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●名前を付けよう●
次ぐ、日曜日。
運営から、ユーザーに公募されていた各チャンネル名とマネキンの呼称についてのお知らせが届いた。
まず、マネキンの呼称に関してはBelladonnaが応募した
『マヌカノイド』
に決定した。
「捻りを利かせた造語が、一線を画していました」
とN-catはコメントしている。
そして、各チャンネルの名称に関しては、結構難航したようで……。
「チャンネル1の土地がここのところ埋まってきているので、早々に三つ目のチャンネルを開設する事を視野に入れています。
その為、次のチャンネルにも関連のある名前を付けられる、発展性のある名称を選びたいんですが……」
「とすると、該当しそうなのは
『0:ステージゼロ 1:ステージわん』(Vizohunirさん)
『0:でじ猫島 1:ゆめ猫島』(ラスさん)
『0:山猫 1:海猫』(森蓮さん)
『0:ミケ 1:トラ』(こずさん)
といったところかな?」
リストを確認しながら、神田ちゃんがピックアップしていく。
因みに、『マヌカノイド』のように言葉を掛け合わせた造語と判別可能なものを除いて、ウェブ検索を掛け、独特で有名な企業や商標の名前などしか出てこない単語や、検索に引っ掛かららず意味や意図が不明なものは省かれている。
「見事に動物ですね」
「この世界の名前が名前だから、当然といえば当然だけど……殆ど猫だね。あと犬だね」
「僕はラスさんの案で、後のチャンネルに『○○猫島』って付けていくの良いなぁって思うんですけど」
「それなら山猫海猫もいけますよね。空猫とか丘猫とか、砂猫花猫星猫とか良いんじゃないですか!?」
「ミケとかトラなら猫の種類だけ無限に増やせるよ!」
「「無限に増やしてどうするんだよ」」
「あっ、スミマセン」
「みんな……わんこの事も忘れないで」
小声で呟く神田ちゃんは犬派のようだ。
結局「あれが可愛い」「これも可愛い」「っていうかみんな可愛い」で紛糾した今回の運営会議では、ひとつに絞る事が出来なかったようだ……。
「これは、今後何らかの形で決めないといけないですね。ユーザーの皆さんの声が聞けるような場で」
というN-catの言葉に、関係者は深く頷くのだった。
ひとまず『マヌカノイド』が決定したBelladonna(
エレノア・エインズワース
)と、チャンネル名の選考に残った四名(
大天使 天吏
、
桜井 ラッセル
、
森 蓮
、
屋敷野 梢
)には謝礼が送られ、チャンネル名のユーザー投票が行われる運びとなった。
※
謝礼の電子マネーカードは、Cat Island以外の加盟店やウェブサービスでも使えます!
●日曜の風景●
『オハヨー オハヨー タダイマ アサ10ジ』
「ははっ! やっと、ちゃんと飛べるようになったな」
頭上を旋回するソラを見上げ、
ラッセル
は笑った。
「よーし、じゃあ俺も!」
首に下げた鍵を握り締め、ラッセルはカナリアの姿に変身した。
『あ、可愛い鳥』
『ほんとだー』
ソラとラッセルが飛んでいるのを見付けたアバターたちが、声を上げている。
『色違いで兄弟みたいだね』
『いいなぁ、ああいう鳥さん欲しい』
羨む言葉を聞くと、なんだか誇らしい。
(……あ、そろそろ自分の家も決めなくちゃな)
ここのところソラの事に掛かりっきりだったラッセルは、すっかり忘れていた家探しの件を思い出す。
『まあ、今日はこのままkonruんち行こうぜ!』
『イコウ イコウ ソラ konru ダイスキ』
チャットメッセージを打ち込むと、ソラはそう返してきた。
二羽の影が、仮想世界の空を舞う。
――チャンネル1、星ヶ丘エリア。
「いらっしゃいませ、カジノ
『Speranza』
にようこそ……」
穏やかに、そして意味ありげにオーナーであるRageが微笑む。
