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\ オーバータイム!/
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●発見
アリーセが指さしたのは、木から大分離れた藪のほうだった。
親鳥のところへ、木の下にいた皆が向かう。
真央も梯子を飛び降りて走り出す。
「私に任せろ! 金ならある!」
いつの間にか現れていた仄に、
「今金があっても仕方ねえだろ……」
優がダルそうに突っ込む。
(お願いだ、無事でいてくれ)
足の速いほうではない天野が、修が必死に走る。
その後ろをゆっくり追う刀は考える。
鳥の声は聞こえないし、暴れている様子もない。
(もし死骸なら、土に埋めてやらなくては……)
そうだった場合、調べていた人以外に結果を教えるつもりはない。
いつもは気にもかけない自然界での当たり前の出来事が、今回偶々知られただけなのだから。
「やっと見つけた……大丈夫かい?」
たどり着いた天野が白い鳥に声をかける。
ところどころ血に染まった鳥が、弱弱しく薄目を開けた。
修が手際よく応急処置の道具を取り出し、傷を見る。
天野も補助をする。
「かなりひどいな……」
難しい顔で言う修。
「保健室に連れていくのだ!」
真央が手を伸ばしたとき、左手の包帯をはずし安全ピンを持ったアリーセが進み出た。
「私のろっこんで治せるかも」
アリーセは手の平を安全ピンで切り、その血を鳥の傷口に垂らした。
傷口が見る間にふさがっていく。
時子がろっこんで話しかけた。
「もう大丈夫よ……あの夢は君が見せたんですか……?」
『巣に……卵が待ってるの。私しか、面倒を見る者がいないの』
驚いた時子がみんなに通訳する。
「卵? ヒナじゃなくて?」
首をひねる刀。
鳥は羽ばたこうとしたが、飛ぶ力がないようだった。
「まだ無理だ。力をつけなくては」
修が水で柔らかくしたまたたびメイトを親鳥に食べさせる。
その頃、スパイダーに変身したまもるが、ようやく巣にたどりついていた。
「オレだけじゃない、みんなどうにかしようと集まった。
うむ、こんだけガンクビそろえてダメでしたじゃ、おてんとうさまに申し訳ねぇ、気合いいれていくぞー」
そして、カナリヤになったラッセルも巣に着いて覗き込む。
「ピー。ピピ?」(あれ、誰もいねえ? いや……卵だけ?)
巣の中には、三つの卵。
その卵には、何故か布きれがひっかかっていた。
「あ、あれ?」
まもるが異変に気付く。
ピシッ。
ピシピシピシッ。
一つの卵にヒビが入っていく。
「やったぜベイビー、こんにちは赤ちゃん♪」
「ピイ!」
割れた卵から、元気に顔を出したヒナ。
目も開かず羽毛もなく、夢の幼女のイメージとは似ても似つかないが、ラッセルとまもるはとても可愛らしいと思った。
しかい、誕生の瞬間の感動にひたる暇はなかった。
そこに招かれざる客が鎌首をもたげていたのだ。
葉の陰から顔を出した蛇が、生まれたばかりのヒナに襲い掛かった!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月22日
参加申し込みの期限
2013年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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