケートスの頭部の噴気孔から大きな一筋のレーザーが伸びていく。
(あのモーションは見たことないけど、たぶん発動に時間がかかるタイプかな?)
スパウトランチャーのレーザーがある程度の高度になると、分散しながら広がり、地面へと落ちていく。
ケートスのヘッド装備である鯨のブローのようでありレーザーに当たればダメージを受ける。
その攻撃範囲はケートスを中心とした円状になっており、当然あーくもその範囲に入っている。
「さぁて、賭けの時間だ。駆け抜けろ、『ペガサスの悪魔』発動!」
うまにしては珍しく音声入力による各部位の発動を行い、あーくの光は弾けるように収まった。
代わりにバラバラだったあーくの部位が黒に統一され、大きめの岩から躍り出る。
速度は先ほどよりも大幅に上がっており、ケートスに近づきつつもバラッジフォートレスの銃弾を回避していく。
「やっぱり飛ぶんですね!」
ペガサスに悪魔、空を飛ぶとされるものは多く、羽ともなれば飛べないほうが不思議であるのかもしれない。
あーくの変化に黙っているケートスではなく、両腕のストームバレルで忙しなく攻撃を繰り返して牽制をする。
速度は上がっていても上空からのスパウトランチャーの射程に入っており、回避するのは不可能だろう。
であれば少しでもヒット確率を上げるために長く射程範囲にとどまってもらう必要がある。
うまが賭けという言葉を使うのも理解できるほど、銃弾の嵐が舞う戦場。
そうして間もなくスパウトランチャーのビームがあーくの体を貫くはず。
だが、あーくは時に左右に揺れ、時に留まり、時に上下に移動して銃弾の嵐を回避し続けていく。
さながら銃弾の多いシューティングゲームを攻略しているような風貌で。
「当たり判定の把握は基本ってな!」
「ずる、くはないですね。ではこちらも」
スパウトランチャーが絨毯爆撃のように迫ってきてもギリギリのところであーくにはヒットしなかった。
二度、三度と全弾を開放するケートスの眼前にあーくが迫った時に勝負に出る五郎八。
ケートスはあーくを狙ってレッグ装備、アンカーレッグから鎖付アンカーが射出する。
「つぁ!?」
鎖付アンカーを予想していなかったうまの驚く声が上がるがコマンドを入力する手は止まらない。
あーくは大きく横に移動し、アンカーをやり過ごすとストームバレルのシールドを掴んで減速。
ケートスが準備していたもう片方のストームバレルからの銃弾を受けることなく攻勢に出られる。
「わお」
ペガサスの足が鯨の頭にヒットしたことでケートスにダメージが与えられ、思わず五郎八は声を漏らす。
あーくの能力を向上させるボディ装備の『ペガサスの悪魔』がちょうど切れて色の戻ったあーく。
減らねぇ、とうまはつぶやくもこれ以上の攻撃は不要とばかりにケートスから離れて逃げていく。
ケートスは少しずつ角度をずらして攻撃をするも銃弾は宙に、レーザーは地面に消えていく。
結局あーくにダメージを与えられず、射程範囲外に到達されてしまったケートス。
それでもあーくに近づきつつ銃弾を放つが、終了の合図が鳴る。
「勝者、草原ステージはあーくさんです!」
「まさか当たらないとは思わなかったですよー。ありがとうございました」
「いやぁ、ほんと運が良かっただけで、二度目はねぇよ。ありがとな」
観戦者たちの拍手の中、会釈しあう五郎八とうま。
一言に相性の結果、とも言えなくはないが。
しかし、相手の能力、戦法、癖、それらを知った今であれば結果は分からないだろう。
そんなことをお互いに思い浮かべながら次の試合へと挑んでいく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月17日
参加申し込みの期限
2018年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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