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8000文字探偵
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■ゲーマー探偵、
仙藤 蒼
!
「やっぱりマンボウくんが犯人なんじゃないかなあ」
「自白も……してるし……」
サキリが血まみれのナイフでダーツをして遊ぶ中、皆の意見が一致しはじめた……その時である!
「そろそろ私の出番みたいね!」
VRゴーグルを被った蒼が外から窓をガラッとあけた。
両手でおろおろ手探りしながら窓をよじのぼり片足でさぐりさぐりしながら室内に入ると、ゴーグルを外す。
「正直ここで終わってもリアクション一本分の分量としては充分な気もするんだけど、このままだと私の出番が足りなくて残りいっぱい『アオイ社長のゲーセンDX』になりかねないわ!」
蒼はちゃきっとなんかのゲームパッドを握ると、決め顔でカメラに振り返った。
「この簡単な事件……残り千文字くらいは伸ばしてみせる!」
正直もう分量充分なリアクション。
それを出番一人分は稼ぐ名探偵、
仙藤 蒼
。
人呼んで八千文字探偵。
次々と浮かぶ容疑者、こじつけられる動機、実はアクションにひと文字だって書いてないのにアドリブで入れられている突飛なアクション。
かくして真相はわかるのかわからないのか。
現在、約一万文字です。
「あなたがこの現場へ最初に訪れた探偵ね」
「ああ、その通り。人呼んで黒猫探偵……名は
八神 修
。こっちは相棒のブラックさ」
一挙手一投足でイケメンの限りを尽くす修。蒼は直感に目を光らせた。
「生徒会副会長も務める名門八神家のご子息……けれど知名度では背景が一切ないサンマ先輩が勝っていることに嫉妬した、なんてことはないかしら」
「はは、冗談だろう? 俺が嫉妬? ばかげてる」
探偵モノで最初に疑われるイケメンみたいなムーブを全力でしてくれる修に、蒼はやれやれと首を振った。
「では
伊藤 美緒
さんと
伊藤 緑
さん……」
「なによ」
「別に疑われる要素ないわよ私たち」
腕組みをしてアシンメトリーに立つ美緒と緑を前に、蒼は眉間を指でトントンとやる仕草をした。
「二人とも伊藤が被り、明るくてスポーティーなキャラも被っていることから口論になり、なんかの弾みでサンマ先輩を刺してしまったということは?」
「なんかの弾みってなによ!」
「かぶってないわよ! ちょっと同じ画面におさめるのやめなさいよ!」
「ステレオ! ステレオで怒るのやめて!」
耳を塞ぎ、バッと振り返る蒼。
「じゃあ
工藤 来夢
さん!」
「じゃあってなによ」
横で鬼の形相してる編集さんににらまれつつ原稿を仕上げる来夢。
「ここぞとばかりにねじ込んだ『せやかて工藤』のネタが初登場時以来全く使われてないことに嫉妬して」
「それ関係ないじゃない。あとマンボウくん殺された後の話じゃないのよ」
「くっ……ということは
サキリ・デイジーカッター
さん……は別にいいか」
顔に目撃者って書いてある人を縛って吊るしてる最中のサキリがぴたっと動きを止めたが、蒼はそれをガン無視した。
「
椿 美咲紀
さん。なにげに食いしん坊キャラのあなたはサンマ先輩を見てつい食欲がわき、お刺身にしたくなったということはない?」
「流石にないのです。私ジョーシキ分かる子なので」
「言われてみればそうね」
焼きそばパンはむはむしてる美咲紀に、蒼はうーんと唸りながら腕組みした。
「
鳴神 師呉
さん、あなたはどうかしら。アイコンもフリイラもあるけどプロフィール表示用のイラストがないあなたはNPCにも関わらずイラスト盛りだくさんのサンマ先輩を嫉んで……」
「いや、俺あんまりそういうの気にしないから」
「気にしないんだー」
顔の前でぱたぱたと手を振る師呉。
チャッと振り返る蒼。
「じゃあ
新田 樹
さん! 自作したイラストは盛りだくさんだけどまだ全身イラストがないせいでガイドTOPにのれないことを……!」
「私もそういうのまだ気にしないから」
「気にしないんだー」
空振りが続く蒼。
悩みに悩んで身体がのけぞり始めたその時。
「こんがらがったようね」
「その声は――ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ先輩!」
「マリエッタよ」
おっとりと笑う
マリエッタ・ラシュリエ
。
「落ち着いて考えればわかるわ。もう一人だけ居るでしょう、容疑者が」
「容疑者……そうか!」
蒼はハッと目を見開き、そしてスローモーションで振り返った。
「犯人はあなたね……マンボウくん!」
「うん」
「知ってた」
手錠をかけられ連行されるマンボウくん。
それを見送り、蒼はサングラスをチャッとかけた。
「事件は解決したわ。私の出番も確保して、他のキャラたちのおさらいもした。もうこれ以上……伸ばすべき尺はないわね」
振り返ると、探偵たち(と、血まみれのナイフを丁寧にタオルで拭いてるサキリ)がいた。
「さあ皆、打ち上げ……いいえ、あとがきコメントよ!」
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あとがき
担当マスター:
青空綿飴
ファンレターはマスターページから!
いつものテンションを盛大に外れてメタと不条理の限りを尽くした今回、いかがだったでしょうか。
しかしあとがきに伸ばすべき尺などございません。ここはいっそ手短かに……。
またの探偵シリーズ(多分もうない)でお会いしましょう、ごきげんよう!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月15日
参加申し込みの期限
2017年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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