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●ラーメン店『猫島軒』&薬局『アネモネ』訪問販売
あやめと同じように、
ラーメン店『猫島軒』
の看板娘・
畑中 華菜子
も孤軍奮闘していた。
(商店街のおじさんおばさんも、うちのお父ちゃんもお母ちゃんも、いつもお店が忙しいから、ゆっくり休めてないアル。だから、今日1日ぐらいは、バスツアーをのんびり楽しんできて欲しいアル)
両親から惜しみない愛情を注がれ、まさに優しい娘に育った華菜子。
朝、心配する両親に、華菜子は胸を叩いた。
「お店の事は私に任せるアル。
私だってゆくゆくは猫島軒を継ぐつもりアル、これぐらいどうってこと無いアル!」
不安が無いわけじゃない。
店を切り盛りする苦労は、ずっと手伝いをしてきた華菜子は、よく知っていた。
「私は、まだまだ未熟者アル」
華菜子は自分の限界をよく理解しており、普段なら人気の しらすラーメンをはじめ、他店とのコラボ商品など豊富なメニューを誇る猫島軒だが、今日は餃子一本に絞っての営業をする事に決めた。
一人で色々なメニューを出すのは、仮に出来たとしても、客を長く待たせてしまう。
そして無理をすれば、そのしわ寄せが、どんな失敗に繋がるかわからない。
両親が守ってきた店の評判は、落とすわけにはいかない。
かと言って閉めてしまうのは、来てくれた人に申し訳ない。
「うちの店はラーメンだけじゃないアル、餃子も美味しいアルヨー。
餃子を沢山作って、皆に食べて貰うアル。
飲み物と白いご飯は用意出来るから、食事としてもきっと何とかなるなる!」
こうして、店長不在の猫島軒はスタートを切った。
「折角の日曜日なのに、気持ちよすぎてお昼前まで寝ちゃったよ……」
しょぼーんと、
千鳥 雅人
のアホ毛がヘタレる。
ぽかぽか……というより、むしろ暑いのだが、のんびりな雅人にはいい陽気。
何より、休日に惰眠を貪る程の、極楽はない。一人暮らしの気楽さに、雅人はたっぷりと身を委ねていた。
しかし成長期の少年は、おさぼりの代償で空腹に苛まされる事になる。
寝てしまえば、空腹も忘れられるなんて言うけれど、何事にも限界がある。
雅人もそう。空腹に追い立てられ、泣く泣くお布団に別れを告げて、着替えて家を出た。
「お腹が空いたけど、ご飯の準備なんて出来てないし、夕御飯の材料もないし。商店街にレッツゴーだよっ!」
大きな欠伸をしながら、やって来た参道商店街。
とろんとした目で見渡せば、あちこちからいい匂いが漂ってくる。
その中で、特に主張が強かったのが猫島軒の、餃子の匂いだった。
「よーし、決めたっ! 今日のランチは『猫島軒』!」
お腹をぐーぐー鳴らしながら、敷居をまたげば、てんてこ舞いする華菜子の姿。
日ごろからお客様を大切にする猫島軒。
ひょっとして両親から話を聞き、華菜子を心配して街の人も様子見に来ているのだろうか?
餃子一本になっても、お昼時は顔見知りの客が多く訪れ、華菜子がのんびりする暇が無いほど盛況だった。
常連客は後から来た客から、勝手に注文を取って手伝ってくれるし、飲み物くらいなら出してもくれた。
それでも必死にならざるを得ないほど、今日は忙しい。
華菜子が餃子にメニューを絞ったのは、まさに大正解だった。
もしあと一品あったら、華菜子一人では、とても店が回らなかったろう。
「いらっしゃいませアル! 今日は餃子しか出せないけど……大丈夫アルか?」
洗い物を片付けながら、よく通る声で雅人に尋ねれば。
「え、そうなんだ? 今日は餃子の日なんだね! うん、大丈夫だよ」
雅人は驚いたものの、空いていた席に腰掛けて、大盛りを注文した。
「毎度ありアルー!」
声と同時に、キッチンタイマーが自己主張する。
業務用の鉄板から、大きな蓋を持ち上げると、餃子は綺麗に焼き目がついている。
華菜子は満足げに頷いた。
「お待ちどう様アル。餃子、一個サービスしといたアルよ」
「わあ、いいの? ありがとう!」
早速、箸を割って頬張ろうとした雅人を、華菜子が止める。
「まず、お冷を飲むアル」
「え? うん……」
不思議に思いながらも、華菜子の言うように冷たい水を含んでから、餃子をぱくり。
すると熱い肉汁が一杯に溢れて、雅人を驚かせた。
「わわ、外はパリパリなのに、すっごいジューシー!」
「口の中を火傷する人がいるアルよ」
困ったように笑いながら、忙しく厨房に消える華菜子を見送りながら、雅人は餃子をお腹一杯楽しむ。
「こんにちわー!」
ややして、
屋敷野 梢
も猫島軒に現れた。
「梢ちゃーん、いらっしゃいませアルー!」
「あ、やっぱり華菜子ちゃん一人でしたかー。高校生はお留守番の運命なんですねー……なんちゃって」
梢は夕飯に中華料理を考えていた。
しかし餃子を一から手作りするのは、なかなかに大変だ。
手っ取り早く、猫島軒の生餃子を購入する事にした。
「アルちゃん、餃子は今日もやってます―?」
「もちろん! ……というか、今日はそれしかやってないアル」
「おっと、それはナイスタイミングでしたねー。じゃあ、お持ち帰り2人前で!
その前に、餃子焼く時のコツとか、じっくり見させてもらいますよ―!」
「わかったアル、梢ちゃんもこっちにどうぞ……散らかってるアルけど……」
厨房に入っていった梢は、あまりの惨状に驚く事になる。
食器がシンクどころか作業台にまで山になって、いつ傾れが起こっても、おかしくない。
「こ、これはアルちゃん大変ですねー……私も、洗い物手伝いますー」
「うう、ありがとうアル……お皿が足りなくなるところだったアル……」
「友達のためですから、任せてくださいー」
そうして梢の助太刀もあり、猫島軒はどうにかお昼の危機的状況を乗り切る。
「餃子美味しかったよ、ご馳走様ー! 華菜子ちゃん、お店番頑張ってねー!」
「アルちゃーん、ファイトーですよー!」
「来てくれてありがとアル!」
梢と雅人、クラスメイトの二人が鮮魚店へ向かい、猫島軒には夕方までひと時の休息が訪れた。
クタクタになった華菜子は、
毒島 林檎
から躊躇せずニャポDを購入した。
「よーし、これで夜も頑張るアルー!」
「大変そうだな……ま、何かあったらアネモネにも来てくれ。
今の時代はセルフメディケーション、薬剤師が何でも相談に乗るから(無理して倒れないでねー!)」
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担当ゲームマスター
メシータ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月31日
参加申し込みの期限
2013年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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