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謎の少年は、雨と共に……?
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承:接触にトラブルは必要?
――南校舎・1階
(まずは、トラブルか、トラブルを起こしそうな奴を探してみっかな)
『謎の少年』の噂を聞いて、
御風 不二夫
もまた調査をしていた。『もれいび』達のトラブルを多々経験しているものの未だ怪奇現象に懐疑的な彼ではあったが、少し気になるらしい。
「確か、雨の日に現れるんだったな」
そう言いながら下駄箱の方へと歩いていると……たおやかで上品な笑みが似合う、ちょっとごつい青年、
尾鎌 蛇那伊
がねこったーを片手に考え込んでいた。
(これによると、『謎の少年』に会った2人は口を揃えて『少年』って言っていたのよね。でも、赤西先輩より背が高いって事は小柄とは言えない……なるほど、喧嘩した相手が大きかったのね?)
考察の海の中にいた彼は、ふと意識を浮上させる。自分なりにもう少し調査してみよう、と顔を上げたとき、不二夫と目があった。
「あら……? 少し、いいかしら?」
「お、おう」
「貴方、最近、雨の日に誰か助けた事とかあるかしら?」
「いいや。……そんな質問をするって事は、あんたも『謎の少年』を探ってるって事か」
蛇那伊の問いに首を振り、不二夫は合点が行く。蛇那伊が「そういう事」と笑っていると、もう一人少年……いや、少女が現れた。男子の制服がしっくりくる
奈良橋 博美
だ。彼女もまた『謎の少年』について調べている所だった。
「ん? 2人ともどうしたんだ?」
博美の問いに不二夫が事情を語ると、キラリ、と目を輝かせる。
「確かに、『謎』と言われると気になるよな! 聞いた所やってる事も立派だし。いわゆる姿なき英雄タイプかな?」
「ねこったーの情報を見る限り、男性の可能性が高いわね。でも、『少女』という線も捨てきれない。もしかしたら『幽霊』かもしれないわ」
蛇那伊はいつになく真面目にそう言い、不二夫と博美も相槌を打った。
「兎も角、探すしかないね。俺はその少年が単独か複数かを調べてみるよ。聞き込みをして特徴が同じなら、単独って線が強いだろうし」
博美は「わかったらねこったーに出しておくよ」と言ってその場を離れる。不二夫もまたトラブルを探すために去り、蛇那伊もまた行動を再開する。
(そうねぇ、私は制服からアプローチしてみようかしら?)
――校庭
(私を、助けてくれた……あの人も、噂の、人と、同じ、かな?)
雨の中、
緋紅朱 赫乃
は愛らしい傘をさして呟いた。先日、不良に絡まれてしまった赫乃だったが、見ず知らずの人に助けられていたのだ。だが、お礼を言う事ができなかった。確か、その人物も他校の制服を纏っていただろうか?
(噂の人、なら、……お礼を言いたい……)
そう思って用意した花束を見ていたが、ふと、顔を上げると、緑のコートが目に入った。よく見ると、手の具合でも悪いのか、傘を握る手が僅かに震えているように見えた。人見知りが強い赫乃であったが、勇気を出して顔を上げた。
最近色々と負傷しがちな
草薙 龍八
は、傘を手に赤西 拳児を探していた。とある事件で関わった……というより、痛めつけた……人物であり、色々思惑があるようだ。
(ふむ、赤西を助けた『謎の少年』か。それも気になるが……)
三つ編みが少し濡れるのも気にせず、龍八は歩きながらねこったーを見る。『謎の少年』を探そうとしている者達が発信する情報の中に、彼が気になっている事は書かれておらず、小さくため息をつく。
「やはり、赤西本人に聞いた方が早いか」
呟いたその時、小さな影が彼の目に止まった。愛らしいゴシック調のワンピースを纏った少女が、彼を見上げていた。
「貴方も、『謎の少年』を……探しているのかい?」
「ああ」
呟きが聞かれからか、と一人合点が行く龍八は、拳児に話を聞きに行くと言うと、少女――赫乃――はクラスと名前を言って、自分がその少年を探している理由を述べる。その話を聞きながら、なるほど、と龍八は目を細め……、遠くに探していた相手の姿を見つけた。その人物は、見覚えのあるセーラー服の女子と話しているようだった。
「ちょうど良い。あんたも用事があるんだろう?」
赫乃は龍八の言葉に頷くが、何かに気づき、ちょっとまって、と彼を引き止めた。何故、と問うような龍八だったが、赫乃は近くに咲いていた花を摘むと、龍八の手の傷にそっと当てた。
「ん……?」
最初、何が起こったのか解らなかった龍八だが、花が枯れた途端、手に残っていた疼くような感触が薄れている事に気がついた。赫乃はもう一方の手にも同じ事をする。
(治癒系のろっこん保持者か、彼女も)
龍八の黄色い瞳と、赫乃の赤い瞳が重なる。人形のような少女は、儚げに笑ってこう言った。
「誰だって、痛いのは、一緒。だから、私は、治す、よ」
その言葉に、龍八は僅かに笑う。そして、礼を述べると拳児の元へと歩き始めた。赫乃もそれに続きながら、内心で呟く。
(誰かが、傷ついたら、手を、貸したい。……それが、私の、この、不思議な、力の、使い方、だと思う、から)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月09日
参加申し込みの期限
2013年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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