this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
バードウォッチング
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
葉利沢 倫理子
はふと窓から外を見た。
穏やかな日差しが心地良さそうに見える。倫理子は元々そこまで外に出る方ではないが、病気療養明けという事もあって今ではそれに拍車をかけている。
だけど、この日差しには心惹かれるものがあるようで、少しだけなら外へ出てもいいかもしれないと思い始めていた。
外に出る気にはなったとは言えども、今思い立ったわけだから当然どこかに行くか決めているわけではない。
そこで倫理子は、そう言えばと学校で九夜山辺りが話題に出ていた事を思い出した。
「九夜山を歩きに行くのも良いかもしれないわね」
もう一度、外へと目を向ける。そこには先程と変わらない光景が見えていた。
倫理子は今、山歩きに適した服装で九夜山を歩いていた。双眼鏡の他に弁当と水筒を持参して、登山道入口から道なりに歩いているのだ。
但し、その歩みは女性という事を考慮したとしてもゆっくりであった。
倫理子にとって身体の調子が良くないのは今に始まった事ではない。だから、歩くにしても出来るだけ身体の負担にならないようにしているのだ。
それにこの方がかえって周囲の景色などをじっくりと見る事が出来る。
足を止めて九夜山に広がる自然をジッと見る。現在見ているのは倫理子だ。だが、それは同時に彼女の中にいるもう1人の倫理子であるMaliceも見ているという事だ。
倫理子は思う。果たして、今自分が見ているものはMaliceにはどのように映っているのだろうか?
(ねえ、あなたにはこの景色はどう見えるの?)
心の中でMaliceに問うてみても返事はない。
ある筈もないのだ。それは倫理子にも解りきっていた事であった。何故なら、最初からMaliceにとって倫理子は消去すべき存在なのだ。
止めていた足を再び動かす。先程同様にその歩みはゆっくりだ。その歩く様はまるで自らの終着地点は解っているとでも言うかのようであった。
「ふぅ。こんな風に山を歩くのなんて久しぶりだけど中々疲れるわね」
確かに倫理子は疲弊感を感じていたが、それでもこうして来てよかったと思っていた。
見かける鳥はどこの山にもいそうなものばかりだが、それでも自然の動物を見ていると何となく心が和んでいく。
「あら? あの鳥は、鳩にしては、赤い?」
それは倫理子は知らなかったが、ベニバトと呼ばれる鳥である。本来ならばこの島にはいない筈の鳥だ。
「これはもしかして珍鳥なのかしらね」
良いものが見れたと言わんばかりに倫理子の声が少しだけ弾む。
このまま時間をかけてゆっくりと歩こう。そして、最後は温泉に立ち寄って汗でも流して帰ろう。
倫理子は本日のこれからの予定をそのように決めるのであった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
バードウォッチング
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月07日
参加申し込みの期限
2017年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!