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謎の少年は、雨と共に……?
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「何やら騒がしいのう。……おっ? 赤西とやらを追いかけじめたぞ」
様子を見ていた
大田原 いいな
の声に、
逆巻 天野
は眼鏡を正してため息を付いた。
「何となくだけど、見えた。確か赤西先輩は3人の3年生と喧嘩した時に遭遇したらしいね。それを再現しようとしたんじゃない?」
そう言いながらも彼の手にはハリセンが握られている。別のやり方があるんじゃないか、とつっこむ為である。兎に角追いかけようとした天野だったが、いいなが何かしていることに気づく。
「何をしてるんだ?」
「ねこったあに書き込んでおるのじゃ! 中々面白い事になってきたのぉ!」
そう言って彼女が取り出したのは一見普通の水風船。しかし、その水はほんのりと赤い。
「……それ、何?」
「聞いて驚くがいい、逆巻殿! 儂特製『たばすこ入り水風船』じゃ!!」
どうやら、それを投げつけるつもりらしい。彼女は天野が止めるまもなく、その集団の方へと走っていった。天野は「大田原にもハリセンかなぁ」なんて内心思いながら追いかけはじめた。
「えーっと、これはどういう……ことだ?」
トラブルらしいトラブルも見受けられず、雨の校庭を彷徨っていた
御風 不二夫
はねこったーを見て目を丸くした。いいなが書き込んだ内容に、嫌な予感を覚えたのもあるが、トラブルとあっては黙っていられない。
(なーんかやらかしそうな気はしていたが……)
極力ろっこんは使わないようにしよう、と決意を固めながら、不二夫が走ろうとしたとき、女子生徒の声が聞こえてきた。
「! 別の奴も何かしてたのかよっ」
少し考え、声のした方へと走る。と、大柄な男子生徒数名が、罵声を上げながら女子生徒を追いかけている。
「おい、どうした」
「わあっ!?」
不二夫に声をかけられ、
香坂 結月
は少し驚く。彼は手っ取り早く建物の後ろへと結月をつれて隠れると、暫く静かにするようジェスチャーをする。そして、追跡者達が立ち去るのを確かめてから、結月に話を聞くことにした。
「あのね、赤西先輩と喧嘩した3年生を探していたの。『謎の少年』についてちょっと聞きたくて……」
「それで、さっきの連中に何故追いかけられてたんだ?」
なんとなく察したような不二夫だが、とりあえず結月に聞いてみる。と、彼女は少し複雑そうな顔で答えた。
「中居先輩達も、その人を探していたみたい。その……リベンジしたかったみたいで逆に質問攻めになっちゃって。それで襲われたんだけど……」
「マジか?!」
不二夫は、眼鏡がずれるのを正しながら考える。因みにどうにか結月が無事なのは、襲った相手に手刀を見舞い、隙を作って逃げたからである。無茶すんなよ、とたしなめる不二夫であったが、なんだが更に嫌な予感がした。
「あれ? なんか騒がしいかも」
結月の声で我に返ると……、ぽっちゃりした男子生徒が、鉄パイプを持った者やスカートの長い女子生徒等に追われていた。ぱしゃん、と水風船が割れる音がし、ハリセンがびゅん、と唸る。
「……もしかして、ねこったーの書き込みはアレか?」
不二夫はその光景に呆気にとられたものの、とりあえず落ち着かせようと結月と一緒に向かうのだった。
――北校舎2階:職員室
千唐と真央が職員室を訪れると、美術担当の先生、
泉 竜次
の元にポニーテールが凛々しい
橘 千歳
と元気いっぱいな
桜庭 円
も赴いていた。
「牛瀬先生か? それだったら『何か探し物をしている』とかで学校中を歩いていたぞ。それか、ボクシング部の部室にいると思うが……」
「ありがとうございました。桜庭さん、行きましょう」
「そうだねー。竜次せんせー、ありがとうございましたっ」
この2人はどうやら生物担当の
牛瀬 巧
を探していたらしい。彼女達はそろって職員室を後にし、その背中を見送ってから、竜次は真央と千唐に笑いかけた。
「今日は千客万来だな。お前達は、『謎の少年』を探しているのか?」
「そうなのだ。雨の日ゼン君を大捜査中なのだ」
竜次はどうやらねこったーを見ていたらしく、直感的にそう思ったらしい。真央が猫のような笑みで答え、千唐が静かに問いかける。
「先生、この学校の制服や校章の遍歴とか、ご存知でしょうか?」
竜次はこの学校のOBでもある。その為、知っているのではないかと千唐は踏んだ。しかし、彼は少し考えて苦笑する。
「悪いな。ちょっと思い出せないんだ。この学校もかなり歴史が長いからな」
「あら、残念ね」
職員室で資料のありかについて聴きに来た
尾鎌 蛇那伊
が横から口を出す。彼もまた竜次から話を聞ければ、とここへ来たのだが、宛が外れたらしい。
「俺の頃にはなかった噂だが……。まぁ、気を落とさず頑張る事だよ」
そう3人を励ましてくれた竜次に、3人は「ありがとうございました」と頭を下げて職員室を後にする。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月09日
参加申し込みの期限
2013年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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