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【星幽塔】第七階層 眠れる獅子
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【謎解きは兄貴の後で】
冒険者達は目の前に立ちはだかる巨大な閉ざされた扉を前に難儀していた。
「もどかしいな。杖は目の前にあるというのに、そこに入るすべがないとは」
レオーネが、深い溜息を吐いて、巨大な扉をぐっと押してみる。
が、開かなかった。まるで、全ての侵入者をこのピラミッドの主が拒んでいるかのように。
「駄目だな。びくともしない。何か特別な鍵があるのか?」
新田 亮
が扉にぐっと込めた腕の力の腕を抜きながら、ため息を吐いて言う。
「皆さん。この扉、よく見ると小さな文字で何か書いてありますよ」
リリエル・エーテライト
の声に、一同の視線が彼女の指先の向こうに集まる。
「あ、ホントだ。『右手に炎、左手に水』……。これって、どういう意味だろう?」
メリィ・ランページ
が文字を覗き込み、腕組みして考える。メリィは身体を動かすのは得意だが、謎かけはあまり得意ではない。
「右手に左手、というのは、あの像の手を指しているのでしょうかね。ふふ」
アケーチ・タッマーキ
はそんなことを呟く。確かに左右の像はそれぞれに扉側に向けられた右腕と左手を持ち上げている。
「……炎、水。あ、もしかして……新田さん、さっき王妃の間で手に入れた青い玉を貸してもらえますか?」
「ん? ああ」
亮が頷き、懐から取り出した宝玉をリリエルに手渡す。
リリエルはそれを持ち、左手を高く持ち上げた像に近づいていく。
「ああ、なるほど。水、というのは、その青い玉ということですね」
アケーチが納得したように声を上げた。彼自身、それに近い考えをすでに抱いていたのか、その表情に驚きは少ない。
「……そうか! リリエル凄い!」
一方で、メリィは感動したように言いながら、リリエルの作業を見守っている。
カチリ、音がして、青い玉がしっかりと左手に収まる。
だが、扉は動かない。
「青い玉だけじゃ駄目なのか?」
と、
アスワド・クロノワール
が問えば、
「そうだね。でも、王の間に青い玉があったということは――」
と、
サキリ・デイジーカッター
が王妃の間へと続く通路に視線を流す。
ちょうどそのタイミングで、そちらの方から、王妃の間を制圧した
旅鴉 月詠
、
水上 桜
、
御剣 刀
の三人が大回廊に到着した。
「よかった。皆さん無事だったんですね」
クロスボウを構えながら警戒して入ってきた桜が、すでに御縄になった兄貴を見て、緊張を解く。
「無事だったんだな、デイジーカッター」
連絡が途絶えたサキリの姿を見て、刀も安堵の息を吐く。
「心配をかけたね。魔星の力の効果が想像以上だったものでね」
サキリが苦笑してみせれば、刀もそれに苦笑で返す。寝子島では男の子でも身の危険を感じちゃうことは稀によくあることなのだ。
「ならず者の首領は無事に捕えられたようだね。王妃の間の子分達は私達が縄で捕縛しておいたよ。で、状況は?」
そこで、彼らはお互いの現状を説明しあう。
「なるほど。ということは、火というのは、これのことかな?」
月詠は、王妃の間の宝箱から発見した赤い宝玉を像の右手にセットする。
カチリ、と音がして、二つの像がそれぞれに掲げる腕に、二つ宝玉が装着されたそのとき――。
ゴゴゴゴ! と、音がして巨大な扉が左右にスライドして開かれた。
「おお! 開いたよ、リリエル!」
「やりましたね、メリィちゃん!」
メリィとリリエルがその場で跳び上がりそうなほどに喜んでいる。
「この奥に、イヌビスの杖があるのか。冒険者達よ、ここから先は、何が起きるかわからない。各自、一層に気を引き締めて、探索にあたってほしい」
レオーネの言葉に、冒険者達は頷きあう。
そして、意を決するように、一人、また一人と扉の向こうの玄室へと足を踏み入れていく。
と、その途中で。
「……グルル」
「……? どうした、ラサラス?」
ふとラサラスが足を止めて、王妃の間の方角を見つめて唸り声を上げた。
「……なんだか、怯えているみたいです。向こうで何かあったんでしょうか?」
と、動物好きの美咲紀が言った。
「……かもしれないな。だが、彼らならきっとどんな困難でも乗り越えてここまでやってきてくれるだろう」
「……ですね」
レオーネの言葉に頷き、美咲紀もまた仲間を信じ、皆の後に続いて玄室への扉をくぐった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月11日
参加申し込みの期限
2018年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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