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携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
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【気になる動き】
帽子のつばに指を添え、目深にかぶりなおします。
「あいつ……」
鳳城 翔
は目線の先に雪人……MAKIYUKIの姿をとらえると、す、と目を細めました。淡々と立ち回る彼を遠目に見据えて、ぽつり。言葉を漏らします。
「アンタ、冷静すぎるんだよ」
翔は聡明です。すぐにも悟ったことでしょう。
この事件にはなにか、裏がある……そして彼はなにかを知っている、と。
「……まあいい。行くぞ、『
セイクビリット
』」
翔はギアマスター・SHOとなり、その手元からは不死鳥の翼持つギアが飛び立ちます。
MAKIYUKIから譲り受けた翼
は、今では完全に愛機の背に馴染みました。
周囲を確認、さっそく飛びかかってきたニンジャ型の暴走ギアを左腕のクローで切り裂くと、声を上げました。
「アンタたち! こっちも陣を作る、協力してくれ!」
「うんっ、分かったよ……!」
「かしこまりましたわ! さあ参りましょう、剛毅果断に!」
こたえたのは
環 的子
に、
暁桜 逢莉
。それに、
「キョーリョクが必要なら、トワに任せるデス!」
ぱたぱたと駆けてきた、
トワ・E・ライトフェロゥ
も。
「たたた、たすけてー!」
「ひゃあああ、わたしのギアがー!?」
「さあ、こちらですわ!」
半泣きで追いかけられている小学校低学年くらいの男の子と女の子を、逢莉ことアイリスは四人で組んだ陣形の中へと招き入れます。
すぐさま、跳ねるように襲いかかる暴走ギアたち!
「エル! 乾坤一擲の戦いを、いざっ!!」
アイリスは怯みません。かわりに涼やかな面持ちをきりりと引き締め、華麗にスマホをスワイプ。エルミナータ・アウレリアは金色の手甲に据えられたボウガンをがしゃりと構え、高速連射! 素早い相手の動きを冷静に見極めて矢弾を撃ち込み、またたく間に一体を沈めます。
続くもう一体がエルミナータへ肉薄するも、アイリスは微笑むのみ。
「逢莉ちゃん、エルさんが危ない!」
なぜなら彼女の友人は、とっても頼りになるのです。
「エルさんを守るよ、ネオム!」
マトコの相棒、『
N.E.O.M.U
』のコンセプトはまさしく、セキュリティ・マシン。あらゆる状況において『守る』ことを目的としたカプセルギアです。
ネオムは跳躍しつつ、鏡面のような装甲で銃撃を受け流すと、左手のマシンガンを乱射。牽制射撃でこじ開けた隙を突いて接近すると敵機のヘッドパーツをつかみ上げ、掌に内蔵されたプラズマカノンをゼロ距離で照射! 暴走ギアはあっけなく地に転がりました。
「さすがマトコさんとネオムさん、まさに疾風怒濤の立ち振舞い! 助かりました!」
「うんっ。ちょっと怖い、けど……」
アイリスの笑みに、マトコは胸のなかを占めているドキドキが、少しずつ変化していくのを感じます。つまりは恐ろしい状況への不安や恐怖から、わくわくとするような楽しさ、ネオムといっしょに駆け抜けることの喜びへ。
少しだけ揺らいでいた瞳がぴたりと定まると、そこにはネオムの少し不気味な、けれどマトコにとって最高に素敵な、相棒の姿がありました。
「ここで逃げたほうが、もっと怖い気がするから」
ふたりは肩が触れ合うほどにぴたりと並びながら、示し合わせたようにするりと、同じ動きでスマホの画面をなぞりました。
「いこう、アイリスちゃん! やろう、ネオム! 大好きなカプセルギアで、誰かが悲しむなんて……そんなの、絶対ダメ!」
「ええ、参りましょう! 戦いはユウガに、されど盤石之固のように!」
飛びかかる暴走ギアを空中で、ネオムが手のように使える足を巧みに操りがっちりキャッチ! 直下へ放り投げたところへ、エルミナータが満月のような半透明なシールドを展開してがつんと一撃。トドメは展開したボウガンを散弾モードに切り替え、矢弾の一斉射撃!
ふたりのコンビネーションはアイリスの言葉どおりに、盤石でありました。
「聞いて驚くマス!」
ばばん! トワことギアマスターネーム・セツナといっしょに、愛機『
ブレイズガーディ
』も仁王立ちです。
「なんとトワとバディのセンセキは、イマダニ0勝なのデス!」
どどん! あまり自慢にならないことを高らかに宣言してから、セツナはバディと呼ぶ相棒ブレイズガーディを操ります。
「バディ、突撃するマース! ……オットー?」
意気揚々と突っ込んだブレイズガーディですけれど……ずどどどど! 暴走ギアが大挙して押し寄せたものでくるりと反転、逃げ出しました。
「こんなにいるとは思ってなかったデスー」
「よし。そのまま敵を引きつけてくれ」
「OH?」
横合いを並行に飛ぶのは、SHOのセイクビリットです。ヘッドパーツの瞳を鋭く輝かせながら羽ばたき竜巻を発生させると、暴走集団の横っ腹へぶつけます。不意を突かれたギアたちはぶわっと巻き上げられて、やがて地面に叩きつけられ動かなくなりました。
「アンタが注意を引いて、俺が仕留める。協力してくれ」
「リョーカイデス! 『逃げ回れば死にはしない』って、えらいヒトも言ってた気がするマス」
なにか間違っているような気がしますけれど、とにかくブレイズガーディは全力ダッシュ!
攻撃力重視でスピードはそれなりなのが逆に良かったのか、程よい距離を保ちながら暴走ギアを引っ張ることができました。そこへセイクビリットが竜巻を叩きつけて蹴散らす一連のパターンは、どうやら有効であったようです。
「……パターン?」
スマホの上を滑るSHOの指がふと、ぴたりと止まります。
逃げるブレイズガーディ。追いかける暴走ギアたち。なにか、引っかかるものがありました。
やがて彼は、気づきました。
「動きが、どこか……一様に揃っているな。揃い過ぎている。遠隔操作で、誰かが操っている? それともほかになにか……」
「スルドイね。さすが」
「! アンタ……」
どぎゅんっと走り抜けた一条のビームが、暴走ギアの一体を貫きます。
「あ。ユキト!」
「協力カンシャ、ライトフェロゥ。そのまま走っててよ。僕もヤルから」
「任せるマース!」
いつの間にやら並んでいたのは、雪人です。実はトワとはクラスメートで、顔見知りなのでした。
彼は高機動ギア『
ボナパルト2
』を操り、敵機を横から一体、また一体と狙撃していきます。
「……MAKIYUKI。また会ったな」
操縦の手は止めないままにSHOが言うと、肩をすくめたMAKIYUKIはそっけなく、
「そーいうモンだよ。カプギアヤってればさ」
「そうだな。そういうものかもな」
前回はギアバトルでしのぎを削り、今度は並んで共闘です。彼にはいろいろ話したいこと、尋ねてみたいこともありました。
けれど今は、目の前のバトルです。今も誰かが、暴れ回る自分のギアに胸を痛めているのですから。
「右。ヨロシク、SHO」
「勝手に決めるなよ……分かった。左は任せる」
ボナパルト2の精密射撃を背に、セイクビリットが鳳凰の翼を打ち、飛び立ちます。
「羽ばたけ、リット。アンタの力、見せつけてこい……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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