とある夕暮れ時、あなたは道端で元気のない女の子に出会った。
フリルのついた黒いワンピースにとんがり帽子、長い髪は低い位置で二つに結われている。近くには妙な形の杖が転がっている。年齢は十四、五才といったところだろうか。
声をかけると、彼女は『レンカ』と名乗った。
魔女の世界から突然、この寝子島に飛ばされてきてしまったらしい。
数人いた仲間とも離ればなれになってしまったそう。
どうやら、神魂の影響で様々な魔法の呪文を忘れて、(魔女世界へ帰るための呪文も含まれる)魔法の効力が消えてしまったらしい。
あなたは新しく呪文を作るのを手伝ってほしいと必死に頼み込まれる。
「お願いします。ほんとに困ってるんです! 助けて下さい」
「え、でも魔女に魔法なんていきなり信じられないよ」
途端にレンカは瞳を潤ませる。
「自分で考えた呪文は自分で使えないんです。だから、あなたが考えてもらえませんか……! 信じて下さい、お願いしますぅ」
「わ、わかった。わかったから」
しがみつかれ、泣きそうになるレンカの様子にただならぬものを感じ、あなたは協力することにした。
こんにちは、高城ヒトです。
今回は魔法の呪文に関するお話です。
皆さんは魔女のレンカ達に新しい呪文と魔法を考えてあげましょう。
それから、魔法を使うための道具である杖を使って、実際に使い方を教えてあげて下さい。(杖には魔法を使う力が宿っているのでレンカ達が許可すれば誰でも使えます)
<新しい魔法の作り方>
1、呪文を考える
2、魔法発動のポーズを考える。
3、魔法の効果を考える
4、実際に使ってみる、決めポーズを考える。
※例はサンプルアクションの方に書いてあります。
帰る呪文を含めて、いくつか魔法を教えてあげると、魔女は満足して去っていきます。
出会う魔女は、以下の中から選んで下さい。
<登場する魔女>
①レンカ
~です~ます調で話します。取り乱して、泣きそうになっています。
「も、もうだめです。どうしたら……魔法が使えなくなるなんてあり得ません」
②エール
~よ~わね調で話します。クールですが、困っているので弱気になっています。
「はぁ、参ったわね。このままだとマズイわ」
③ブルーナ
~だよね~かな調で話します。困っていますが、少しだけ状況を楽しんでいます。
「いやぁ、マズイマズイ、魔法使えないとか困ったなぁ」
魔女達の反応は様々。
新しい魔法と呪文を作るお話。参加、お待ちしております!