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難攻不落、DIY魔王城!
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■お花のパワーをうけるのです!
魔王、
椿 美咲紀
の朝は早い。
草原にさく花のお布団から目覚めると、流れる川からくんだ水をじょうろで花々へとふりかけていく。
彼女は丘にそびえる魔王城の主である。
お城は中も外もお花でいっぱいに満たされ、風下の村々によい香りを届けていた。
領地で暮らす魔物たちも全てがお花。そんな美咲紀の平和な日常をうったのが、勇者襲来騒動である。
「さてはこの美麗なお花たちに囲まれた愛らしい私がめあてなのですか!? やーん、えっちー!」
目をバッテンにして両手をばたつかせる美咲紀。
こうなったら、と言って収納フラワーに手を突っ込むと、戦闘用のコスチュームを引っ張り出した。
大胆にお腹や肩を露出した悪魔っ子フォームである。矢印みたいなしっぽとコウモリみたいな翼を広げ、長いブーケのような杖を手に取った。
「勇者ご一行の姿を見せるのです!」
近くの遠見フラワーに命じると、花の内側に遠くの景色が映り込んだ。
お城に入り込む勇者ご一行。仲間は僧侶と盗賊だ。
「むむむ、腕の立つ勇者っぽいのです。このままだとお城のお花さんたちが倒されちゃいますし……」
うーんと唸ること三秒半。
頭の上にパッとお花が咲いた。
「トラップ作戦なのです!」
「ひい、ひい……どれだけ登るんですかあ」
植物のツタをよじのぼるアスレチック通路に、僧侶が早くもバテはじめていた。
「頑張れ僧侶! 悪の魔王はこの先だぞ!」
「ほら、手を引いてやるから」
勇者と盗賊に手伝ってもらいながらなんとかアスレチックを乗り越えようとしていたが、大きな坂を登り切ろうというその時、僧侶の足にツタの輪っかが引っかかった。
「うひゃー!」
逆さ吊りにされ、お城の外にぺいってされる僧侶。
「僧侶~!」
「あいつはもうダメだ、ここは俺たちだけでも――ハッ!?」
涙を呑んで先へ進もうとした盗賊の目にうつるダイヤモンド。
「こ、これは大きな宝石だ。売ればそうとうな高値に……」
そっと近づき、宝石を手に取る。安堵と喜びに包まれたその次の瞬間、盗賊はお花に包まれた。
それも巨大な食人植物である。
食人植物はマズイからって盗賊をお城の外にペッてすると、もとの宝石を残して壁と同化した。
かくして魔王の花園にたどり着いた勇者だが。
「魔王絶対殺す剣は使えないが、俺には仲間との絆がある! 魔王なんかに負けたりしない!」
って言いながら、勇者はツタでぐるぐる巻きにされて逆さ吊りにされていた。
「……けど外にペッてしてくれたら助かります」
「助けないのです」
美咲紀はここでまさかの冷酷スマイル。
「人間を苗床にしてさく綺麗なお花を植えるのです。生きたまま苗床におなりーなのです!」
響く勇者の断末魔(死んでない)。
魔王はやっぱり魔王なのだと知る、勇者なのであった。
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担当ゲームマスター
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月19日
参加申し込みの期限
2017年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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