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【星幽塔】第七階層 眠れる獅子
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【謎の部屋】
ラサラスが怯えていたものは、いったいなんだったのか?
その委細を語るためには、また少し時間を遡らなければならない。
王の間を経由したメンバーが、大回廊で兄貴との戦いを開始したのとちょうど同じ頃。
「うへー。カビくせぇ。みんな、天井と足下に注意だZ。ツンツンの兄さんはしんがりをよろしく」
鎌八 まもる
は星のカンテラで狭く、暗い隠し通路を進みながら、あとにつづく
アリス・ミーティア
、
恵御納 夏朝
、
龍目 豪
らに声かけをする。
「おう、後ろは任せてくれ。鎌八こそ、前方に注意しろよ。生きて帰るまでが、冒険だからな!」
豪もまた、危険な先頭を買って出たまもるにそう注意を呼びかける。
「隠しているぐらいだから、きっと大事なものがしまってあるんだよね。そこから幻視の光で見えないかな?」
アリスは、そう言って、道すがら、何度も幻視の力の行使を試みるのだが、何も見えない。
「……なんだろう。皆、気をつけて。この先に何か危険なものが待ちうけている気がする……」
夏朝は、自身の盗人の勘が、激しい警鐘を鳴らしていることに気づかずにはいられなかった。
やがて、一同は辿り着く。
暗く謎めいた空間に。
そこには天秤や、獅子、それにイヌビスの像が置かれていた。
「ふーん。ここは宝物庫って感じか?」
「ああ、隠し部屋ってなんかわくわくするな」
まもると豪が好奇心に目を輝かせる。
「あ、凄い。このイヌビス像に幻視の力を使うと、さっきの青い宝玉を使った仕掛けの映像が見えたよ!」
アリスも、まるで外見相応の少女に戻ったようにはしゃいだ声をあげる。
「じゃあ、月詠さんに渡しておいて正解だったみたいだね」
夏朝が、自分の判断が間違ってはいなかったことに安堵の息を吐く。
けれども、彼女の胸にはいまだ嫌な予感がよぎり続けている。
いったい何がこれ程の嫌な予感をさせるのだろう?
「あ……」
夏朝がそれを見つけたのは、まさにそんなことを思ったときだった。
「みんな、これを見て」
夏朝が仲間達に声をかけながら、まもるのミニスパ(星のカンテラ)を呼んで、『それ』を照らす。
「……なんだ、こりゃ?」
「これは……棺、だよな?」
「これもお宝……って、わけじゃなそうだよね」
まもる、豪、アリスが口々にそれを見た感想を述べる。
「……うん。棺なのは間違いないと思う」
そう。それは紛れもない、人が一人すっぽり入りそうな、黒い棺だった。
ここは墓なのだから、棺があることには何の問題もない。
だが、疑問なのは、どうして本来棺が置かれるべき玄室ではなく、こんな隠し部屋に棺が置かれているのかということだ。
「……よし、幻視の光を使ってみるね」
アリスが意を決したように、棺に手を振れようとしたときだった。
「……ッ! 棺から離れてッ!」
認識よりも早く、直感で夏朝は叫んでいた。
その直後、棺の扉がバタッと開くと、中から包帯でぐるぐるに巻かれた何者かが飛び出してきた。
「きゃああああっ!?」
「アリスッ!」
豪は、とっさにアリスを庇うように飛びついて、その何者かの攻撃から彼女を守った。
「……驚いたね。これはミイラ、いや、『マミー』ってやつか?」
「鎌八君。気をつけて、この人はたぶん……」
「王様か、女王様ってところか?」
「……うん、たぶん」
まもると夏朝がアリスと豪を庇うように武器を構えて、前に出る。
そんな二人にマミーは両の腕をそれぞれに伸ばす。
『ガアアアアアアアアアアアアアアアッ……!』
獣のような咆哮とともに、マミーは自身の包帯を伸ばして攻撃をしかけてきた。
「……眠りを邪魔して、ごめんなさい!」
夏朝は伸びてきた包帯にねこシールを飛ばして、めいいっぱいに重くして攻撃を防ぐ。
そこに、まもるが踏み込んで、星の蹄鉄をはめた腕で思いっきり顔面を殴りつける!
(……う。なんだ、これ。いやーな感触だZ……)
ぐしゃり、と嫌な感触が腕に伝わり、まもるの頬に嫌な汗が伝う。
と、そのとき、顔面を殴りつけられたマミーが、ぎろりとまもるを睨み返すと包帯の腕を伸ばして反撃してくる。
「……っ」
「鎌八!」
そのときには
龍目 豪
が体勢を立て直し、魔水の光を宿した短剣を構えている。
そして、剣先から水流を発射!
『!?!?!?』
マミーは、顔面に水流の直撃をうけて、体勢を崩した。
のみならず、マミーは苦しそうに口元を抑えてうめいている。
「なんだかよくわからないけど、チャンスだね!」
「うん!」
そこにアリスと夏朝が畳み掛ける。
夏朝がねこシールをマミーの胴に発射し、可能な限り重くして動きを鈍化。
そこにアリスが自慢の銃でありたっけの銃弾を撃ち込む!
『……!!!』
効いている。マミーはのけぞり、その場に膝を突く。
「……みんな、グッジョブ! それじゃあ、ここらで決めるZ!!!」
そのときには、ろっこんで蜘蛛化した手足で低い天井に張りついたまもるが頭上を取っていた。
上から星のリボルバーで、脳天に全弾をぶち込む!
『……グ……オオオオオオオオオオオオ……!!!』
それがとどめになった。マミーは両腕を大きく開き、天を仰ぐように痛々しい叫びを上げるとその場で黒い砂になって崩れ落ちた。
「……や、やったのかな?」
「……うん。もう大丈夫だと思う」
アリスの問いに、夏朝が頷く。もう危険な予感は消えていた。
(……眠りを邪魔して……本当にごめんなさい……)
夏朝は、もう一度、砂になったマミーに心の中で謝罪の言葉を呟いた。
と、そのとき。
「ん? よく見るとあっちにまた通路があるな」
まもるが何かに気づいたように声を上げる。
「もしかすると、玄室や大回廊へ繋がっているかもしれない。行ってみるか」
豪がアリスと夏朝に促すように言えば、
「うん! あ、待って! 何か役に立ちそうなもの持っていく!」
と、アリスが棚から適当に物品を持ち出し、
「……うん、今行くね。あ、何か入ってる……?」
夏朝がマミーからこぼれた黒い砂の中に、黒い宝玉を発見する。
かくして、隠し部屋を探索した一行は、さらに奥へと通路を進んでいく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月11日
参加申し込みの期限
2018年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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