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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●その幻、険呑につき(1)
カボチャヘッドのお陰で表情は見えないが、
キュルビス・ラムズイヤー
は大はしゃぎ。
「ちょうハロウィンじゃねーデスカー! キュルビス、とってもうれしーデス!」
ワーイ! ワーイ! と、水晶煌めく小川の畔でくるくる踊るキュルビス。
ハロウィン礼賛の舞(仮)に目元を和らげて、
恵御納 理沙
は水晶を覗き込んだ。
同じ物を覗いて、
四十九院 鸞
先生も口元を柔らかく綻ばせている。
「まあ、綺麗な水晶!」
「ですわねぇ。うふふ、素敵ですわぁ」
「……あら? だけど、白猫さんが映ってるのは……」
おかしいわね~? と理沙は言おうとしたのだが、
「珍しいデス! すげーデス!」
と、理沙が言い切るより早くに、キュルビスが白猫の映る水晶にぺたと触れた。
「持って帰ってハロウィンの費用にするデスヨ! ヘッヘッヘッ……って、」
――ギャー!
不意にとび出した白猫の幻に顔(カボチャ)を引っ掻かれて、叫び声を上げるキュルビス。
キュルビスを追う白猫の幻が分身せんとしたその瞬間、
「あらあら、大変ね~。悪戯はめっ、よ?」
と、理沙は白猫の幻へと、ウンディーネの魔法で水の珠を撃ち出した。
白猫の幻が怯むのを目に、カボチャヘッドの奥、キュルビスは瞳をきらりと光らせる。
「魔法? 魔法デス? やっぱりちょうハロウィンデスヨ! キュルビスも行くのデス!」
出るデスヨ! とろっこんで召喚したカボチャを、キュルビスは白猫の幻へとぽいっ!
カボチャが賑やかに弾ければ、白猫の幻は空気に溶けるように掻き消えた。
「おおお、ハロウィンの魔法デス! すげーデス! ……って、まだまだ来るデス!?」
「どんどん増えてるわね~。あなた、逃げてもらえないかしら?」
危ない目に合わせたくないと、理沙は水の珠を放ちながら四十九院先生に促す。
わかりましたわぁ、と背を向ける四十九院先生の姿を寸の間見遣って、
(あの人……娘に聞いたクローネ人間態に特徴が似てる……けど……多分別人よね!)
と、理沙は白猫の幻達へと、すぐに向き直ったのだった。
白猫の幻達から逃げる四十九院先生の姿を見留めて、
(じゃれてるのか敵意なのか……どちらにしても険呑ですね)
と、
ペルラ・サナーレ
はピクシーの魔法でエノコログサをにょきにょきと生やした。
ダンスをするみたいに、ご機嫌に揺れるエノコログサ。
「あらあら、楽しい魔法ですわねぇ。あの水晶といい、面白いものが沢山」
「わくわくしている場合じゃないかもしれませんよ。私では、デコイを出すのが精一杯ですから」
ペルラの言葉通り、暫くの間はエノコログサに気を取られていた白猫の幻達だったが、
「……囲まれてしまいましたね」
じきに、ペルラ達は背中合わせに、周囲を白猫の幻達にぐるりと包囲される羽目に。と、その時だ。
スパッ、と、1匹の白猫の幻が、胴の真ん中から真っ二つにされて、そのまま消えた。
「――隙だらけだよ」
静かに切り込んできたのは、
サキリ・デイジーカッター
だ。
突如現れた脅威を前に白猫の幻達は殺気立ったが、
――ギュンッ!
赤く輝く刃が、予想もつかない方向から、次々に飛んで白猫の幻達を襲う。
(幾らでも刃物を生み出せる、というのは悪くないね。投擲を躊躇う必要がない)
サキリの魔法は、砂鉄等から刃物を生み出すノームの魔法。
創造した刃物を手に頭の中に空間を切り裂けば、瞬間移動の能力を操れることに加え、
「次は……こっちだ!」
魔法はサキリに、破壊力の高い赤く輝く刃を飛ばすことをも、何度ともなく可能にさせる。
攻撃の合間に、サキリはちらと、四十九院先生を見遣った。
(確かに、クローネに似ているな。何らかの接点はあると思うけど……)
――先生がフツウの先生である限り、守るつもりだよ。
赤を帯びた刃がまた、白猫の幻を切り裂いた。
「……あの猫の神様が作った世界なら、どうして人に害する存在がいるのでしょう?」
戦いの様子を目に、ペルラはぽつりと零す。
「先ほど、『面白い』とおっしゃいましたね。違和感はないのですか?」
ペルラの言葉に、四十九院先生はくすと笑みを漏らした。
「ありませんわぁ。だって……」
――夢なんて、大抵は不可思議なものだって相場が決まっているでしょう?
言って、四十九院先生は、ペルラが止める間もなくいずこかへと歩き出したのだった。
気を練って戦闘モードに突入した
尾鎌 蛇那伊
は、
「さぁて、何時も通り暴れてあげるわよ」
と、油断なく構えを取って、くっと口の端を上げる。
目に映すは、『一点』ではなく、『全体』。
五感を研ぎ澄まして、蛇那伊は双眸を爛々と光らせた。
ふ、と身体の力を抜けば、それを隙と取って、早速躍りかかってくる白猫の幻。
「あら、そんなに急くと……」
身体を僅かにずらし、左腕で攻撃をいなす。
白猫の幻の爪が宙を裂けば、蛇那伊は生まれた本物の『隙』を突いて、
「はい、1匹目」
相手の首の辺りへと鋭い手刀を叩き込み、撃沈させた。
その姿が掻き消えるのを合図にしたかのように、何匹もの白猫の幻が襲いかかってくる。
「あらやだ、せっかちね」
真正面からとびかかってきた1匹の攻撃をかわし、肘で背を打つ。
その勢いのまま身を捻って、背後から迫った別の個体には、薙ぎ倒すような回し蹴りをお見舞いした。
「さあ、どんどんいきましょ♪」
蛇那伊の快進撃は、まだまだ止まらない。
「わ、すごいな……って、シキさん痛い痛い!」
本日はラムネ味の棒付きキャンディしか持っていなかった
花厳 望春
が召喚したのは、
――げしっ、げしっ。
と、不機嫌顔で望春の背中に蹴りを入れている少女の姿の
シキさん
だ。
状況を説明することで何とか協力をしてもらえることにはなったものの、
――げしっ、げしっ、げしっ。
望春が蛇那伊の戦いぶりに圧倒されていたのが、どうやら気に食わないらしい。
「わ、わかったシキさん! わかったから! ……俺もやるよ」
宣言すれば、シキさんも納得した様子。
望春は近くに落ちていた長い棒を拾って、白猫の幻を前にそれを構えた。
シキさんの足技が、今度は白猫の幻に迫る。
白猫の幻はそれをすんでのところで跳んで避けたが、
「逃がさないよ!」
と、望春は棒を使って、白猫の幻の身体をぐん! と薙いだ。
白猫の幻の姿が、ふわ、と消えていく――。
「やったね、シキさん!」
振り向いて見たシキさんの顔は、どこか満足げに望春には見えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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