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魔女的、呪文メーカー
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旅鴉 月詠
は夕暮れの街で出会った、魔女を名乗る女の子の話を聞いていた。
「ふむ。つまり、こちらの世界へ来た時に魔法の呪文を忘れてしまい、自分では思い出せないから、この私に新しく考えてほしい、と言うんだね?」
魔女、レンカはこくこくと頷いた。
「大体あってます。し、信じて下さい」
月詠は何度か頷いて、
「もちろん信じる。この島には神が落ちてきたんだ。今更フシギな人が増えてもどうという事はないさ」
「じゃ、じゃあ」
月詠はレンカの肩に手を追いた。
「とりあえずお茶でも飲みながら考えよう。慌てていたら良い言葉も浮かばないだろう」
「ふえ?」
レンカは目を瞬かせた。
「近くに自販機がある」
ぽかんとするレンカを連れて、飲み物の自販機へ。月読は缶のホットレモンティーを二つ購入し、レンカヘ渡した。
「あ、ありがとうございます」
それからベンチを見つけて、並んで座る。
「あのー……」
「君がやって来た世界を教えて欲しいところだけど、緊急を要するから贅沢は言えないか。ヒトが集まれば文殊の知恵だが好みは様々、本当に良いのかね?」
「もちろんです。実はあなたに会う前に二人の方に呪文を考えて頂いたんです。是非あなたにも」
月詠はレモンティーを一口飲んで、頷いた。
「ではいくつか呪文を紡いでみよう。それなりに役にたつかもしれない。そうそう、これはアドバイスだが、モチーフがあるとイメージがしやすいだろう。様々な書物を読むと良い」
「は、はぁ。なるほどです」
杖を受け取った月読は缶を置いてベンチから立ち上がった。
「君も立ちたまえ」
「ふえ? 私もですか?」
立ち上がったレンカの手を握る。
月詠は杖で地面に線を引いて、
「扉が開けば少女は好奇心で飛び込むでしょう」
そう言葉を紡いで、地面を突く。
その瞬間、杖から吹き出した光の粒子が集まって両開き扉を形作った。
月詠は杖をくるりと回して再び地面を突いてポーズを決めた。それからレンカの手を引く。
「さあ、行こう」
「どこにですか!?」
月詠は躊躇いなく扉を潜る。
「この扉は魔法の使い手の任意の場所へ移動できるんだ。上手くいけば、魔女の世界へ……おっと」
「ふえ?」
扉を潜り終えた時、少なくともそこは夕暮れの街ではなかった。
「ふあああああっ」
地面が消えた。すぐに落下を始める。オレンジ色の太陽がいつもより近くて、風が上へと流れて行く。そこは空中だったのだった。下に広がるのは寝子島の街である。
「そう上手くは行かないものだね」
「冷静に言ってる場合じゃないですよぉっ」
レンカは叫ぶが、月詠は表情を変えずに顎に手を当てた。その間も落下しているのだが。
ふと街を見回すと、小人のような七人の人間が宙に浮かぶ黒いものに飛び掛かっている様子が見えた。
幻覚だろうか?
それはさておき、
「次の呪文だ」
月詠は冷静にそう言った。
地面が迫ってきた。月読は杖をくるりと回し、先端を地面へ向ける。素早く宙に円を描いて、とんっと突く。
「迷子の兄妹を甘い香りで包みましょう」
「ぶつかりますっ」
「平気さ」
迫り来る地面にマシュマロやらドーナツやら、パウンドケーキが出現する。
「あああああっ」
月詠とレンカはお菓子の山に突っ込んだ。それらがクッションとなって衝撃が吸収される。
無傷で済んだ、と思ったのも束の間、お菓子が消えて、二人は地面に投げ出された。気づけば元いた場所だ。
「いたたた」
レンカが立ち上がると、月読は空を見上げていた。
「魔女の世界には行けないのか。力不足だったようだね」
月詠は小さく息を吐いて、レンカに杖を渡した。
「君なら、成功するかもしれない。それに、仲間がいるんだろう? 力を合わせればもしかすると」
「あ、ありがとうございます!」
頭を下げたレンカに対し、手を振った月詠は背を向けた。
「また会うことがあれば。健闘を祈るよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月02日
参加申し込みの期限
2018年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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