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五月病は恋の始まり
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ところで、とよっしーが言った。
「あたしの話ばっかじゃなくて、みおりんの話も聞かせてよ」
「あたし?」
三折部朝衣はきょとんとする。スタジアムの観客席で、急にボレーシュートが飛び込んできたような気分だ。
「そ、恋バナ。みおりん、あんた今付き合ってる人いるの?」
「突然なにを訊くやら」
朝衣は頬にふれた。もうすっかり乾いている。
「まあ……いるようないないような……」
言いながら朝衣は波を見つめていた。そろそろ海に戻ってもいい頃だ。
ところが言葉を濁す朝衣を見て、よっしーのほうはこれを『わけありの沈黙』と見たようである。それまでと声色を一変させて囁くように言った。
「……もしかして不倫?」
なんでそうなる!? もしかして職場で上司と、とか思っているのだろうか。
「こらー!」
ありえないからっ、と朝衣は全力否定した。
恋の話とか言われても、今の朝衣は困るだけだ。
――そういや恋なんて高校2年の夏に終わって以来。
サーフボードを持ち上げる。ぱらぱらと、きめの細かい砂が落ちていく。
「戻ろう」
と朝衣は海を目指す。待ってよう、と子どもっぽい口調でよっしーが追う。
高校時代なんて、もう遠い昔のような気がする。
中学となるとなお遠い。その後に積もった沢山の記憶の山を、掘って掘って掘り下げてようやく先端が見つかるくらい、昔の話だ。
中学3年の夏休み。ここ寝子ヶ浜海岸。
受験のストレス解消に友達と海へ行ったとき、朝衣は彼と出会った。
ひとつ歳上の寝子高生だった。
波に乗る姿がかっこいい、というより美しかった。その姿に惹かれた。
電撃的な出会いだったと思う。たちまち朝衣は彼に魅了されたのだから。
朝衣がサーフィンを始めたのもこれがきっかけだ。
高校へ入った朝衣は彼の姿を求めサーフィン部に入り、そこで再会して、付き合いが始まった。
当時は『運命』だと朝衣は信じていた。急速に距離が縮まったのだから。
彼も彼女に引かれていた、のだと思う。
あの時のことを思いだすと柄にもなく赤面する。
初めての恋だからキスもセックスも何もかも。
そんな初めての恋は一年で終わった。
決定的な何かがあったわけではない。いうなれば自然消滅だ。
むしろ終わったそのことのほうが、『運命』だったのはないかと今では思うこともある。
「どうしたん? 神妙な顔して」
波打ち際でよっしーに声をかけられ、慌て気味に朝衣は、「そんなことないよ」と打ち消した。
……自分らしいと思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月18日
参加申し込みの期限
2018年02月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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