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月下の雫
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「なんだこれ、いつからこんなところにあったんだ?」
「うーん、あのあたりの崖の木に、なぎ倒した跡がある。
大量に雨は降ったか何かして緩んだ地盤を
滑り落ちてきたのかもしれないね」
「お、おう……そういわれりゃ、そう、だな」
朱蘭が半ば独り言のように溢した文句に、白露が冷静に答える。
が、まだ打ち解け切っていない朱蘭は身構えてしまって
どことなくぎこちない雰囲気が漂う。
そんな二人を、冴来は微笑ましそうに見守っていた。
「どうしようか。調べたところ、崩れたり転がったりはしなさそうだから
今はよじ登ってしまえば通れないこともなさそうだが……」
岩の状態を調べていた修が意見を募る。
「うーん、確かに今はみんな身軽だし元気ですけど、
花を摘んだ帰り道はどうなるかわかりません。
頂上まで行った帰りは疲れてるかもしれないし、
もしかしたらお花がとっても脆かったりするかもです」
美咲紀の言葉に、マリエッタも同意する。
「そうね。帰りにもよじ登れるという確証もないし、
何とかしてこれを退かしておくか、迂回路を探すか……」
「だが、夜の山で迂回路を探して森の中に分け入る、ってのは
うまくやらないと自殺行為だぜ。帰りもその道が使えるとも限らねえし」
「でも、私達だけじゃこの岩をどけられないじゃない?」
慎重に判断しようとするフィーリクスに、真優理が反論する。
「困りましたね……あまり時間をかけている場合でもないのですが」
「あ、あの!」
ため息を吐く理紗子の後ろから、夏朝が勇気を振り絞って声を上げた。
「ぼ、僕、なんとかできる……かもしれない」
そう言って、道を塞ぐ岩の前に夏朝が緊張した様子で進み出た。
皆、夏朝が何をするのか神妙な面持ちで見守っている。
「まさか、彼女があの岩を砕く、ってわけじゃないわよね」
理紗子が心配そうにつぶやくが、答えるものは誰もいない。
夏朝は、いつも持ち歩いているねこのシールを取り出し、
目の前の岩にぺたりと貼り付けた。
夏朝のろっこんは、物の重さを操る能力だ。
それを利用して、岩の重量を変えられると踏んだのだ。
案の定、軽くなれと念じてから片手でひょいと岩を押せば
岩はまるで風船かなにかになってしまったかのように、
ふんわりと山道の脇に転がって行った。
そこでろっこんを解除してしまえば、岩は元の通りの重さとなって
少なくとも花を持ち帰るまでは一同の歩みを妨げはしないだろう。
「ふう……これで、通れるよね?」
夏朝が振り返ると、一同は口々に夏朝に賞賛を送った。
「恵御納さんすごいです! おかげで助かりました!」
「本当に。ありがとうございます」
美咲紀とマリエッタに褒められて、夏朝は恥ずかしそうにはにかんだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月03日
参加申し込みの期限
2018年03月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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