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\ オーバータイム!/
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SIRASU
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鬼気迫る表情のアリサにも、店員はへらへらと応じている。まるでしらすを推さないと一族全員皆殺しにでもされるのではないかというくらい、店員は頑なに、何かに突き動かされるようにしらす丼を推してきた。しらす、しらすと店員が連呼するにつれて、いつの間にか店の中に居た屈強な男たちも、
しらす、しらす、しらす……♪
と歌い出す。アリサはとうとう怒り出して、ドンっとテーブルを叩いた。
「しらすなんかいらないから! とにかく生姜焼きを持って来なさい!」
「いや~ですから~」
店員の態度に、アリサはもう何を言っても無駄だということを悟る。それならばもう別の店にいくしかない。アリサは席を立って、もういいとばかりに店を出ようとした。すると、先程までアリサの耳に聞こえていた歌声が止み、代わりに背中に鋭く視線が突き刺さるような感覚を覚える。アリサはそれに振り向くと、屈強な男たちが険しく自分を睨んでいる光景を見た。その禍々しさにぎょっとする。言葉こそ聞こえないが、あの男たちに『黙ってしらす食わんかい!』と言われている気分に、アリサは襲われた。
「……わ、わかったわよ」
「おおっ」
「しらす丼ひとつ、大盛で」
その視線の迫力に気圧されて、アリサは諦め、とぼとぼと席に戻る。そしてまだそこで待っていた店員に、しらす丼を頼んだ。店員はぱっと表情を明るくして、注文を取る。
アリサは一度しらす丼を食べると腹を決めてからというもの、先ほどまでの意地が嘘のようにしらすが食べたくて仕方が無くなった。店員が奥に引っ込んでから、そわそわとしらす丼が来るのを待っている。早く来ないかな、と思い始めた頃に、アリサの前にコトリとしらす丼が置かれた。しらすが炊きたてのごはんの上に山盛りにされているのを目の当たりにして、アリサはもう我慢できなくなる。さっと卵を割って醤油をかけ、見かけによらずという冠詞がつきそうなくらいに、豪快にかきこむ。美味しい! そう思っていると、どんぶりがあっという間に空になった。
白露はあれこれいろんな場所を見てきたが、どうもあの男たちに関して何も情報がないことが気になる。何をきっかけとして現れたのか、そんな話もない。ただ、いつの間にかいたというのを聞くばかりだ。ただ、客がしらすを美味しそうに味わっている間にいなくなっている……という話がなんとなく引っ掛かった。
むろん、情報がないのも情報だが――白露は腕を組んで考える。解決に向けて面白いことをしてくれそうな人もいなさそうだし、ある程度楽しんだら帰ってしまおうか。そうも思った。
おいしいしら~す♪
歌が聞こえる。白露はまたその出どころまでふらりふらりと歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月13日
参加申し込みの期限
2017年11月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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