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携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
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【謎のプログラム】
飛びかかるのは、いかついサムライ型カプセルギア。鼻先に迫る名刀コテツの直接攻撃をひょいと避け、
牧 雪人
は憮然とした表情で繰り返します。
「ワカラナイヤツだね君も……君が先行する。僕がバックアップ。カンタンなハナシじゃないか」
「はあ? ばっかっぷ? だからワケわかんないって、今それどころじゃねーし!」
ガキ大将っぽい小学生の男の子は、雪人には目もくれず、ゴリラっぽい野性味あふれるカプセルギアを操りサムライ型に突撃していきましたけれど、
「う、うわー! こいつつえー!」
大苦戦です。
雪人は無表情にどこか不機嫌の色を乗せながら、ぽつりとつぶやきます。
「言ってるじゃないか。だからさ……」
「はいはーい、ギアマスのみんな注目ーっ! バトルしながらでええから、ちょい聞きや!」
ぱぱん! と手を打つ小気味よい音が、あたりに響きました。
「バラバラに戦っとってもらちアカンで、みんなこの牧くんに協力したってや! 彼、ここらで有名なギアマスターなんやて。きっと悪いことにはせえへんよ!」
怪訝そうな顔を浮かべた雪人に並んで声を上げたのは、奈々美でした。どうにも回りくどい彼の意図を汲んで、周囲へ呼びかけます。
イマイチ愛想のない少年がぼそりと言うよりは、明朗快活で可愛らしいお姉さんのほうが、話は聞きやすかったことでしょう。
「なんだよ、それじゃ素直に協力してくれって言えばいいのに」
「言い方が悪いよ言い方がさ」
「……複数で背中合わせに円陣を組んで。ギアで自分たちを守りながら、戦えない人を陣の中に入れて守る」
憮然としたまま雪人が言うと、ガキ大将風少年が音頭を取り、周りの子どもたちを集めて陣を組み始めます。
くるりと振り返った雪人へ、奈々美はにっこり。笑いかけました。
「キミ、なんや知っとるんやないの?」
ぴくり。細い眉が跳ねたのを確かめて、奈々美は手ごたえを感じます。新聞部員としてのカンが告げているのでした。
彼はなにか知っている、と。
「俺たちも協力するぞ、牧くん! この騒動を終わらせようじゃないか!」
言うが早いか、勇樹ことジャスティスはスマートフォンをタップ。
愛機ジャッジメントはいまだ、そのほとんどがノーマルパーツで構成されています。けれど、左腕に装備したファイヤーガトリングの破壊力だけは折り紙付きです。
「食らえェッ!!」
扇状に炎の銃弾を掃射し、どがががが!! 暴走ギアをひと息に薙ぎ払います。
マスターの手を離れた無数の暴走ギアたちは、攻撃するものに反応するようです。仕留めきれなかった何機かの重量級ギアの構えたバズーカが火を噴き、いくつものロケット弾がどしゅんどしゅんと、煙を引きながら飛び交います。
「ふふんっ。せこいダメージなんぞ、この重装甲で弾くのみっ!」
ロケット弾が次々に爆発し、もうもうと舞い上がった粉塵のなかから、ずずんっ! 現れるのはマンモスの操る、ぐれーと☆まんもす! その堅牢さときたら、ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしません。
「助かる! 俺のファイヤーガトリングは高威力だけど脆いんだ」
「ふふふんっ。存分に感謝すると良いのですっ」
不遜な物言いですけれど、マンモスと勇樹はクラスメートです。勇樹も彼女の性格は知っていたことでしょう。
「! 次が来る。俺たちはMEIJINを守るぞ!!」
「火力こそ正義、装甲こそ至高! さあガキども、私をリスペクトしやがれですっ!!」
大味に見えて、マンモスの操縦は緻密でした。右腕の大型ガトリングガンで、精密な狙いと予測偏差射撃による圧倒的弾幕を展開し、敵を寄せ付けません。
ジャッジメントのファイヤーガトリングと同時に放てば、銃弾の嵐が暴走ギアを呑み込み、またたく間に戦闘不能へ追い込みました。
ふたりの後方を守るのは、拓磨と影太郎。すなわちタクとA.T.Lawです。
「ふっ……飛べェッ」
かきーん! トリプルスリーのクギバットが炸裂し、ミリタリー風ギアを空へとかっ飛ばしたところへ、
「もらったぜ!!」
A.T.Lawのルナティックシェードが大ジャンプ。空中で右手の杖から光の剣を展開し、きらめく三日月の軌跡! 暴走ギアを一刀両断に斬り捨てました。
「おい、後ろ!」
タクの声が飛び、ルナティックシェードが振り返ると、肉薄するのは剣闘士のようなカプセルギアです。
弧を描いて振るわれるフレイルの一撃を左腕のシールドで受け止め、A.T.Lawはにやり!
「なんでルナティックシェードのシールドがボウガンと一体化してるか、教えてやろうか? 攻撃を受け止めると同時に、ゼロ距離でぶっぱなすためなんだよぉッ!!」
ががががが! 甲冑へ針山のように矢が突き立ち、トドメに光の剣を一閃。暴走ギアはなすすべもなく、ばたりと倒れました。
「囲まれないように、一体ずつ動きを止めるぜ!」
もちろん、タクも負けてはいません。
「分かってるよ。っと、借りるぞこれ」
飛んできたミサイルを、トリプルスリーはなんとグローブでナイスキャッチ! 流れるように投げ返し、大爆発!
さらには高速で駆け抜け翻弄することで、暴走ギア同士の射線を交わらせ、お互いの弾で同士討ちを誘う高度なテクニックまで披露。のめり込んだことにはとことん頭が回るタクは、ギアマスターとしても切れ者でありました。
「このまま、襲ってくるギアを迎撃するぞ!」
「「おお!」」
勇樹の呼びかけにA.T.Lawとタクが応え、陣形はさらに堅牢さを増しました。
円陣のなか、CAPGEAR MEIJINはやっぱり頭を抱えています。
「一体どうなってるんだ、こんなことは初めてだ……A.I.C.O.、教えてくれ、なにが起こってるんだ? A.I.C.O.?」
「あぶないでMEIJIN、頭下げといてや!」
奈々美がぐいと引っ張ったところにメイジンダーXのビームが走り抜け、MEIJINはひゃあと声を上げてかがみこみます。
慌てた拍子にすっぽ抜けた彼のスマートフォンが、マンモスの足元へ転がり落ちました。
「それにしても、原因はなんなんですかねー。真っ先に疑うべきはやっぱり、チートツールの使用ですか……、うん?」
マンモスはぐれーと☆まんもすの装甲に任せて攻撃を受け止めながら、それを拾い上げます。小首を傾げたマンモスの脇から、奈々美もそれを覗き込むと、
「なんや……これ?」
ヒントは、ぴかぴかと光る液晶画面のなかにありました。
明滅するそこへ、A.I.C.O.に表示されているべきバーチャルパッドはありません。
代わりになにやら可愛らしい、デフォルメタッチなイルカのキャラクターと見慣れない文字が、そこには踊っておりました。
「……『
MOD_OCEANVIEW
』……?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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