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\ オーバータイム!/
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僕らの異世界戦争
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ここは九夜山。登山道からちょっと離れた場所だ。
そこに、ソフトボール大の玉が落ちている。赤、青、黄色、紫、黒……様々な色が絶え間なく、生きているかのように渦巻いており、明らかに普通ではないと分かる。
その玉を見つめる人物が二人――
北里 雅樹
と
青木 学
だ。
「ねえ、何やってるの?」
不意に声をかけられ、二人はぎくりと振り返った。
ハイキング姿の
新田 樹
が不思議そうに雅樹たちを見つめている。
「それ、何?」
「近づくな!」
ひょいひょいと近寄ってくる樹に、雅樹は怒鳴った。
「どうしたんですか?」
二人を年上と見て取った樹は、努めて礼儀正しい態度で訊き直した。
雅樹と学は顔を見合わせた。中学生のようだが、黙って追い返すのは得策ではないと判断した二人は、掻い摘んで説明した。
友人たちが行方不明になったこと、その場所と思しきここに妙な玉があったこと、小石は弾き返すが虫は吸い込まれたことなどだ。
「だから、触らない方がいいって」
学はそう付け加えた。
「……とはいえ、このままじゃ埒が明かないしな」
雅樹は伊達メガネをかけて、【精密視力(マイクロ・アイズ)】を発動させた。
顕微鏡レベルの精密さで玉を観察する。
玉は相変わらず、うねっていた。向こう側を見ることは出来ない。表面は一見したところ、つるりとしている。ガラスか水晶のようだ。発光はしていない――むしろ、吸い込んでいるようにも見える。
「……駄目だ」
「結局、何も分からないってこと?」
学は絶望的な表情で尋ねた。
「なら、やることは一つだ」
「ち、ちょっと待ってくれ! 触る気か!?」
ああ、と呟くと、樹が大きく頷いた。
「分かります! 触ってみましょう!」
「いやお前は――」
いきなり現れて巻き込まれることもないと、雅樹は止めようとした。
だが樹は、己のろっこん【箱庭(リトルガーデン)】で玉を手元に呼び寄せた。その瞬間、彼女の姿が消えた。まるで入れ替わるように。
「な――!?」
「だから言ったのに! どうする!? どうするよ!?」
ぽとんと落ちた玉の周りで、学はパニックになった。
「俺が行く。お前は他の奴が触らないよう、見張っていてくれ」
「マジで!?」
「……このまま何もしないのは、“リスクを取らないリスク”ってやつになっちまうからな」
そうして、雅樹は玉に手を伸ばした。触れるか触れないかの瞬間、彼は目を細めた。それがなぜなのか、学には分からなかったが、すぐに雅樹はそこから消えていなくなった。
「……ああ~、東門、みんな、無事でいてくれよ~」
三月のまだ肌寒い山の中、学は自分の体を強く抱きしめた。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月24日
参加申し込みの期限
2017年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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