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「メリィちゃん! ナナイロツバメっていう鳥を見つけると願いがかなうんですって! 私達も探してみましょう!」
とある放課後、
リリエル・エーテライト
はつい先程聞いてきた話を友達である
メリィ・ランページ
に話していた。
「ナナイロツバメ?」
「はい! 何でも、今そういう鳥がこの島に来てるんだそうですよ!」
リリエルの話を聞いたメリィはナナイロツバメとはどんな鳥だろうかと頭を悩ませる。
ツバメと付いてるくらいだからきっとツバメに近いのだろうなとは思うのだが。
「ナナイロツバメどんな鳥でしょう、願い事が叶うっていうくらいですしきっと綺麗な鳥なんでしょうね!」
「きっと、ナナイロっていうくらいだから、七色に光るんだよ! たぶん!」
悩んだ挙句に出した答えがリリエルへの返答であった。因みに根拠は全くない模様。
「よーし、ナナイロツバメを探すぞー! おーっ!」
「メリィちゃん、見つけれるようにがんばリリエルです!」
「うんっ、がんばリリエルだー!」
今から見つけれるように気合を入れる二人だが、その掛け声は一体何なのか。二人の話が聞こえた幾人かの生徒達はそう思ったが、二人はその疑問に答える事はない。
それはもし、仮に聞いたとしてもきっと、がんばリリエルですよ! と、返ってくる事は解りきっていたからかもしれない。
「ここら辺?」
「はい! 何でも夜山の登山道入口とか耳福池、寝子温泉の辺りで目撃されてるみたいです!」
「よし。じゃあ、ここら辺を散歩してみよー」
「はい!」
リリエルとメリィの二人はそれぞれある程度山を歩くのにも不自由しない恰好で、最近珍鳥が良くいるとされる九夜山周辺へと来ていた。
リリエルなどはメリィと一緒に食べる為のお弁当もしっかりと作ってきている。
ナナイロツバメを探すという目的はあるが、気分は楽しくピクニックとでも言う感じである。
「メリィちゃんはナナイロツバメを見つけたらどんな願い事するんですか?」
ナナイロツバメを探す為に歩いていると、そう言えば聞いていなかったとリリエルがそう切り出す。
「お願い事? んー、そーだなー……もっと強く立派なトラになりたい! とか!」
「おぉー……。そうなんですねー」
握り拳を作って天に突き出しながら言うメリィに、リリエルは感心して頷く。
「そう言うリリエルは?」
「私は頼みたい事が多いから迷っちゃいますね。料理をもっと上手になりたいとか、機械の扱いが平気になるようにとか、メリィちゃんともっといろんな場所に遊びにいってみたいとか、見つけるまでに絞り込んでおかないとですね!」
どうやらリリエルには沢山叶えたいものがあるようだ。
しかし、それを聞いたメリィは意味深に笑みを浮かべる。
「ふふー、あたしと一緒に色んな所にいくっていう願いは、あたしが叶えるんだからっ! だから、ナナイロツバメに願わなくても良いよ!」
それは正しくドヤ顔の見本。自信満々に笑ってリリエルにピースするメリィのその姿に、リリエルは花が咲くように満面の笑顔を浮かべた。
「はい! 私も頑張りますね!……って、あっ、あっ! メリィちゃん! あの鳥見た事ない鳥です!」
メリィの後方に見慣れぬ鳥が羽を羽ばたかせて飛んでいる。それを指差しながらリリエルが小さな身体をぴょんぴょんと跳ねさせる。
「え、どこどこ!? あ、あれか!? リリエル、あれ、何て鳥!?」
「え!? えーと……解んないです!」
教えられて飛んでいる鳥を見るもメリィにはそれが何という鳥か解らなかったらしくリリエルに尋ねている。
しかし、リリエルとて鳥は好きではあるものの詳しいというわけではない。
そもそもの話、珍鳥というのは滅多に見れないからそう呼ばれるのだ。だから、鳥が本当に好きで自分で調べでもしてない限りはぱっと見だけでは解らなくてもおかしくはないだろう。
「あ、行っちゃった」
「はー……。あの鳥さん、綺麗でしたねー」
