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チャンネル1、星ヶ丘エリア。
現実の星ヶ丘に雰囲気は似ているけれど、その街並みや風景は更にヨーロッパの匂いを感じさせるものが多くなってきている。
「ここだよね」
アバター『prier』にダイブして景色を見回しながら、
維都月 茉菜
は待ち合わせの相手を探す。
と、駅前ロータリーの片隅に、予め教えて貰っていた『Nein』というアバター名の人物が立っているのを見付けた。
相手も気付いたようで、軽く片手を挙げる。
「待った?」
「いや」
Nein――
八神 修
は、微かに首を振ると「それじゃ、行こうか」と茉菜をエスコートした。
このアバター名は、自分の姓を捻って付けたのだという。
「八神を8の上で9って、面白い発想ね」
茉菜は楽しげに幼い顔を綻ばせた。
今日は二人で、仮想世界の星ヶ丘の街を楽しむ予定だ。
星ヶ丘エリアは他のエリアに比べると、多少開発が遅れている感はあるものの、駅周辺は結構賑やかになってきていた。
「あ、あっちショッピングモールみたいになってる! 行ってみよう!」
目に付いたものに飛んでいくような茉菜の後を、修は微かに笑んで付いていく。
「……まさか本当に入れるなんて!」
父のパソコンを借りてCat Islandを始めた
鴻上 優梨乃
は、そのまま自分のアバター『yurika』のいた場所に立って嬉しそうな呟きを零した。
もれいびがダイブ出来るという噂を聞いて試してみたけれど、本当に仮想空間に入れてしまうと更に胸が躍る。
「折角だから、髪型も変えてみようかな?」
サイドテールの青い髪を、優梨乃は緩いウェーブの掛かったツインテールに変えてみた。
たまにはこういうのも悪くない、なんて窓ガラスに映った姿を眺めて。
「こうなると服も揃えたくなっちゃうわね……よし! 町を探索しつつショッピングといきましょうか!」
普段は爽やかなお姉さん然としている優梨乃も、俄然テンションが上がってきた。
軽い足取りで、人の賑わう辺りを探しに行く。
「ニューカマーだの」
都
は駅舎の窓から、チュートリアルエリアから飛んで来て、たむろしたりあちこちに散っていくアバターたちを眺めていた。
「さてと、今日はどこ行くかのー……」
そういえば、少し前に聞いたネットラジオでライブが行われる日だった筈。
「そのくらいの時間になったら会場いってみっかの」
と建物を出ようとして、
「……っと、その前に」
都は前回落ちた時のままの姿を眺めた。
(服装は結構ころころ変えるけど、ウィッグ変えたことなかったしなぁ)
こういうのもアリかと、手持ちのアクセサリーでウィッグにアレンジを加えてみる。
ロングのウィッグを、サイドテールに変えて、装着し直す。
なかなか良い感じになった気がする。
「んっし、したら服装は……んー、白のうさ耳パーカーは基本として……」
パーカーの下に着るものを、失念していた。
「髪型に合わせて活発系……? むー……いまいちコーデが思いつかん。ん?」
そういえば、可愛い系の服をラジオで紹介していたなと思い出した都。
「いやしかしアドバイスとか貰うには……
んーむ……考えてるよりいったほうが早いか」
案ずるより生むが易し、という事で、彼女は出掛ける事にした。
「じゃあ、もう一回起動してみますねー」
尻尾の先をくいっと動かし、猫耳少女な『こず』――
屋敷野 梢
