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謎の少年は、雨と共に……?
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転:雨は『謎の少年』を呼ぶ声か
――北校舎1階:学食
「うーん、芳しくありませんねぇ」
椅子に座ってねこったーとにらめっこしていた
添木 千唐
が呟く。彼は『左目の下の小さなほくろ』や『少年が纏っていた制服と、つけていた校章』、『あおいが拾ったハンカチ』等の情報を流し、『謎の少年』について他の生徒たちから協力を仰げないか、と画策していた。
同じような事を考えたのか、後から合流した
後木 真央
もまた自分で調べ、わかった事をねこったーにあげていた他、多くの者達が活用していた。しかし『謎の少年』の目撃数はかなり少なく、目立った情報は得られていない。
「真央ちゃんはゼンくんが時空を駆け巡る戦前の寝子高生さんかなって思ったのだ。幽霊とか、善意の記憶とか、旅行者さんかもしれないけど、名前を知りたいのだ」
パッキーをこりこり言わせつつ真央が言う。彼女は『謎の少年』が名乗らないのは、本人が名前を忘れたからではないか、と考えているらしい。名前を呼んであげたい、と切実に思うその横で、
猫村 翡翠
が
七夜 あおい
に問う。
「ねぇ、あおいには左目の下にほくろのある親戚っている?」
「確か、いなかったとおもうよ」
あおいもまた眉間にしわを寄せて考えるも、思い当たらないらしい。千唐はふぅ、と小さくため息をつくと、ゆっくりと席から立ち上がる。
「ちょっと職員室へと行ってきますよ。もしかしたら、その『謎の少年』とやらは僕らの大先輩かもしれませんからね」
「真央ちゃんも行くのだ! 千唐ちゃん、待ってなのだ!」
へらり、と笑いながら千唐は、その場を後にし、真央も彼を追いかけて職員室へと向かった。
「気をつけろよ」
パソコンを駆使して制服について調べていた
八神 修
は、2人を見送りつつ小さくため息を付いた。あおいからの情報や
旅鴉 月詠
が描いてくれた似顔絵等を元に『謎の少年』の出身校を洗い出そうとしたが、衣服がいろんな高校で使われているような、シンプルすぎるものであった為、難航した。
真四角で、赤い縁取り。そして『鴎』という一文字の校章は、神奈川県内にある高校のものではなかった。が、どこの校章なのか大まかながら断定した。
「この情報が間違いないなら……あの校章は関西方面にある公立高校の物だそうな」
「……それだけでも、収穫は収穫だよ」
共に調べていた月詠が「少し休憩しよう」と提案する。修が頷いているとあおいと翡翠がお茶を持ってきてくれた。翡翠は似顔絵を見ながら、思い出した事をあおいに問う。
「そういえばさ、あおいはその少年に見覚えがあるって言ったよね」
「何故見覚えがあるか、教えてほしい」
彼女と月詠に言われ、あおいは少し首を傾げながら答える。
「何故と言われても見覚えがあるような気がして……。この似顔絵を見て改めて思ったけど、なんかいつも学校で会っている人に見えそうなの」
あおいが出したのは、月詠が書いた似顔絵だった。切れ長の目、左目の下のほくろ、乱暴に束ねたセミロングの黒髪……、と、確かに言われてみれば誰に似ている気がする修達。
(まさか……。いや、ありえなくもない……)
修が考え込んでいると、ぽつり、と翡翠が呟く。
「思ったんだけどさぁ、ろっこんの能力でその姿になってるんじゃないのかな? 大人のもれいびだっている訳だしさ」
その時、ねこったーを見ていた月詠がぴょこっ、と頭を上げた。
「……トラブルが、起こっていそう」
そこへ目つきがやや鋭い、ぼさぼさ髪の男子生徒が現れる。彼は修と2、3会話を交わし何かを受け取ると、一つ頷いて礼を述べ、その場を離れたのだった。そして、修は顔を上げる。
「俺達も、外で見張ってみよう。……もしかしたら、『謎の少年』が現れるかもしれない。
――校庭:体育館付近
(こ、これって協力してもらってるんだよなぁ?)
必死で雨の中走りながら、赤西 拳児は考えていた。後ろから追いかけているのは鉄パイプを持った
草薙 龍八
と長いスカートを靡かせる
桜崎 巴
である。
(これで目立たない訳はないねぇ。さて、引っかかるかな?)
巴はずぶ濡れになるのも構わず走り、傍らの龍八をちらりと見た。
少し時間を遡る。巴が自分の提案を龍八に話すと、彼は「生ぬるいな」と一蹴した。
「でも、怪我させるわけにはいかないだろう?」
「問題はそこだが……赤西、死ぬ気で逃げてみろ。俺が半殺しにする」
巴の言葉に、龍八はどこからともなく鉄パイプを取り出し、全身から殺気を漂わせて向き直る。
「……え?」
「俺は本気だ。全力で追撃する。……俺が手加減しないのはわかってるな?」
有無を言わさぬ空気に、見守っていた
緋紅朱 赫乃
もまたどうすればいいのか狼狽えてしまう。
「え? で、でも……危ない……」
赫乃の声は雨音にかき消され、龍八には聞こえない。彼は鋭い目で拳児を追いかけ始め、拳児も本気で走り抜けるのだった。それを巴が追いかける。
「やれやれ。怪我させないようにと思ってバットは置いてきたんだけどねぇ」
彼女は拳児の鞄など持ち物のみを痛めつけるつもりだった。が、こうなってしまった以上、龍八がやり過ぎないように付き添う必要がある、と考えたのだった。後に残された赫乃であったが、なんとかしなくちゃ、と思い追いかけ始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月09日
参加申し込みの期限
2013年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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