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【みらいダンジョン】
「うおーっ、なんかすげーところに来たなあ!」
いわゆるソシャゲの期間限定コラボイベント開催中な某ハンバーガーショップへ寄っていこうか……なーんて、思っていた矢先のことでありました。
鳴神 師呉
は限定レアキャラクターのこともすっかり忘れて、目の前の光景に見入っています。
気づくとピコピコ、電子音。目に痛いほどに瞬く赤や青、緑のイルミネーション。がしゃこんがしゃこん、ぎくしゃくとした動きで歩くロボットたち。巨大な真空管モニタの上では、これまたバカでっかい電球がびかびかと光を放っています。
ここは、みらいダンジョン! ちょっぴり懐かしいレトロフューチャーなカンジが満載の、夢いっぱいな近未来的ダンジョンです。
「こりゃー絶対、最後まで行かないとな! なぁ流!」
「もちろんだぜ、鳴神! このSF感……くぅっ、テンション上がって来た!」
友人、
水守 流
も拳を震わせて感激しております。
なにしろ男の子というものは、あえて偏見を恐れず言わせていただきますと、みんなSFが大好きなのです。こんな場所にお呼ばれしたら、気分が盛り上がらないほうがウソってものです!
「いこうぜ、流! 向こうのほうになんかありそうじゃねーか?」
「よしきた。電子ロックの類があったら任せてくれ、俺がハッキングでぱかっと開けて……ん?」
さっそく探検に繰り出そうとした、その時に。
じゃーんじゃーんじゃーんじゃんじゃじゃーんじゃんじゃじゃーん。じゃーんじゃーんじゃーじゃーんじゃんじゃじゃーんじゃんじゃじゃーん。
「……なあ鳴神。なんか、ニャースベイダーのテーマ曲っぽいのが聞こえるんだが……お前の鼻歌か?」
「いや、俺じゃねーよ。あいつらじゃねーか?」
あっけらかんと背後を指差した師呉。流がなにげなく振り返ってみますと、
『シンニュウシャハッケン! シンニュウシャハッケン! タダチニマッサツセヨ! マッサツ! マッサツ!』
「げぇっ、セキュリティロボット!?」
がしゃこんがしゃこん。透明なカバーの内側にピコピコ光る電子頭脳を内蔵したロボットたちが、ぎこちない歩きでこちらへやってくるではありませんか!
コの字状のレトロなロボットハンドからはばりばりと電撃光線を放ち、肩からはしゅぱしゅぱしゅぱん、ミサイルが雨あられと飛んできます。
「俺、荒事は専門外! 逃げるぜ師呉!」
「なんだよ、戦わねーのか?」
「むりむりむりむり」
あんな鋼鉄の塊なんて、いちいち相手にしてはいられません。ビームやミサイルがわんさか降り注ぐなか、ふたりはひとまず、すたこらさっさと逃げ出しました。
ピコピコでパカパカなファンキーレトロフューチャーダンジョンを駆け抜けると、スライド式っぽい扉が目の前に立ちふさがり、脇にはいかにもなキーパッドが。
後ろからはがしゃんがしゃんとロボットたちが迫ります。
「ちっ、やっぱりな。このドア、ロックがかかってやがる」
「どうすんだ? すぐに追いつかれちまうぜ」
流は両手の指をこきこきぽきんと鳴らし、ぐるりと肩を回すと言いました。
「俺がロックを解除するから、その間ロボットどもの相手は任せた!」
「おう、分かったぜ!」
なんか洋画的なノリで言ってみたものの、師呉があんまりにもあっさりそう言ったもので、流は少々ぎょっとしました。あのいかにも単純な構造で頑丈そうな機械たち相手に、いったいなにをどうするというのでしょうか? ぶん殴るの?
