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「あー、とりあえずもう暴れないように見張っておこうぜ」
大福の提案により、何人かでレイラを囲み、寝子タブ取材班へと彼女を組み込むこととなった。
「オーノー。『レッド・ぱんつ・オブ・ビクトリー』を装着してもバッドラックには対応できないのですね!」
悔しそうに地団駄を踏むレイラ。
「ああ、君は『勝利の赤いパンツ』の記事を読んでくれたんだね。ありがとう」
『ハートスッポン』探しもほどほどに水口はレイラをネタにしようと質問を始めていた。
「あの記事は実に素晴らしいですわ! まさに日ノ本のファンタジー!」
と、ノリノリなレイラ。
「見つけた!」
そんなクノイチ騒ぎに気づかないくらい夢中で探していた美和とふわりが声を揃えて指を差す。そこには確かに『ハート模様に見えなくもないスッポンらしき亀』がいた。
それに合わせて巴とタルトが手を上げて合図を出す。すると物陰から医者姿に変装したラッセルがやってくる。
「誰が見つけたのかな」
他人のフリをしながら視線を合わせず、ラッセルは小声でタルトに尋ねる。
「美和ちゃん先生と、ふわりちゃん。あと、天野君かな? んー、とりあえず美和ちゃん先生に行っちゃいなよ、教師と生徒の禁断の愛、いいよね!」
「了解っ」
探してもいない天野を告白候補に組み込んだのはタルトの悪戯心とボーイズラブ趣味が入り混じった結果だった。そんなこととは露知らず、ラッセルは美和へと向かう。
「っていうか全員にやればいいんじゃねぇ?」
と巴が毒づく。
「それはいろいろ問題があるんじゃないかな、お年寄りとかカップルとか……」
そんなタルトの懸念をよそに美和に声をかけるラッセル。
ラッセルの登場に対して、美和はきょとんとした顔をしている。それは周囲の取材班の面々も同じだった。
「あなたのことが好きです! 今日こそと思って、やっと言葉にできた……! どうか俺とまずはお友達から始めて下さい!」
恥ずかしい台詞を真剣に言いきったラッセルは美和の手を強引に握って微笑んだ。
「んー、気持ちは嬉しいけど、どこかで会ったことがあるような?」
記憶を掘り起こすように、首をかしげる美和。
何とも言いようのない間がそこに流れて。
「どうですか先生! 金髪のイケメンですよ、イケメン! 年下とかいいですよね♪」
とタルトがはやし立てる。
「年下? もしかして寝子島高校の生徒さん……?」
美和が訝しげな声をあげるのを押しとどめるようにラッセルは言葉を重ねる。
「あ! すみません、もう行かなきゃ。俺はカナタといいます。これお近づきの印に」
と、美和に何かを握らせて、出口側へと足早に去っていく。
一部始終を巴はカメラに収めていく。レイラの騒動からラッセルの告白という事件の連続についていけない人々も多数いる中。ふと、水口は思い出したようにラッセルを追いかけ始める。
「あ、あれは、まさか!? まさか!」
「どうしたんだ、水口さん!」
突然走り出した水口に遅れずに追随するのは文月。ラッセルのフォローの為にいつでも動けるように身構えていたのだ。
「ヤツは『化けカナリア』かもしれない!」
それは今回の取材のきっかけとなった、投稿写真の人物と酷似していたのだ。
「なるほど、つまりヤツが変身する姿を押さえるか捕まえればお手柄ってことなんだな?」
「そういうことだ!」
走りながら水口から話を聞く文月。そうこうしているうちに水族館を出てすぐの十字路を曲がったあたりでラッセルの姿を見失った。文月がしつこく水口に話しかけてペースを乱したのも効を奏したのかもしれない。
「どこにいった?」
「見当たらないな」
そんな2人の目の前を黄色い鳥が飛んでいく。それを呆然と見つめる水口と、小さくにやりした文月。
「くそ、逃げられた! あの鳥がヤツかもしれないのに!」
「いや、もしかするとたまたまカナリアがこの辺を飛んでいたのかもな? ペットのカナリアとか最近流行ってるらしいし」
しれっとラッセルの為の嘘を塗り固め、水口を納得させる文月であった。
一方、残された美和たちはラッセルから受け取ったものに興味津々であった。
「これ、恋愛成就のお守りだよね。何か入ってる。『本物の恋を願って』ですって」
なんとなく肩透かしのような気分を味わった美和だが、それはそれでいいかと思うことにしたようだった。
「きっといい人に出会えますよ♪」
そんな風に美和に声をかけるタルトに美和は笑顔でこう答えるのだった。
「うん、まだまだ試していない恋のおまじないもたくさんあるしねー」
それを聞いた一同は、美和の恋路がうまくいくのはだいぶ先だろうなと思うのであった。
シーサイドタウンの『ハートスッポン』を探していたところ、現代に蘇った自称『クノイチ・ガール』に遭遇。『勝利の赤いパンツ』を身につけ、巨漢の男を蹴り倒す姿は華麗という他なかった。これは『勝利の赤いパンツ』の伝説を裏付けする証拠ともいえよう。そして『ハートスッポン』の真相は今だ闇の中である。告白に成功した読者がいれば是非教えて欲しいところだが……。なお、『化けカナリア』と思しき青年を目撃したが確固たる証拠を見つけることはできなかった為、有力な情報などあれば寝子タブ編集部までご連絡されたし。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月07日
参加申し込みの期限
2012年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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