魔女的、呪文メーカー｜リアクション

魔女的、呪文メーカー

「コールフォーユー！」
　レンカは通信用の魔法でエール、ブルーナとの連絡を取りようやく合流することができた。
「エールちゃん、ブルーナちゃん！　よかったです。寝子島の人達皆優しくて」
　二人も嬉しそうに頷く。
「ほんと、才能もあるし凄いよね！」
「感謝しかないわね」
　三人とも、寝子島の印象は良かったようだ。
「あなた達、転移魔法は教えてもらったかしら？」
レンカは頷いた。
「何個も教えてもらっちゃったです。一回失敗しちゃったんですけど、三人でなら」
　お互いに頷きあう。
　と、魔女が集まったからだろうか。宙に『悪魂』が出現した。
「来たわね」
「わたしは攻撃魔法が多いから、応戦するよ！」
「私も手伝います！　隙を見て、転移魔法を使いましょう！」
　レンカとブルーナは杖を構えた。
「グリモアクセス……魔導書への接続を開始。認証完了、実行、Code：CW！」
「汝の心に巣食う邪悪なる、魂に永劫の浄化を！」
「そは、あまねく生命の源」
「その姿をここへ束ね、完全なる零の世界へと誘え、その背は新たな白き翼、レト・チェル・エア！」
「プリズムの輝き！　分裂！」
「式神召喚……集え古の神霊、契約するわ！」
　攻撃の魔法で応戦し、隙を見て転移魔法を発動させる。
「扉が開けば少女は好奇心で飛び込むでしょう」
「我を導け、リンク、ボンド！」
「ターンホーム！　おうちに帰りましょう！」
「ゲートオープン！」
　三人は開いた魔女世界のゲートへ足を踏み入れた。

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あとがき

担当マスター：高城ヒト
ファンレターはマスターページから！

ご参加ありがとうございました！　　

素敵な呪文に魔法、そして決めポーズ。皆さんの考えた魔法はどれも格好良くて、それらを堪能できて幸せでした。
いたらぬところもあると思いますが、少しでも楽しんでもらえたなら嬉しいです。

転移魔法を考えてくれるプレイヤーさんが多かった印象です。
魔女達を元の世界へ帰そうとしてくれてありがとうございます。

明確な敵キャラを作らなかったので、攻撃魔法を作りにくかったかと思います。
反省点ですね。
魔法という響きはなんでもありなイメージなので、その点は申し訳ない。

最後にすべての呪文を使う魔女達、無事帰ることができたようです。
もしもまた寝子島に来た時はよろしくしてやってくださいね。

いつも参加してくださる方、ありがとうございます！
初めての方も、またのご参加お待ちしております！

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