「おっ、いいもん見っけ!」
なんて、師呉がひょいと拾い上げたのは、なんとも都合よく落っこちていたライフルです。
使い方も良く分からないまま狙いをつけ、トリガーを引き絞ってみますと……どぎゅん! ばびゅん! ずびゃん! 某宇宙戦争映画っぽいエフェクトのビームが飛び出して、セキュリティロボットをふっ飛ばしてしまいました。
「こりゃいいや。ロボットども、片っ端から俺が相手してやるぜー!」
「くっ、なんだよ! そっちも楽しそうじゃねーか……!」
SF銃からビームをずびずばと撃ちまくり楽しそうな師呉を横目に、流は流でやらねばならないことがありました。
「まあいい、そっちがスターニャーズなら、こっちはダイニャードだぜ」
流の趣味のひとつは、プログラミングであります。高校生にしてその造詣は実に深く、SF的電子ロックの解除などはまさしくお手のもの!
ずびずびゃずばばんとキモチイイ効果音を背中に聞きながら、キーパッドの上を滑るように這いまわる流の指先。カタカタカチャカチャカタタタン、ッターーーン!
『ロックヲカイジョシマス』
「おっけー、開いたぜ!」
「マジで!? すげーな流!」
「ああ、木曜ムービー劇場っぽいノリでやってみたらなんとかなったようだな! 見た目に反してセキュリティはザルで助かったぜ!」
わりかしテキトーでした。
師呉がライフルを撃ちまくりながら援護し、ふたりは扉の向こうへと飛び込みます。
「うおっ、すげー! なんだこりゃ?」
「どうやら、ここがメンコンピュータルームのようだな」
レトロもレトロ。昔の子ども向け雑誌かなにかに載っていた、『100年後はこうなる!』的な未来予想図そのまんまの巨大コンピュータが鎮座し、ぱかぱかと色とりどりの光を明滅させておりました。
「来たぞ来たぞ流、どうすんだ!? ここにお宝があんのか?」
「もう少し持ちこたえててくれ! こいつのロックを解除するぜ!」
さっきと同じように映画っぽいノリと勢いでカタカタカタッターン! とキーパッドを叩くと、ロックはあっさりと解除することができました。本当にザルなセキュリティです。
「ん? お宝は、なにかのデータか?」
ダウンロード状況を示すバーがじわじわと伸びていくのを眺めつつ、あたりを探してみると、キーパッドが据えられているデスクの上に、そこだけ不釣り合いなUSBメモリがスロットに差さっていたりします。これで持ち帰れということでしょうか?
「うおっ、やべー! もう持たねーぞ!?」
どががががん! すごい音がして振り向くと、師呉のライフルを物ともせずに迫りくる、ひと際巨大な警備ロボットの姿が目に入りました。色も簡素な鉄板ではなく赤に塗られていて、どうやらロボットたちのリーダー的存在であるようです。
巨大ロボットは狭いドアに無理やり割入ろうとして、壁を叩いたりドア枠をこじ開けようとしています。
「早く早く、早くダウンロードしろ……かもんかもんかもんかもん」
どこまでも洋画特有のノリでぶつくさつぶやきつつ、はやる気持ちを押さえながらゲージが伸びるのを待っていると、やがて90%に差し掛かったところで、
『エラーデス。セツゾクガキレマシタ』
ぶつん! 接続が切れてしまいました。
『サイショカラヤリナオシテクダサイ』
「……ふぁーーーっく!!」
叫びまで吹き替え洋画劇場的な流でありました。
「流ー、早くー! やばいぜこれー!」
「文句はこのポンコツに言ってくれ! 俺はめいっぱいやってる!」
じーわじーわ、伸びていくバー。流は焦れながら、師呉は銃が焼き付くほどにビームを乱射しまくりながら、その時を待つのでした。
果たして、メインコンピュータに隠された秘密のデータとは? いったいどんなお宝なのか……!?
ぶつん!
『エラーデス。サイショカラヤリナオシテクダサイ』
「サノバビーーーッチ!!」
「流ーーー!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月20日
参加申し込みの期限
2017年10月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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