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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●切り株の庭は猫だらけ!(1)
ぱち、と、
セルゲイ・ボスコフ
は目を覚ました。最初にその双眸が映したのは、
「だれ? ……ネコ?」
という具合で、自身の顔を覗き込む黒白猫の眼差し。
零した声は、幼い調子を帯びていた。
セルゲイの顔を覗き込んでいた黒白猫が、みゃあ、と鳴く。
「え……っと……」
身を起こせば――そこは、知らない場所だった。
否……正確には、今のセルゲイに『知っている場所』はない。
セルゲイは、瞼を開けるまでの全ての記憶を失っているのだから。
自身の名前すら、今のセルゲイにはわからなかった。
「……」
ぼんやりと辺りを見遣るセルゲイの乱れた銀の髪が、風に揺れる。
その容姿が与える印象もまた、人の知る『セルゲイ』という男のものとは、大きく変わっていたのだった。
目前の光景を前に、
ロベルト・エメリヤノフ
は茶色の双眸を輝かせた。
「すごい、猫が……たくさんいる! しかも、か、かなり大きい!」
加えて、猫達は皆『遊んで!』モードなのだ。
きらきらした眼差しが放つ純粋な眩さの前に、屈さずにいられようか!(反語)
「これは……あれだ! ちょっとやってみたかったことをやってみよう!」
白猫の柔らかな毛並みをふわっ、もふっ、と撫でてやったあとで、
「じゃあ、ちょっと失礼」
と、ロベルトはふわりと飛び上がると、
「んっ……んんん……なかなか思うように飛べないね……」
なんて苦戦しながらも、じきに白猫の背中へとぽふん! と着地した。
ごろりと寝転がれば、伝わる温もり、溢れる至福。
「ふわふわの絨毯みたいだ……!」
ぬくぬく、ごろごろ、もふもふ。
はぁ、幸せだなぁ……と、ロベルトの口からしみじみと声が漏れる。
一方、
来島 アカリ
は、双眸に見慣れた姿を映していた。
「……ウィル?」
ウィルは、アカリの飼い猫だ。
サバトラのオスで、まだ子猫で……やはり、目の前の猫はウィルだとしか思えない。
「お前、ウィルだよな……? めちゃめちゃでかいけど……」
もう一度声をかけるも、ウィルはちっとも相手をしてくれない。
「むー……ウィルを反応させるためには……」
そうだ! と、思いつきに、アカリは甘い色の瞳を光らせる。
ウンディーネの魔法で呼び出すは、器に入ったミルク。
ミルクの効果は抜群で、ウィルはアカリの元へと自ら寄ってきた。
うんうん、と満足顔で頷くアカリ。
「それでいーんだよ、それで……って、うわっ!?」
ふわ、と、不意に身体が持ち上がった。
どうやら、ウィルに咥えられてしまったらしい。
「どこ行くんだよウィルー!? 返事しろっつーのー!!」
喚いたり暴れたりしてみるものの、ウィルは知らん顔だ。
「おーろーせー!!」
じたばたするアカリ(を連れたウィル)はロベルトの傍を通り掛かったが、
「……むにゃ」
その頃ロベルトは、あまりの心地良さに夢の中を漂っていたのだった。
――くたばれ!! フツウ!!
水上 桜
は叫んだ。それはもう、声の限りに。
桜が愛するのは『普通』であって、断じてこの厄介な『フツウ』などではないのだ。
「うう……またしても……またしても『フツウ』? 冗談じゃないわよ……」
がくり、桜がうなだれたその時だ。
――みゃあ?
影が差し、頭上からは愛らしい、けれど大音声の鳴き声が響いた。
顔を上げる。三毛猫が、円らな眼差しで桜を見つめていた。
「か……かわいい」
サイズは、明らかに『普通』の範囲外である。
しかし、どんな状況でも猫は愛くるしい、愛でるに足る生き物だ。
気を取り直して、桜は三毛猫の喉を優しく撫でてやった。
嬉しそうに猫の目が細められれば、ほう、と桜の唇を息が揺らす。
「もふもふだわ……癒される……今だけはこの理不尽を忘れられる……」
やっぱり猫と遊ぶのが一番よね、と声を零せば、
「うんうん、夢の中でも、やっぱり猫はいいよね」
と、応じる声があった。
猫達の生態調査を満喫している、
ジェレミア・ベルトーニ
だ。
「少し、触らせてもらえるかな?」
柔らかく声をかけたなら、「うむ、許そう」とばかりにジェレミアに身を寄せる茶トラ猫。
「大きいね。それに、君は美人さんだねぇ」
魔法で生み出したブラシで丁寧にブラッシングをしてやる合間に、褒め褒めするのも忘れないジェレミアだ。
身体のあちこちも触ってみて、茶トラ猫の健康チェックも行い、
「うん、うん……よし、健康だね。何よりだ」
と、ジェレミアは心からの笑みを零した。
「あ、そうだ。脈も測らせてくれるかい?」
構わない、と茶トラ猫が目で応じれば、「ありがとう」ともふもふに埋もれるジェレミア。
緑の双眸が、うっとりとして細められた。
「まさしく、猫天国……!!」
頬が緩むのは仕方がないこと。その様子を眺めていた桜もうずうずとして、
「わ、私ももふもふしたい!」
と、巨大三毛猫へと抱きついた。温もりが、じわりと染みる、幸せ。
猫達と過ごす時間は、まだまだ続きそうだ。
猫達を前に、
小山内 海
は澄んだ青の双眸を煌めかせる。
(わー、おっきい猫ちゃんだ)
見上げれば目が合った灰色猫は、海と同じように、瞳を輝かせている。
(なになに? 遊びたいのかな?)
よし、それじゃ遊ぼう、と、毛並みを撫でる手のひらの温度で伝える海。
魔法で呼び出した蔓を命綱にして、海は灰色猫の背中へとよじ登った。
(わ、もふもふだ)
わしゃわしゃと背中を撫でてやれば、灰色猫は気持ち良さそうに喉を鳴らす。
(よーし、あっちに出発進行だ)
かくして、海は灰色猫の背に乗って、切り株の庭の探検へと繰り出した。
そんな海(と灰色猫)の様子を目に、そわそわとするのは
鈴木 弥次郎
。
「妖精になるってのも、でっかい猫ちゃんと遊べるなら悪くないな。……と、いう訳で」
すちゃり、弥次郎が操るのはパックの魔法。
幻の魚が宙を泳げば、集まってきた猫達は、それを追いかけて、じゃれついて……と大忙しだ。
しかし、魔法が作り出した幻は、暫しのあとには消え、
「って、今度は俺を捕まえに来たぁ!?」
と、お次は弥次郎が、「遊んで!」攻撃のターゲットに!
「ぎゃ~、うまく飛べないから捕まっちまう~」
棒読みも棒読みで弥次郎は言った。
間もなく、弥次郎は猫達に見事に捕まったが、その顔はとても幸せそう。
ザラザラの舌で舐められたり、肉球でてしてしぷにぷにされてしまったり。
猫達と遊んでいるというよりは猫達におもちゃにされてしまって、弥次郎はもうもみくちゃだ。
だが――それすらも、弥次郎にとっては至福!
「ええい好きにしやがれ! こっちもその素敵な毛並みをもふっちゃるぞー!!」
弥次郎の巧みなもふりっぷりにも、猫達は大いに沸いたとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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