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\ オーバータイム!/
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とはいえ、脱出を諦めるわけにはいかない。
瑪瑙が立ち去り、戻ってくる様子もなくなった頃、
八神 修
が手を挙げた。
「俺がやってみる」
「――あ、そうか」
椿 美咲紀
がぽんと手を叩いた。
「シュー君のろっこんなら、硬くても冷たくても氷でも、関係ないかもしれません」
「ま、やってみないことにはな」
修は立ち上がり、壁に手を当てた。目と閉じ、じっと集中する。……しばらくして、パンッ! という音と共に、壁がバラバラと分解されていく。
「……うまくいったな」
修は美咲紀、亮、莉鳥、武道と順番に壁を分解していった。巧を最後にしたのは、うっかり光を探しに行ったら困るからだ。
「……ふう」
さすがに疲れ、修は座り込んだ。「少しだけ、休ませてくれ」
「それはいいけど、なるべく早く逃げないと、瑪瑙が戻ってくるかもしれないぞ」
亮が外に目をやりながら言った。
「いや、俺は残る」
「えっ、どうして?」
と巧。
「取られた道具も取り返したいし、藍玉がどうなったか気になるからな」
「で、でも危ないよ!」
「元の世界に戻るにしても、情報が必要だろ?」
「でも!」
「大丈夫です! 私も残りますから!」
「そう、大丈――はあっ? 何でお前まで?」
自信満々に言い切った美咲紀に、修は呆れた目を向けた。
「シュー君一人じゃ心配ですし、情報収集とか、食料があればそれも確保したいですし」
修は頭を抱えた。が、やがて嘆息すると、
「……仕方がない。俺たち二人で残る。東門たちは先に逃げてくれ」
「と言っても、どこに逃げたものかしらね」
莉鳥は考え込んだ。外に出たところで、右も左も分からない世界で迂闊に動くのは危険だ。といって、いつまでもこの建物内に残るのも、得策とは思えない。
何しろ、今の段階でこの建物がどの程度の大きさで、どのような構造であるかさっぱり分からないのだ。隠れ場所もあるかどうか、それすら誰にも分からない。従って、残ることによる危険性も非常に大きい。
「……僕も、残りたい」
おおっ、と武道が軽く声を上げた。「珍しく意見を言ったけど、して、そのココロは?」
「光を置いてけないよ」
「やっぱそれか」
「いったん、光のことは忘れた方がいい」
と、亮が言った。
「光のことは、逃げてから考えても遅くない」
「でもっ」
「いいか」
がしっ、と両肩を掴み、巧を真正面から見つめて亮は続ける。
「あいつらは、“琥珀”を殺したりはしない」
「それは……そうだけど」
「だから、まずは自分たちの命が最優先だ。分かったか?」
「う、うん……」
納得はしていないが、それでも亮の言うことは分かった。自分が駄々を捏ねれば、他の者が困るであろうことも。或いは、無理矢理にでも連れて行かれることが。
だから巧は、頷くしかなかったのだ。
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泉 楽
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月24日
参加申し込みの期限
2017年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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