ついにオープンしたカジノ『Speranza』は、休日という事もあって昼間からなかなかの盛況ぶりだ。
カジノゲームを楽しみに来るアバター以外にも、施設の外観や内装を見物に来ている人もいる。
動画やスクリーンショットを撮るのに夢中になっている人もいるようだ。
寝太郎が苦心して製作した甲斐あって、こちらの評判も上々。
そして、礼二の甘い営業トークにうっとりしているらしき女性アバターも少なくなかった。
それにしても。
熱帯魚のように煌びやかな女性アバターを引き連れ、店内を見回る礼二はある事に気が付く。
時折、機体の設定よりも高い『当たり』を出しているアバターを見掛けるのだ。
別に彼らが改竄スクリプトを使ったり、不正をしているようには見受けられない。
(まあ、現実と違ってこちらの景品のデータは、引き換えてもなくなってしまう訳ではありませんからね……)
客の意欲を高める為に期間や数量などを限定として設定した景品はあるものの、元本のデータさえあればいくら交換しても消える事はない為、礼二の懐は痛まない。
新たなゲームを開発したり、別の景品をクリエイターに頼めばその限りではないけれど。
『これで10連勝か』
『まさかこんなに勝てるなんて』
こちらはポーカーのテーブル。
ディーラーのマヌカノイドが、滅多に見せない設定の苦笑を浮かべている。
「なかなか調子が良いようですね」
礼二が話し掛けると、連勝中のアバターは『あ、はい』と緊張を表すような返事をした。
『やっぱあの噂、本当なんだよ』
「噂……とは?」
隣の友人らしきアバターのメッセージに、礼二も興味を示す。
『アレですよ。白いウサギを見ると、ラッキーな事があるってやつ』
「ああ、確かにそんな話がありましたね」
『こいつ、昨日見たらしいんですよね。俺が見た時にはもういなかったんだけど』
(これは面白い事になるかも知れませんね……)
やや悔しげな青年アバターの言葉を耳に、礼二は柔和な笑みを深めるのだった。
――現実世界、シーサイドタウンの繁華街。
「みんな……大事な話があるんだ」
「なんだ、改まって」
「俺たち仲間だろ、水臭い事はナシナシ! とりあえず話してみろよ」
「あ、ああ……。
実は、さっきまで昨日一緒にライブ見てた子と会ってたんだけどさ、なんか付き合う事になっちゃって」
「!?」
「!!!!」
「なん……だと……」
「やっぱ白いウサギのご利益かなぁ」
「こ、この野郎!」
「どわー!?」
「俺たちは無敵のソロ軍団として一蓮托生じゃなかったのかーッ!!」
「リア充は即・滅・殺!!」
「みんな待って! 落ち着いて! 話せば分かるっ!!」
「ちくしょう、俺だって、俺だって……俺も帰ってキャットアイランドやるううぅぅぅ」
「あ、おま……お前まで俺たちを裏切るのかぁッ!?」
「待てやコラァ!!」
大騒ぎしながら通りを駆け抜けていく若者たちを、
天吏
は興味なさげに見送った。
スマホ用アプリの構想も大体纏まってきたし、そろそろあの部屋に戻って作業を進めよう。
歩き始めた彼女の耳に、軽い羽音が届いた気がした。
「あ、鳥さん……」
何より鳥を愛する天吏は、ついふらりと影を追ってしまう。
その影は、高く遠くに羽ばたいていく。
一枚の羽根を残して。
ふわり。
天吏は、目の前に舞い降りた羽根に手を差し出す。
煌くような、綺麗な緑色の羽根。
けれど、それは彼女の白い指に触れる前に、淡雪のように消えてしまった。
「……?」
透き通るような青い瞳が、不思議そうに瞬いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月04日
参加申し込みの期限
2013年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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