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参道商店街をもりあげろ!
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●おいでませ参道商店街
燦々と降り注ぐ、日差しも眩しい6月。
旧市街の顔、参道商店街の雰囲気は、朝から浮き足立っていた。
「いってらっしゃーい! 今日は日曜だから、晩御飯は腕によりをかけますよー。
しっかり楽しんで、ちゃあんとお腹を空かせて帰って来てくださいねー?」
ハキハキと元気な声を上げると、綺麗に二本に編んだ髪を揺らし、
屋敷野 梢
は遠くなっていく観光バスに手を振った。
バスの窓からいつまでも孫娘に手を振り返す祖父を、ちょっぴり背伸びして見えなくなるまで見送る。
ずっと楽しみにしていたバスツアーだけれど、本日は強行軍。高齢な祖父は、動き回って疲れてしまうだろう。夕食は、ちょっと豪華にしてねぎらってあげなきゃ。
おじいちゃん想いの梢の事、今日は気合が入っている。
「でも買い物をするには、まだ少し早い時間ですねー?」
どこかで時間を潰せると、いいんだけど。梢は、ほてほてと歩き始めた。
●茶屋『紗之香』
くるくるよく動く、梢の大きな瞳は緑色。
その視線が商店街をぐるりと巡って、
紗乃恭 玲珂
の切り盛りする
茶屋『紗之香』
で止まった。
テーブル席もあり、開放的な店内は照明が控えめで、落ち着いた雰囲気だ。
(わぁ……日本茶のいい香り)
ここもやはり、まだ準備中のようだが、蝶が花の香りに誘われるように、足は自然とそちらへ向く。
外の眩しさに比べ、薄暗い店内に不思議な安堵を感じ、入り口で立ち止まった梢に、玲珂が顔を上げる。
「いらっしゃいませ」
「まあ、お客様? いらっしゃいませ。あの、まだお店……」
臨時でお手伝いに来ていた
天満 七星
が、梢に気付いて早速駆けつけて、言いよどむ。
七星はシックな紫の袴姿。
由緒正しいお嬢様の風貌で、困ったように小首を傾げた様が清楚で愛らしい。
茶屋の店先にいるのが、いかにも相応しく感じた。
「あ、ごめんなさーい! お茶のいい香りがしたから。やっぱりまだ開店前でしたか?」
お邪魔しました、と立ち去ろうとする梢を、玲珂が手で制した。
その動作はあまりに自然。初対面の人は誰も、彼女が盲目だと気付かないだろう。
「構いませんよ、七星ちゃん。お客様をお通しして」
おっとりと玲珂が言い、七星もほっと笑みを浮かべる。
「はい、玲珂さん! どうぞ、お客様。お茶をお出ししますわ」
「え、本当にいいんですか?」
梢の戸惑いに、玲珂は静かに頷く。
「朝の早いお客様には、いつもそうして くつろいで頂いていますから」
「じゃあ、遠慮なく……」
七星に案内され、梢は和テイストの椅子にちょこんと腰掛けた。
準備中にも関わらず、クリンネスがしっかりなされ、店内はきちんと整えられている。
全てのものが、あるべくして そこに存在するように。
玲珂が手元も見ないのに、流れるような所作で試飲用のお茶を淹れ、七星が若干緊張した様子で、梢に差し出した。
「ありがとう、七星ちゃん」
「そんな、とんでもありませんわ」
品良く微笑みを交わす二人に、礼を言って湯飲みに口をつければ、熱過ぎず頃合だ。
(いいお店……ここに居ると、まるで違う世界に居るみたい)
玲珂の茶屋では、ゆったりとした時間が流れる。
小さな蝶が羽根を休めるように、梢はしばし、優しい流れに身をゆだねた。
●お好み焼きの店『うさぎ屋』
梢と並んでバスを見送った、
お好み焼きの店・『うさぎ屋』
の
大田原 いいな
は肩を落とす。
「本当に行ってしもうた……叔母上も叔父貴も居らぬ、儂1人で店番かや……。
準備は自分で出来るから、良いんじゃがのう」
開店準備のため、キャベツを刻みながらひとりごちる。
そう。いいなを始め、商店街の人達を日帰りバスツアーへと送り出した若者達は、その間の留守を守るために奮闘中だったのである。
店主である、いいなの叔母はヤンチャをしていた割には……いや、ヤンチャだったからこそか、こういう人付き合いは大切にする方だ。
そして元より居候である いいなに、拒否権などあるはずがなかった。
いいなも別に、労働を厭うわけではない。
ただ過去のトラウマのせいで、一部を除いた男性を苦手としているのが、接客業ではいかんともしがたい。
そして彼女のろっこん【TRANSMUTE】は、心拍数が100を超えると、いいなを魅力的な大人の女性に変身させてしまい、嫌でも男性の注目を浴びてしまう。
それが最近の彼女の、悩みの種であった。
だが――、いいなは包丁を止める。
テオが世界を
灰色に切り分けた日
に、
貰った言葉
が彼女を勇気付けていた。
『性別は気にするな。いいなであることには、変わりはない』
あの言葉のお陰で、女性らしさが顕著な大人の姿になっても構わない、と少し吹っ切れるようになった。
「よし、こんな機会じゃ、今日は少しでも多くの人に、うさぎ屋を知って貰えるようにするのじゃ!
まずは宣伝を担っている、
御剣 刀
殿に頼みに行ってくるのじゃ!」
前掛けを外すと、いいなはメニューをプリントした紙の束を抱えて、勇んで店を飛び出した。
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月31日
参加申し込みの期限
2013年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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