「あれがナナイロツバメってわけじゃないんだよね?」
「うーん。少し調べてみたところによると、七色の羽を持つツバメという話でしたから、あれは違うと思います」
「そっか。じゃあ、頑張って探そうか!」
そうして暫く二人はナナイロツバメを探すのだが。
「なかなか見つかりませんね、結構歩いたからお腹もすいてきました……」
「やっぱり珍しいトリなんだねー、ナナイロツバメ。なかなかみつかんないよー! いろんなトリが見られるのは、すっごくすっごく楽しいけど!」
様々な鳥は見かけたものの噂に聞くナナイロツバメにはまだ会えていない二人であった。
因みに二人は良く知らなかったので気付かなかったが、二人が見た鳥の中には天然記念物に指定されている鳥もいた事はここだけの話である。
「うん、メリィちゃん。ここでちょっと一休みしてお弁当にしましょう! 今日に備えて早起きして一杯お弁当作ってきたんですよ」
リリエルはそう言いながら、本当に沢山作ってきたお弁当が入ったバッグを目の前に差し出す。
えっへんと胸を張るその様子は微笑ましいの一言である。
「おお!お弁当ー!? やった!リリエルのお弁当~」
それを見たメリィは途端にテンションがマックスにまで上がる。
先程までの様子とは打って変わり、目もキラキラと輝いていた。
「はい、どうぞ!」
適当なところの道の傍にシートを敷いてお弁当を広げる。
お弁当の中身は鶏のから揚げや玉子焼きなど、ポピュラーな物であったがとても美味しそうな弁当だ。
「あ、メリィちゃんその唐揚げ自信作です! 食べたら感想もらえますか?」
リリエルの言葉に返事をする代わりにと、メリィは早速鶏のから揚げを箸で摘まんだ。
「んっ、この唐揚げおいしー!」
そして、その鶏のから揚げを頬張る。その様子は今にも頬が落ちてしまいそうに見える。
その反応を見て、リリエルもとても満足そうにして、自らもお弁当へと箸を向けた。
「鳥の鳴き声をききながら食べるお弁当もいいものですね」
それから暫くお弁当を突っついていた二人であったが、ふとメリィが少し離れた枝に鳥が止まっているのに気付いた。
それはちょっとツバメを大きくしたような鳥で、正面から見ても何か不思議な色合いをしているように見える。
「? 変わったトリ? ……ナナイロツバメだったりしてー?」
「メリィちゃん? どうかしたんですか?」
「いや、ほら。あれ、見て」
先程とは逆に今度はメリィがリリエルの後方を指差す。
リリエルがその指先の先へと視線を向けると、そこには一羽の鳥が。
「あ、鳥さんですね。ツバメに、似ているような?」
「やっぱり! あれがそうなんだ!」
「あっ、メリィちゃん!?」
リリエルが静止しようとするも思わずメリィが飛び出す。
しかし、そこはやはり野生の鳥。それを感じ取ってすぐ様に飛び立ってしまった。
「あ……」
「あ……」
一瞬の出来事。
ナナイロツバメが飛び去った後には静寂のみが残った。
「ご、ごめん、リリエル……」
「いえ。大丈夫ですよ。それにメリィちゃんの気持ちもとても良く解ります! 凄く綺麗でしたね、ナナイロツバメ」
「うん。あまりにも見事だから思わず身体が動いちゃった」
「でも、これで私達、目標達成ですよ! それに実際にいるのは解ったのですから、もしかしたら頑張ればもう一度見れるかもしれません!」
「あ、そっか! よーし、もう一度がんばリリエルだー!」
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担当ゲームマスター
昂祈
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月07日
参加申し込みの期限
2017年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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