【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪｜リアクション

【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪

●エピローグ

　三寮祭を終えて数日後のこと。
　橘明里の元に一枚の絵が送られてきた。
　送り主は旅鴉月詠。
　開けてみれば――、

「わあ、この前の三寮祭の絵！　ハワイアンな猫鳴館の様子なの！」
　ハワイの戦士のヘルメットを被ったシラワキシーザー三世が鳶色彦扮する小人のメネフネと一緒に居たり。
　ハワイアン温泉や与作像やメカナマズさんが描かれていたり。
　ファイアーダンスやフラダンスをする人々が描かれていたり……。
　カオスな猫鳴館が凝縮された一枚である。
「みんな楽しそう。……嬉しいね」
　立花深紺灯が、じんわりと言って、さっそく大部屋に絵を飾った。
　ハワイを提案したミミ・アハユルも、それを見て感激して言った。
「こっちに来て1ヶ月。みんな優しいし楽しいことばっかり。ホームシックになる暇なんてないくらい」
「うん。よかった」
　深紺灯がミミをぎゅっと抱きしめる。
　ミミは心からこう言った。

「――ここが好きよ。みーんな大好き」

　
　廃寮になっても忘れ去られても、ここは愛すべき猫鳴館！
　もっとも忘れ去られるなんてこと、なさそうだけど。
　だってこんなに素敵な仲間がいるのだから！

＜了＞

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あとがき

担当マスター：笈地行
ファンレターはマスターページから！

三寮祭１日目、猫鳴館に遊びにきていただき、ありがとうございます。笈地です。

いや～～もう率直に。
みんなＧ料理を警戒しすぎ！（笑）
屋台は、わりとまともな料理が並んだんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか？

ハワイアンというアイデアも、私ひとりでは絶対出てこなかったと思うので
このシナリオが楽しく仕上がっているとしたら本当にみなさんのおかげです。

それでは、星ヶ丘寮、桜花寮も楽しんでくださいね。
笈地でした！

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