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九夜山の登山道入口に今、一人の少女がいる。彼女の名は
島崎 嘉織
。
研究者気質で植物や生き物など、自然が好きな彼女はここ最近、この周辺に珍しい鳥が現れると聞いてやって来たのだ。
嘉織は頭にキャップを被り、長袖のシャツの上にベスト。手にはグローブ着けて、更に方位磁針付き腕時計。下はハーフパンツにトレッキング用タイツとトレッキングシューズという出で立ち。
鳥を観察する為の双眼鏡と資料として写真を撮る為のカメラはそれを固定する為のホルダー付きで用意。勿論、用意しているカメラは静音シャッター機能搭載である。
更にはフィールドノートと筆記用具、地図のような観察の為に必要な物、そして、雨具、水筒やタオル、ジップロックの袋等野外活動に必要な物と凡そ必要そうな物は全て持ってきていた。
つまりはこの鳥調査とその観察。嘉織は本気なのである。
「何故今ここに珍しい鳥たちが集まっているのか……。調査して解るとも限らないけど、気になったならばまずはやってみる。それに謎の多いナナイロツバメも観測できるかもしれないし」
ナナイロツバメとは、世界的にもとても珍しい鳥として知られている。
その姿格好はツバメに似ているのだが、何分姿を見かける事が珍しい為、生態などもツバメに似ているのか不明なのだ。
(あれは……ベニバト、かな)
嘉織が物音を極力立てないように移動していると、彼女から少し離れたところにある木の枝に一羽の鳥がいるのが見えた。
ここに来る前に現在この周辺で確認された珍鳥のデータは全て頭に入れてきていた嘉織には、それがベニバトである事が解った。
(ベニバト。本当に羽や胴体が赤い)
ベニバトは嘉織の存在に気付いているのかどうか解らないが、少なくとも逃げ出す素振りは今のところ見せていない。
暫くの間カメラで写真を撮ったり、ノートに記入したりと観察を存分にする。
(それにしても、滅多に見られない鳥が見られるのは嬉しいけど……。やはり何が原因か気になる)
野生動物というのは普段取らない行動を行う場合、何かしらの原因がある場合が多い。
良くある話としては、地震のような災害を動物達本能で察知するという。
これについては、本当に察知できるのかどうかは未だ解明はされていないが、地震が起きる前に避難する動物がいるというのは確認されている。
もしかしたら、今回のこれも鳥達が何かを察知した事によってここに集まってきているのではないか? そう、嘉織は考えていた。
(自然や野生動物にとって脅威になるもの……。いや、違う。彼らはここに集まってきている。特に攻撃的でもない鳥が自分から脅威に向かうとは思えない)
勿論、この島においてそういった現象の原因としてはもれいびやろっこんの可能性が高い事は彼女とて十分に承知している。
しかし、真面目な研究者気質であるが故に最初からそれだと決め付けずに嘉織はありとあらゆる可能性を考慮にいれていた。
(よし。そろそろ行こう)
次なる鳥を探すべく嘉織は移動を開始する。
暫くの間、嘉織は時間をかけてゆっくりと周辺を隈なく探索していた。
鳥達の数、行動エリアなどを記録し、鳥達の姿や行動を良く観測しつつ、写真を撮ったり、落ちている羽根を採取したり、ノートに記録したりと。
「ッ!?」
そこに一羽の鳥が飛んで行くのが見えた。それはまるで鳥の飛ぶ様というよりも虹が飛び去って行くようにも見えた。
(今のは、まさかっ!)
慌てて飛び去った方へと視線を向けるも、木々が邪魔になってその行方を追う事は出来ない。
(あれが……ナナイロツバメ?)
ナナイロツバメらしき鳥が見えた方へと歩いて行くと、ふと嘉織は地面に見慣れぬ羽が落ちている事に気付く。
それは見る方向を変えると色が変わって見える羽だった。
(やはり……。あれが、ナナイロツバメ。今回観測できる鳥類の中では一番謎の多い種類だ。これが他の種を呼んでいる、という可能性もあるだろうか)
まるでこの世の物とは思えない程幻想的な姿に、嘉織はそんな風に考えてしまう。
(暫くここに通うのは決まりだな。ナナイロツバメも絶対観察したい!)
嘉織はナナイロツバメに魅了されたようにそう決心するのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月07日
参加申し込みの期限
2017年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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