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■ユメユメ事変・ブラボー:シーサイドタウン・キャットロード
くだらない。
くだらないことばかりだ。
朝鳥 さゆる
にとって、日常というものは、ガラス片をまき散らした廊下に似ている。
歩くほどに足が切り裂かれ、進むたびに酷くなっていく。
やがては痛みが麻痺して、歩くことの意味を喪っていく。
通常なら痛みをさけて動けなくなったり、怪我を防ぐ努力をするものなのだが、ことさゆるにおいてはこうだ。
そんなに痛いなら、いっそ寝転がってみればいい。
日常というものは緩慢だ。
精々ガラス片を踏む程度の危険しか転がっていない。
自分の心臓をひと突きにしてくれるナイフや、首を絞めて釣り上げてくれるロープもない。
だから。
「そう、私を殺す気なのね」
無数の土粘土がうねうねと形を変え、ナイフを持った人形に変わっていくさま見て、さゆるは少しだけ興味を持った。
自分を殺してくれるかも知れない非日常は、さゆるにとって価値があった。
「やってみせて」
ナイフを突き込んでくる人形。
非人間的な殺意。
さゆるはそれをごくごく僅かな動きだけで回避すると、MPS製ショットガンを手の中に呼び出した。
引き金を引いて、横薙ぎに払うように振る。
秒間五発のフルオートで放たれる12ゲージ弾がたちまちのうちに人形を破壊。
後続の人形たちも勢いよくひっくり返り、次々に動かなくなっていく。
人の形をしたビスケットが街路樹の影から次々と姿を現わす。
しかしそれすら、さゆるにはどうでもよいことのようだった。
姿を見せたそばから無造作に連射。弾が切れたと思ったらボックス弾倉をはめ込む。
まるで機械のように続く破壊行動。
砕けていくビスケット。
いくつもの空薬莢が足下にたまった所で、さゆるはやっと手を止めた。
やめる気になったから、ではない。
「うちの高校の生徒……だったよね? 生徒の顔は大体覚えてるつもりなんだけど、あまり登校しないクチかな」
両手をあげてへらへらと笑う、
志波 武道
が銃口の先にいた。
武道を射程に収めた時最初に感じたのは、殺意のなさ。
次に感じたのは軽薄そうな表情から受ける油断。
その次に感じたのは、ワンクッションおいた強かさだ。
さゆるはすぐに、彼が遊び人の皮を被った大物だとわかった。
『だれでもいいからとりあえず』のさゆるとて、人を見る目がある。正確には後腐れ無い人間を見分けることに長けているのだが、逆にいえば筋の通った人間を察知して避けることも得意だった。
「邪魔」
「まあまあ、そう言わないで。わかる? 俺、生徒会長やってるんだけど」
ニコニコして両手をあげる武道。
「興味ないわ。それともあなたが殺してくれるの」
「物騒だなあ……」
静寂、1コンマ5秒。
素早く前後反転したさゆるは後方マンホールの下から飛び出したバネ仕掛けの人形をショットガンで粉砕。
武道は後ろ回し蹴りでアヒルのオモチャが継ぎ合わさった人形を粉砕した。
「話は後でいいかな。ちょっと手伝ってくれる?」
「…………」
沈黙を肯定とうけとって、武道は自分の側にいるオモチャ人形たちを相手取ることにした。
「それにしてもアヒルのオモチャにバネか。懐かしのオモチャ大集合って感じで心苦しいなあ、っと!」
ずんずんと音を立てて突っ込んでくるパウンドケーキの人形。
そんな人形めがけ、武道は不思議な武器を投擲した。
映画や何かで、両端に重しのついたヒモが人や動物の足に絡まって転倒させるさまを見たことがあるだろうか。
これはボーラといって、古くは動物を狩るための道具である。
「まあブーメランが戻ってくるオモチャになったのと一緒でさ、絡みつきやすくて伸縮する特別なワイヤーと素早く巻き付いて打撃もあたえる特殊構造の分銅なんだ。わかるかなあ、ピンポン球の中に何個か豆が入ってるような感じでね……」
説明しているが、さゆるは無視して人形の破壊を続けていた。
「つれないなあ」
武道はからからと笑って、転倒した人形をジャイアントスイングで振り回した。
元々持っていた、手刀で相手を麻痺させるろっこん能力の代わりに身体能力強化の能力をササヤキから受け取っていた。
人形を手放し、他の人形へと放り投げる武道。
「うーんパワフル。さて、例のアレが出るのはそろそろかな?」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月14日
参加申し込みの期限
2017年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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