が歩き出すと、後ろに立っていた二足歩行の子猫がとてとてと付いてきた。
「やっぱり可愛いなぁ……動作はこんな感じで。どう? 真似してる?」
「うんうん、上手くいってるよ!」
日菜
はこの日、有志が解放しているテスト用サーバーのひとつで製作中の『とてとて』シリーズの動作確認をしていた。
とてとてシリーズは、可愛い二足歩行の子猫や子ウサギがアバターの後ろをとてとてとついてくるアイテム。
簡単なAI搭載で、持ち主に合わせて手を振り返したりお辞儀などの動作を行う機能も付いている。
アバターに装着するタイプなので、土地に設定された容量に関係なく出しておけるし、出したままテレポートやサーバーの境目を跨いでも大丈夫だ。
これがオブジェクトを設置する形で出すマネキンだと、自力でサーバー間の移動は出来ないし、一見地続きのように見えてもサーバーが別の場所を往来する際、一時的に行方不明になったりする現象が起こる問題もクリアできる。
「……問題なし、かな。これでサーバーが重い時もちゃんと動けば、いいんだけど」
スクリプトものの性質上、あまり重すぎる時はしまって貰うなどの対応も必要かも知れないけれど、と日菜は項目をチェックしていった。
「『とてとて』用の服も、順調ですかー?」
「うん、同時発売する予定だよ。
今日は後は……加瀬くんのところに出す子たちのチェックだね」
と日菜は、二足歩行のベストを着たウサギたちを呼び出す。
「わあ、こっちも可愛いですねー」
「カジノのマスコットなんだよ。最終チェックしたら、送ろうと思ってるの」
「じゃあ、私もそこまでお付き合いしますねー」
「ありがとう! 梢ちゃんが手伝ってくれて、助かるわ。
アルバイトの事だけど……」
「あ、アルバイトの話は、忘れてくれていーですよー。
まあ適当に他で稼ぐのでー!」
「大丈夫なの?」
軽く目を瞬かせる日菜に、梢は「お友達を手伝うのは、当たり前です」とにっこり。
実は梢、シーサイドタウンに広い敷地を借りて、テーマパークを作り始めていた。
(廃課金してお金追加するにしても、お小遣いも限られてますしー……ここはひとつ、アルバイトをしましょー!)
という健全(?)な理由で、朝Lechatに来た時はアルバイトをさせて貰えないかと頼むつもりだったのだけれど、お店は朝からお客さんで賑やかだし、日菜は忙しそうだしで結局手伝いを申し出たのだった。
「そういえば……」
梢の言葉に、日菜も今は顔を見せていない大切な友達の事を思い浮かべる。
「今日はまだだけど、午後には来てくれると思うよ」
「お忙しいんですか?」
「コスプレ部も賑やかになってきたみたいだから、リアルのお洋服作りも大変かもね。
でも、楽しそうなんだ」
「ふむー……」
「梢ちゃんも、テーマパークの方はどう?」
今このサーバーにいるのは二人だけらしく、日菜は先ほど梢に耳打ちされたテーマパークの事を口にした。
「そちらは少しずつ。まだ名前も考えてませんけどー」
アトラクションや乗り物も、まだ出来ているのは巨大な観覧車といくつかくらい。
「そっか、良い名前が決まると良いね!」
「はい! 完成したら是非りぃちゃんと遊びに来て下さいねー!
オープン前には特別にご招待しますから」
「ホント? 嬉しいなぁ」
笑顔で頷く梢の胸の内には、ある野望があった。
野望というよりは、友人たちの事を思っての考えだけれど。
今は誰にも、ひみつ。
『あ、待ってたに♪ 瑠奈、用事終わった……え、ライブに出るの?
