this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
摩訶不思議、寝子高龍!
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
つぎへ >>
●いでよ寝子高龍!
こうして今、八つの子猫珠はひとつところに集まった。
屋上に集まる人々が見守る中、子猫珠たちは宙に浮かんで円を描いて回り始める。
青空がにわかにかき曇り、大地が震えた。
地の奥からいずるのは、神の槍の如き太い稲妻。
地面から天へと伸びた雷光は、轟きを伴って晴天を貫く。
眩さに思わず目を閉じる。
刹那ののちに、ずずんっとひと揺れ衝撃があった。
瞼をあけると、そこには――
屋上を覗き込むように宙に浮く、純白の巨大な生き物の姿があった。
「これが……寝子高龍……!」
夏朝は息をのむ。
猫のように虹彩が縦に入ったターコイズブルーの瞳をしていた。
紫色の文様が入った顏は猫に似ている。耳は大きく、ふさふさとした毛が生えていて、金色いろの角が生えている。手足は猫のそれに近い。桃色の肉球もある。そうでありながら体と尾は龍のそれに似ていた。腹の側は黒っぽく爬虫類めいた滑らかさがあり、背の側は純白の毛に覆われている。
赤・橙・黄色・緑・水色・青・紫・黒白の子猫珠たちが、寝子高龍のまわりを楽し気に飛び回る。
「キミは、ずっとここにいたのかい?」
なぎさの問いかけに、寝子高龍はゆっくりと首を持ち上げた。
質問への返事はないが、声は聞こえているようだ。
寝子高龍は、虹色に輝く球を両手で持ち、屋上の人々にゆっくりと語り掛けた。
『さあ、願いをいいなさい。この場にいる者の願いをひとつずつ叶えてあげましょう』
古尾 桐子
が真っ先に手を挙げる。
「コーヒー牛乳のプールで泳いでみたいッス! うおお! 一面のコーヒー牛乳! ロマンッス!」
花ノ木 麗
はそれを聞き、薔薇色の瞳を輝かせた。
「なんだかすごそうだね! ちょっと興味あるかも……! それなら私はいつかコーヒー牛乳を大人買いして、海を作るの……!」
「海! いいッスね! あー、でも元の場所に帰るって願いもだれかしなきゃならねんッスよねー。誰も帰ろうってお願いしないならロマンはあきらめて帰るッス、とーちゃん一人にするわけにいかねッスから」
すると
朝鳥 さゆる
が言った。
「それなら心配しなくていいわ。私はさっさと元の世界へ戻りたい」
「そうね。私も同じ。元の世界に戻ります様に、って願うわよ」
尾鎌 蛇那伊
もウインクする。
鴉取 荘助
もだった。
「凄い存在なのか知らないけど、俺の願いを叶えられるのは信乃さんだけだからね。特に望むことは無いかな。ああ、強いて言うならまた何時も通りの信乃さんとのフツウの生活に――元の世界に帰りたいな」
荘助は
小犬丸 信乃
の肩をそっと抱き寄せる。ところが信乃は瞳をキラキラと輝かせて、
「俺は本物の忍者にお会いしてみたいでござる!」
なんて言ったので、桐子も麗も正直になることにした。
「うおおー! 三人も元の世界に戻ります様にってお願いするなら、遠慮なくコーヒー牛乳プールにするッスよ! 麗は? 迷ってるなら、コーヒー牛乳の海を作るとかどッス?」
「うんっ、コーヒー牛乳の海がいいな!」
『聞き入れました。他の者はどうでしょう?』
麗しい女性の姿をした
フォルティス・ウルペース
が叫ぶ。
「男に戻してくれ」
するとすかさず、
セグロ・メタッルム
がそれを遮った。
「男になったら面白味がねえだろ。俺様の願いはフォルティスの願い事キャンセルだ!」
『男に戻す、と、その願いをキャンセルですね。聞き入れました』
なんてことするんだ、とフォルティスとセグロの大喧嘩が始まったが寝子高龍は知らぬ顔だ。
『他の者は?』
音海 なぎさ
が「宇宙から地球を眺めたい」と言った。
椿 美咲紀
は「寝子高龍さん、まふまふ触らせて欲しいなぁ」と寝子高龍を見上げる。
恵御納 夏朝
は「僕は……」と言いよどんだ。
(別人格・夏夜ちゃんを一時的にでも分離・具現化して夏夜ちゃんや寝子高龍や子猫珠達と一緒に遊びたい)
静かに頷く瞳と視線がぶつかった。胸のうちで想った願いも、寝子高龍には届いたらしい。
新田 樹
は「今よりも身軽になりたい」と願い、
新田 亮
は「乗ってるバイクを新品同様に」と願った。
源 竜世
も、自分のカプセルギアに触れて願う。
「一緒に色々したいからお願い事は『母さんがスターライトナイトを不思議に思わないで受け入れてくれますよーに!』で!」
マリエッタ・ラシュリエ
は「ここ最近は研究で煮詰まってるので、休みが欲しい」と願い、
御剣 刀
は「願い事? 願い事。あーした天気になーれ!」と願う。それから刀はみんなを振り返って言った。
「という事で明日皆で弁当持ってピクニックに行こう。ノリで思いついた、明日の天気は約束されたしきっと楽しいぜ?」
遠野 まほろ
は控えめに「寝子島の人が幸せな気分ですごせますように」と願った。
『聞き入れましょう。まだ願っていない者はいませんか?』
八神 修
がカメラを翳す。
「子猫珠や寝子高龍と一緒に、元の世界で全員での写真が撮りたい」
春賀 幽
は長い髪をかき上げる。
「猫の龍ですかぁ……願い事はいつでもあなたと会話が出来れば」
サキリ・デイジーカッター
が「R&Rが繁盛しますように」と願うと、
坂内 梨香
はそんなサキリをニヤっと見て「わくわくする冒険がしたいわ」と言った。
『なるほど……尽力しましょう』
寝子高龍は全員の顔を見回した。
『これで願いはすべてですね。それでは私の力の及ぶ限り、あなた方の願いを叶えましょう。――さらば』
閃光が走る。世界が空転するような眩暈を憶える。
そして――!
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
摩訶不思議、寝子高龍!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月30日
参加申し込みの期限
2018年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!