this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
21
つぎへ >>
●裏寝子温泉・大波小波ざぶんざぶん
猫鳴館の地下には、昨年掘り当てた温泉がある。赤みを帯びた含鉄泉で、水着着用の混浴だ。
ここも今日は解放して、ハワイ風に飾り付けらている。
「アロハー。水着の貸し出しはこちらです」
白い花の鮮やかなアロハシャツに、ジャージのハーフパンツ姿の
立花 深紺灯
が、更衣室前で、呼びかけている。地下の温泉はドラム缶風呂以上に盛況だ。混浴と言うのも受けているのかもしれない。
「ふぅ。温泉って蒸気で暑いね……」
深紺灯はアロハシャツの裾をリボンみたいに結び、ハーフパンツも裾を折ってみた。ぐんと夏っぽくなってすっきりだ。雪国育ちらしい白い肌や、おへそがちらりと覗くのもセクシーである。
それから深紺灯は手をメガホンのように当て、温泉の中で人力の人工波を起こす役を担っている
結城 永遠
に声をかける。
「結城先輩は大丈夫ですかー?」
温泉は、端の方を南国の海の絵が描かれたパネルで仕切ってあった。パネルは下の方に隙間がある。永遠はそのパネルの裏から草津の湯もみのような板を使ってざぶんざぶんと波を起こしているのである。湯もみ、といったが、あの板を横に持って、湯を押しやる感じになるので、重労働だ。
「ふっ、ふっ……大丈夫だ」
そうは言ったが、真っ赤なアロハシャツも、短パンも、汗としぶきでずぶぬれになっている。こまめに水分補給しておくほうがよいかもしれない。
「立花、ヤシの実のジュースとかないか? ペットボトルのジュースでもいいが」
「わかりました。大部屋から持ってきますね!」
「頼む」
言って、いままでより力強く湯を押す。
(波の加減がちょうどいいかどうか教えてもらえると助かるのだが、さて)
パネルの向こう側では……。
「ひゃっほー! 英二君、波来たよー」
野々 ののこ
が大はしゃぎだった。水着は黄色のワンピースタイプ。胸元にフリルがついている。
こんなこともあろうかと持参した水着を着た
佐藤 英二
も、永遠が起こした波を胸に受けて楽しんでいる。
次の波はさらに大きかったので、英二は思わず
「ビックウェーブだ!」
と叫んだ。
「ひゃー! 流される!」
「お湯が零れるー!」
(む、今のは強すぎたか)
きゃっきゃっきゃと聞こえて来る声を目安に、永遠は波の強さを加減する。
小さな波から大きな波へ。
大きな波のあとは小さな波へ。
「ハワイアン洞窟、の先に温泉? 猫鳴館に、温泉……あったんだ……!」
湯煙の中から
恵御納 夏朝
の声がした。
「夏朝ちゃん!」
同じ桜花寮の友だちの姿に、ののこがばしゃばしゃ近づく。
それから素っ頓狂な声。
「わ! 夏朝ちゃん、ふんどし!?」
なんと夏朝は、水着は持って来てないからと、ふんどしを借りて、胸元は手拭いで隠しただけだったのである。英二は両手で目を覆った。その間に、夏朝は湯の中に身を沈めた。
湯は赤胴色をしているので、夏朝の身体はよくみえなくなった。
「佐藤君。もう目をあけてもいいよ」
「う、うん」
ののこの水着姿もドキドキだったが、夏朝のふんどしには心底驚いた。
「私もふんどしにすればよかったー!」
ののこが夏朝に話しかけているのを聞いて、英二はぶくぶく湯に沈みながら思った。
(そんなことされたら心臓止まっちゃうよ)
「……ふぅ、気持ちいいね……。裏寝子温泉、初めて入るけど気持ちいいなぁ……!」
夏朝は心地よさそうに目を閉じる。
ののこが隣で目を閉じた。
「気持ちいいねー」
「桜花寮の準備もあるけど、ちょっと一休みしていってもいいよね?」
「僕らもそうだよ」と英二。
「折角なので、はわいにゃん(猫)鳴館を楽し……ってこれは大分無茶だった!?」
あはは、と笑い声があがる。
(表は楽しそうだな)
波を弱くして、永遠はふうっと汗をぬぐった。
深紺灯がヤシの実のジュースを手に戻ってきた。
「先輩、ほかの人と交代して、休憩に入ってください。けっこう重労働ですから脱水になったら困ります」
お客さんは大事だけどあたしにとって家族と呼べる猫鳴館のみんなはもっと大切。
押し付けはしないけれど、それが深紺灯の切なる気持ちだ。
「そうだな」
永遠は湯から上がって、仲間と交代した。こうやって交代しながらやっていけば、最後まで人工波を維持することができるだろう。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
21
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月19日
参加申し込みの期限
2017年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!