うにゃっ、すごいよ瑠奈! それ絶対楽しいライブになるって! ウチ見てるからがんば……えっ?!』
プライベート設定で遣り取りをした侑が、ばびゅーんと飛んでくる。
「あ、侑ちゃんてるてる坊主になってる」
「えへへ、先輩に貰ったにっ」
それぞれあった出来事を話しながら肩を並べてやってきたのは、勿論Lechat。
新作をのウサ耳(たれ耳のロップイヤーバージョンもあるよ!)を装着した店主たちの看板が目を惹いて、店内には絶えず可愛い服を着た少女のアバターが出入りしている。
「いらっしゃいませニャ! ご用件はなんですかニャ?」
早速、ロリータファッションに身を包んだ二足歩行の白猫がトコトコやってきた。
「なんか可愛いのが出てきたにっ」
「お店のマスコットなんだよ。今日は可愛いお洋服と、新作のウサ耳を買いにきたの」
瑠奈が視界に表示されたパネルの、目当てのアイテムを押すと「新作コーナーは、正面になってますニャ!」と白猫が案内してくれる。
「はえー……あったまいいにー」
ディスプレイされたフリフリドレスを眺めていた侑は、白猫の応対をつい観察してしまう。
「やっぱりたれ耳の方がいいかなぁ」
「瑠奈、これにするの?」
「うん。侑ちゃんは真っ直ぐな耳の方が、元気な感じで似合うかも」
「そ、そうかにー?」
瑠奈の誘いで、彼女の舞台にバックダンサーとして出る事にした侑も、一緒に衣装選びをしていた。
でも……。
普段活発で動き易い服装の多い侑から見ると、レースやリボン、フリルが沢山付いた甘い雰囲気の服を着たら、ちょっと慣れない感じかも。
フリフリで、フリフリで、とにかくフリフリで。
「うぅーん……どれがいいかわかんないに。フリフリがフリフリだにー」
ぐるぐる。
「侑ちゃん、しっかり。あ、侑ちゃんはこれが似合いそう。どうかな?」
「ぬぅー……むー……」
唸る侑を前に、衣装を決めた瑠奈はクローゼットから輪っか状のオブジェクトを取り出す。
「それなぁに?」
ぐるぐるが吹っ飛んだように、侑が顔を上げた。
「ファッションリングっていうの。
あ、指輪じゃなくて、これに買った服のデータを入れておくと潜った時にぱっと着替えられるの」
「へえぇ、便利だに!」
同様の機能で、家の扉に服を設定しておき、出る時は外出着、帰ってきたら部屋着にチェンジするようなものもあるという。
「これをライブで使いたいなぁって思ってるの。
これ自体はコピー可だから、侑ちゃんにもあげるね」
衣装を輪にセットしながら二人は舞台の演出などを話し合っていると、朧がやって来た。
雨に濡れた日のとんでもない目を思い出して、遠巻きに見るだけにしようかと思っていた彼だったけれど、店先には先ほど会った侑がいる。
「おー、七音ちゃんじゃん?」
「あ! 先輩、朝振りだにっ! お部屋は見付かった?」
「うん、お陰様でさ。そっちは七音ちゃんの友達?」
「そうだにっ♪ ルームメイトの瑠奈だよ。こっちは朧先輩だにっ!」
「こんにちは、夢宮瑠奈です」
「ほー、夢宮ちゃん。よろしくさね」
朧は二人の話で、Cat Islandの最近の話を仕入れた。
「ライブに建設中のカジノと……あと、チャンネル名とかの公募? 面白そうじゃん」
何処から見に行こうかなと、朧はLechatのある通りを抜けながら様々な期待を巡らせるのだった。
Lechatが店を構える通りは、早い段階から開発が進んでいたお陰かファッション系の店舗が集まっていた。
系統も様々で、普段着っぽいものから和服、ちょっと変わった衣装など、好みや気分でも選べそうな店が立ち並んでいる。
『白いパーカーに合わせるなら、こちらはどうですか?』
「おー、こういうのもいいかも……」
可愛らしいピンクの上下を勧められて、都はじっと観察。
試着もして良さそうだったので、今日はこれと決めた。
『お似合いですよ~』
「んむ、いい感じ。アドバイス感謝だの」
『いえいえ、ありがとうございました!』
パーカーのウサ耳を揺らしながら店を出る都に、店主のアバターを操作していたユーザーは頭に疑問符を浮かべる。
(白いウサギ? ……まさかね)
コーディネートも決まった都は上機嫌。
「うっし、ライブまでの時間は適当に買物とかして時間つぶす!」
でも、ふとリアルより仮想世界でお洒落に気を遣っている自分に気付いて、そこんとこどうなんだろうと思ってしまう。
「……気にしたら負けだの、んむ」
よし気にしない!
楽しい事を探すように、白いウサギは街角から街角へ。
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月04日
参加申し込みの期限
2013年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月11日 11時00分
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