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海神の島にて
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「見たこともない場所に来てしまいましたですね」
エリオット・E・シートン
。休暇を利用して何かしよう――と考えていたところ、ちょうど招待された船のチケット。乗っていたら、謎の島についてしまったのだ。
「ここはどこなんでしょうかね?」
「さあ……」
きょろきょろと、驚いている他の旅行者たちと言葉を交わしながら、エリオットはとにもかくにも。この奇妙な島を見て回ることにした。
「えっと、あ、もしかして、この前のでしょうか??」
エリオットの前に、次々と現れる奇怪な植物や動物たちと、ここに来る前に聞いた放送の内容から、この間訪れた海神の海の話と関連していることはわかった。わかった、が。エリオットは首を傾げてまたもぼんやり、こう思った。
「しっかし、もしかして、これもまた、想像した所なんでしょうかね……?」
この前訪れた海は、想像すればなんでも創造できる場所だった。この島もまた、イメージで作り上げたものなのだろうか――。エリオットはぽやぽやとそう考えながら、しかしそれに対してなにかするわけでもなく、淡々とこの島を楽しむことを決意した。
「まぁ……あの時はいい感じでしたし。あの犬たちも、どこにいるのでしょうかね」
きっと、ウミコーギーもどこかに紛れているんだろう――。エリオットはそう考えて、森に生える植物を掻き分けて進んだ。そうしていると、旅行者がその奇怪な植物の果実に舌鼓をうっている姿をちらほらと見かけるようになる。
「不思議なこの島って、食べることが出来るんですか」
エリオットは驚きに包まれながら、恐る恐る近くに生えていた木の実を手に取って、齧りついた。
「……ふむ。ココナッツな味がしますね」
悪くない。そう思ったエリオットは、次に見かけた木の実も食べてみようとぼんやり考える。そうして、夜は星を見て、落ちてきた星を軽めに食べた。
「星が落ちてきましたね……金平糖ってものですかね」
ころころと金平糖のような星を食べて、この島のどこまでも不思議な自然にまた首を傾げた。
これが、一日目のエリオットの様子であった。星空を眺めながら、芝生にごろんと寝転がって、そのまま寝入ったエリオットは、汽笛の音を目覚まし代わりに起き上がり、海岸へ出る。そこには、並べられた木箱と、ウミコーギーの行進があった。
「あれ、水族館のお兄さん」
「こんにちは」
「もしかして、あの時の犬ですかね。この前はありがとう」
ウミコーギーに挨拶されたエリオットは、軽くその毛並みを撫でる。ウミコーギーたちは、撫でられて気持ちよさそうだった。暫しそうしてウミコーギーと戯れた後、エリオットはウミコーギーに別れを告げて、浜辺まで歩いた。
「あ、この海、この前の海ですかね?」
海神の創ったという島の海を眺めていると、どこか懐かしいような気分に襲われる。海と言えば、このあいだ作ったアシカたちは今どうしているだろう。この島ではないどこかの島で、浜辺に寝転がり寛いでいる姿を、エリオットは夢想した。そうして、こう呟く。
「本来はそんな感じにしておきたいんですけどね」
そうするのがアシカの自然な姿だと、エリオットは思っていた。しかし、色々な事情で、水族館ではなかなか難しいのも事実である。そんなことをぼんやり考えていると、ふと鼻に香ばしい匂いを感じ取った。小屋の方から流れるそれに、エリオットはふらふらと引き寄せられる。いつの間にか設置されていた、パラソル付きのテーブルが外に備え付けてある。その横を通って、エリオットは小屋の扉を開けた。
「やあ、いらっしゃい」
そこにいたのは、白銀の神と紅玉の瞳を持った、怜悧な印象の少女。エリオットは、喫茶店らしくセッティングされたテーブルに腰掛けて、なすがまま少女の動きを見ていた。
「なにか希望はあるかな」
「それなら、軽いものを食べたいですね」
エリオットの言葉に、少女――月詠は、キッチンに入って調理を始めた。パンに切り込みを入れ、食材を挟みこむ。コップには、ボトルからお茶を注いでストローを添えた。エリオットに提供されたそれらは、無人島の設備だけで作ったにしてはやけに本格的であった。
「こういうものもつくれるんですね」
「工夫次第でな」
そう言い残して、月詠は別の客のオーダーを取る。エリオットはその様を横目に見ながら、サンドイッチを食べた。
「……おいしいですね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
前回シナリオ
海神の庭にて
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月20日
参加申し込みの期限
2017年09月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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