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難攻不落、DIY魔王城!
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■正義のありか
黄金の玉座に腰掛ける、茶髪の青年。
八神 修
。
年若く見える彼に、眼前の全ての者が跪いた。
「おもてを上げよ」
手を翳した修に、最前列の魔物たちだけが顔をあげる。
「魔王様。結界の設置が完了いたしました。神々の力も我らが城には届きますまい」
「ご苦労。さて……」
修は玉座の手すりを一度だけ指で叩くと、緩く握った拳で頬杖をついた。
「次の勇者は俺の期待に応えてくれるかな?」
かつて王族の納めていたと言う城はかつての荘厳さを残しながら、周囲を飛び交う魔物たちの姿と空を覆う暗雲のごとき結界によってその輝きを失っていた。
「この城を魔王の手から取り返し、民に平和をもたらすのだ。行くぞ皆!」
城を前に剣を掲げる勇者。その後ろで頷くのは彼について長い旅をしてきた魔法使いと格闘家だ。
「強力な魔物が出てきても、俺たちなら恐くない」
「共に力を合わせ、魔王を倒しましょうぞ!」
頷きあい、城へと続く吊り橋を走る三人。
しかし彼らを襲ったのは、大量の岩による手厚い歓迎であった。
「罠か、ならば魔法で――む、いかん! 魔法が封じられていますぞ!」
魔法を打ち損なった魔法使いは岩の波に呑まれ、哀れ橋の下へと転落してしまった。
それは格闘家や勇者とて例外ではない。彼らは深い闇の底へと吸い込まれていった。
「倒せたのは魔法使いだけ、か」
修は玉座についたまま、魔法の鏡に映し出された光景を眺めていた。
「壁の罠を使って格闘家を分断させられるか」
「彼らの身体能力では分断することなく突破されてしまうでしょう。魔王様、ここは我々が……」
立ち上がろうとする魔物たちを手で制して、修はすっくと立ち上がった。
「一人脱落したとはいえこの城までたどり着くパーティだ。お前たちでは消耗が大きすぎる。仮に撃退できたとして、幹部たちが負傷し動けないままでは危険だろう」
「しかし」
引き留めようとする魔物たちを無理矢理平服させ、修は対面の間へと歩き始めた。
音を立てて開く扉。
勇者と格闘家がきょろきょろとしながら入ってくる所を、修は堂々と待ち構えていた。
「数々の罠をくぐり抜け、よくここまで来た」
「魔王よ、貴様の命もここまでだ。王国の未来と栄光のため、神々の名の下に滅ぼされよ!」
剣を突きつけて唱える勇者に、しかし修は小さく首を振った。
「俺は人間たちに直接手出しをした覚えは無いぞ。だというのに、なぜ戦う?」
「決まっている。貴様が魔王――汚らわしき存在だからだ! 王の命により、貴様を倒す!」
まっすぐなまなざしから、修は勇者が心からそう述べているのだと察した。
察して、今度は大きく首を振った。
「今度も期待外れか。王国の歪んだ情操教育には呆れるな」
「何をごちゃごちゃと。貴様を倒せば王国の平和が約束されるんだ!」
飛びかかる格闘家。しかし修は膨大な爆発を起こし、格闘家を城の外へと吹き飛ばしてしまった。
「さしずめ、自らの不始末で失った城と土地を取り戻したいだけだろうに。お前たちも不憫だな」
「何を……!?」
突撃した勇者の剣が修の腹へと突き刺さる。
血を吐く修。
しかし、魔王のあふれるエネルギーを殺し尽くすには、もう半分足りなかったようだ。
「対話による新たな道が切り開けるならばと思ったが……仕方ない」
修は勇者の額を掴み、静かにとどめをさした。
その後、修の率いる魔王軍は王国へと進撃。
降伏による対話要求を得るに至る。
平和をもたらすためには戦いを必要とする。
それは世の常ではあったが、それを変える道を魔王修は常に追い求めていた。
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あとがき
担当マスター:
青空綿飴
ファンレターはマスターページから!
ごきげんよう。魔王の城を探索するシナリオは多々あれど、攻略方法は似通ってしまうもの。
しかし逆に魔王のお城を作るとなると、個性が大きく出てきますよね。
あんまり殺したくない人や、この際だから沢山殺しちゃおうという人や、ちょっとかわったアプローチを考える人。
それはきっと、キャラクターのもつ独創性の表われなのでしょう。
このシナリオから、そんないつもと違った側面を描けていたら光栄です。
余談ですが、ここで生まれたお城を攻略するシナリオなんかがあったら、それはそれで楽しそうですね!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月19日
参加申し込みの期限
2017年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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