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●お好み焼きの店『うさぎ屋』
「い、いらっしゃいませ! あ、お友達連れですか?
えっと、てーぶる席は一つだけなんです、それでも良ければ♪」
大田原 いいな
は、まだムチムチお姉さんのままだった。
だが彼女は、前向きだ。状況を生かして『ばいと』に専念しており、お陰で
うさぎ屋
は盛況だった。
御剣 刀
、
橘 勇
、
弘明寺 能美子
、
橘 千歳
がビラ配りで貢献してくれたのも、大きい。
彼らは今も、他店への『まかない届け』や交代でのビラ配りを行っており、店主が留守でありながら、うさぎ屋の本日の売り上げは期待出来そうだ。
「繁盛してるな」
テーブル席が空いていたのは、僥倖だった。
綾花、修、あおいがテーブル席に腰を下ろすと、いいなが鉄板のコンロに火をつける。
「めにゅー決まったら、知らせて下さいね!」
「ここの名物って、豚玉よね?」
「ああ、そうらしい。せっかくだから、名物を食べてみるか?」
「じゃあ、私も豚玉にします」
「皆、お揃いだね」
「ありがとうございます、豚玉3つですね♪」
うさぎ屋の名物の豚玉が運ばれて来れば、楽しい焼きタイムだ。
お好み焼きとタコヤキはどっちが好きかとか、大阪風と広島風は? 等、修が話を振って、あおいもそれに答える。元々、細かい事を気にしない性質の彼女は、それらの“あおいにとってはささいな”違いについて、気にしたこともなかったようで、どれも好きというおおらかなイメージしか持ち合わせていなかった。
「あおいちゃんらしいですね」
「そうかな? でもどれも美味しいよね」
かわいく舌を出す、あおい。
(七夜も、混ぜて焼くのならいけるかな?)
修が、料理が不得手な あおいの様子を盗み見る。
あおいは綾花と共に、豚玉の大きさに目を見開いていた。
「これ、二人で一つでも良かったですね」
「うん……」
「食べ切れなかったら、持ち帰りも出来ますよ♪」
いいながフォローし、少女達も安堵した。
鉄板に具材を落とし、お喋りしているうちに、豚玉も次第に火が通ってきた。
「そろそろ、返しても平気かな?」
あおいが果敢に、ヘラを掴んだ。
……べしゃ。
ボリューム満点の豚玉は、返す時 重さに耐え切れず、真ん中で見事に割れてしまった。
「あーん、失敗しちゃったぁ……」
「タイミング、ちょっと早かったかもしれないですね。どんまいです、あおいちゃん」
「なに、多少崩れても味は同じだ」
「うんうん、修くんの言う通りです」
「うさぎ屋の豚玉の味は、儂が保証するのじゃ! ……じゃないっ、私が保証しますよ♪」
ムチムチお姉さんが何か自爆し、三人は一寸きょとんとしたものの、たっぷりとソースを塗った豚玉を頬張る。
「ホントだ、美味しい~! お好み焼きって、久しぶりかも」
歓談しながら、修はタイミングを見計らい「実は……」と、鞄から猫アップリケの紙袋を取り出した。
「わあ、何ですかそれ、かわいいですね」
「ホント、何か修くんのイメージと違うかも」
指摘されて、赤面する。
「いや、七夜に似合うと思ったので……」
「え? 私に?」
小首を傾げる、あおい。
「その、こないだ美術の授業で
猫マグカップ
を作ったんだ、良かったら……」
「修くんが作ったの? あけてもいい?」
「ああ、もちろん」
包みを開ければ、手作りの温かみのある、猫の形のマグカップ。
あおいの判定は、やはり「かわいい」だった。
「でも……せっかく作ったのに、私がもらったら悪いんじゃ?」
「そんな事はないよ。作ってみたのはいいが……俺が持つには、あ~……かわい過ぎるだろう?
七夜がもらってくれたら、俺も助かる」
苦しい言い訳だ、と自分でも思う。
本当は最初から、一ヶ月先のあおいの誕生日プレゼントとして渡すために、作ったものなのだから。
あおいはマグカップと修の顔を、交互に見ていたが。
「そっか、じゃあ遠慮なくもらっちゃうね。ありがとう、大事に使わせてもらうね」
やった! 修が心の中で、ガッツポーズをしたのは言うまでもない。
(少し早いが、ハッピーバースディ。七夜)
こうしてマグカップは無事に、あおいの手に渡ったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月31日
参加申し込みの期限
2013年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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