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\ オーバータイム!/
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『somnium』へようこそ!
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授業の終わりを知らせるチャイムが鳴って、
雨寺 凛
は大きく伸びをした。今日の授業はこれで終わりだ。
周りから聞こえる、トントン、と教科書を揃える音や、クラスメイトの話し声。その中に居るクラスメートに、凜は声をかけた。
「ねぇねぇ、アリーセちゃん! 放課後、時間ある?」
「時間?」
その言葉に、
黒依 アリーセ
は少し首を傾げる。そんなアリーセに、凜は「うん!」と大きく頷いた。
カバンを掴んでアリーセの机に移動すると、あのね、と笑顔を浮かべる。
「シーサイドタウンの近くにスイーツと雑貨のお店があるんだって! ソムニウムって言うんだけどアリーセちゃん、一緒に行ってみない?」
「ソムニウム? 噂は聞いた事あるわ」
その言葉に、アリーセは納得と、僅かな驚きを込めて頷いた。『somnium』は、実の所アリーセも行って見たいと悩んでいたお店だったのだ。
スイーツと雑貨のお店。雑貨も好きでケーキも好きなアリーセにとっては、1度で2度楽しめてしまう夢のようなお店である。
だから噂を聞いて、行って見たいと思ったものの、いまいち行動に移しきれなくて。どうしようかと悩んでいた時に誘われたのは、まさに渡りに船だったから。
もちろんと、喜んでうなずいたアリーセに、凜も嬉しくなってにこにこした。そうして仲良く出て行った教室の、すぐ隣の教室では
雨水 待雪
が、同じく『somnium』に行こうとそわそわ、席を立ち上がった所だ。
以前、
鬼久保 美桜
に付き合って貰ったお礼を、待雪はまだして居なかった。だから何かご馳走でも出来ないかと、思っていたところにクラスメイトが、何やら良いお店がある、と話しているのが耳に飛び込んできたのである。
スイーツやお茶もあるみたいだからのんびり話が出来そうだし、雑貨やお洒落なものも一杯あるらしいから、美桜にプレゼントをする事も出来るだろう。何か、彼女の気に入る物が置いてあれば良いのだが。
そう、そわそわ考えながら教室を出て、待ち合わせの場所に向かうと美桜はすでに待っていて、待雪が近付くと「……ん」と眼差しを上げた。それに何だか、ほっとする。
休み時間に誘ったら、美桜はこっくり頷いて、楽しそう、と呟いてくれていた。だから何か心配をしていた訳じゃなかったのだけれども、本当に楽しみにしてくれていたようだ、と思うとやっぱり、嬉しい。
だからにっこり笑顔になって、行こうか、と歩き始めた待雪に頷き、並んで歩き始めながら美桜は、別に良いのにな、とのんびり考える。美桜は楽しいから待雪に付き合ったのだし、わざわざお礼を、と言うのは逆に何だか申し訳ない気になった。
だが、お礼をしようとしてくれる待雪の気持ちは素直に嬉しかったから、ありがと、と呟く。呟いて、ちらりと待雪へと視線を巡らせると、きょとんとした顔になった彼は少しして、ふる、と首を振った。
そんなふうにゆっくり、まったり、のんびりとシーサイドタウンへの道を歩いて行く、2人とは対照的に校庭では、元気一杯に
後木 真央
が、
八神 修
へと力説を繰り広げて居る所で。
「だって真央ちゃん、放課後は猫ストーカーに忙しいのだ、あんまり陸上部サボると真面目人間の拓郎ちゃんに怒られそうなのだ。それにシーサイドタウン、あんまりおネコさまをお見かけしないから、早朝深夜の巡回コースからも外れてたのだ!」
「――それで?」
「でもでも、シーサイドタウンにおすすめ喫茶店があるそうなのだ! しかも夏みかんフェアをやってるらしいのだ、興味あるのだ! 修ちゃんも一緒に行こうなのだ!」
ぐッ、と強く拳を握って、真央はそう締め括った。勢いで拍手喝采をしてしまいそうなほど、それはそれは見事な演説(?)である。
真央の言葉に、聞いていた修はといえば、んー、と思案顔になった。そうして、ちょうどかかってきた携帯の着信に気がついて真央に断り、通話ボタンを押して。
『……八神くん?』
「――またなのか、志鳥」
『え、えへへ……』
スピーカーから聞こえてきた声に、はぁ、と大きな大きなため息を吐く。以前、志鳥 紫乃が転校初日から学校に辿り着けないという事件が発生した――ようは迷った――時、見つけた彼女に『また迷った時には呼ぶように』と携帯番号を交換して以来、時折、こうして助けを求める電話が掛かって来るのだ。
とはいえ、迷子のうちの半分は誰かに助けを求めることも忘れ、ひたすら歩き回って居るので、今日はまだ良い方だ。そう思いながら紫乃に、周りに見えるものを教えてもらって今の居場所を予測する。
そうして「俺が行くまで動くなよ」『はい、待ってます!』と、いつもの会話をして電話を切ると、聞いていた真央がひょい、と首を傾げた。
「何かあったのだ、修ちゃん?」
「悪いけど、たった今用事が入った。志鳥がまた迷ってるから、迎えに行く」
「む? 紫乃ちゃんセンパイが迷子なのだ?」
「ぇ? えと……志鳥さん、また迷子になったんですか?」
その言葉に、やはり同じ時に彼女を探して走った真央と、たまたま通り掛かってその言葉を聞いてしまった
白浜 渚
が、同時に声をあげた。ちなみに渚も以前、同じく転校初日の紫乃を探した1人だ。
分厚い眼鏡の下で顔色を青くして、渚はおろおろと辺りを見回した。
「た、大変です……さ、探さないと……」
「いや……いや、そうだな。志鳥の事だから、待ってろと言ったのを忘れて、移動してるかもしれないし」
「い、移動……?」
渚の言葉に、居場所は解っているのだと首を振り掛けた修は、小さなため息と共にそう告げる。実際、紫乃が大人しく待っていた確率はだいたい、2分の1だ。
もしかしたら探し回る事になるかもしれないし、人手は居た方が良いだろう、と渚と共に紫乃待つはずの場所へと向かう、修の背中を見送って、うにー、と真央は小さく唸る。修に会う前に、やっぱり友達の
桜庭 円
も誘ったのだが、にゃーくんとお散歩に行くからと断られてしまった。
となると単身、シーサイドタウンに向かうか。綺麗で便利すぎて、だからあんまり行かない場所だけれども、せっかく素敵なお店があるというのに行かないのはもったいないし。
「よーし! 真央ちゃん1人でも行ってみるのだ!」
ググッと拳を天に突き上げて、気合を入れると真央は真っ直ぐ、シーサイドタウンに向かって全力疾走で走り出した。その後を追いかける怒声が、聞こえたとか聞こえなかったとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月10日
参加申し込みの期限
2013年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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