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<月華>冥晶宮襲撃 ―迸るほどの想いの果てに―
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序:戦乱の風
(どんどん近づいてきている、のだ。たぶん、アレが……)
目視で確認しながら、内心で呟く少女が一人。でっぷりとした三毛猫『がおー』と今日も一緒の
後木 真央
は、相棒をもふもふしながらも真面目な眼差しでそれを見ていた。
視線を近くに戻せば、
八神 修
が近衛兵たちと協力して防壁を作っている。彼のろっこん『分解』で荒く削った大岩などをベースにつくった防壁は、急ごしらえにしては頑丈そうに見えた。
「ウォルちゃんセンセ、前線での援護お願いするのだ!」
真央が、射撃部でお世話になっているウォルター・ブラックウッドに普段どおりの猫のような笑みで言う。ウォルターは「そうしよう」と静かに頷いた。彼女と同じように援護を頼もうと思っていた
椿 美咲紀
もまた、挙手してお願いをする。先ほどまで修の提案した壁作りの補佐をしていた為、ちょっと土で汚れたが気にしていられない。
「先生! どうしてもやりたい作戦があるので協力してもらえませんか?」
「作戦? どんなものか教えてくれるかい?」
ウォルターの言葉に頷き、美咲紀はその内容を説明する。と、彼は「ふむ」と頷いた。
「確かに、効果があるかもね。ただ、相手は『影の魔物』とかいう化け物らしいじゃないか。フツウの動物同様の効果が得られるかは未知数だよ?」
「それでも、試してみたいのです」
美咲紀がポニーテールを揺らして力強く言えば、ウォルターは小さく笑った。
「それならば、やってみよう。うまくいくことを願うよ」
美咲紀は小さく頷き、真央はその内容を振り返り少し考える。
「今思ったけど、真央ちゃんたちは何か対策しておいたほうがいいのだ?」
「あー、近くを通らないようにするぐらいですかねぇ」
おおっぴらに作戦がばれるような回避行動を取らなければいいのでは? と思った彼女は、仲間にも一応相談してみようと思うのだった。
「治療道具はこれぐらい、かしら?」
「だと、思います」
今回衛生兵的な役割を担う
仙藤 紫
と
塔ヶ崎 璃亜
は聖水の他薬や清潔な包帯など、治療に必要な道具をそろえていた。
己のろっこんが戦闘に向いていない上、戦闘に関してはずぶの素人である紫は今回治癒能力がある麒麟族へ変身し、後方支援に当たる事にした。それでも混戦になった時の事を考慮し念のために長刀を借りている。
一方の璃亜もまた同じように麒麟族へ変身している。彼女は前線で戦う者に同行し、傷を負った者を後方に下げて治療するつもりでいるようだ。ナイフは治療の際衣服などが邪魔になる時に使用する。
「無茶はしないように、ね。私は少し後方で治療に当たるから、一人での治療が難しい場合はそこまで連れてこれるかしら?」
「可能な限りがんばりますっ」
紫と璃亜がそう打ち合わせしていると、空気が変わったような気がした。璃亜は、急に鼓動が早まり、僅かに身を竦める。
(ダメ……。皆、魔物に立ち向かうんです。がんばらなくては)
璃亜が僅かに拳を握り締める。と、紫はそっと彼女の肩に触れて微笑んだ。
「緊張しているのね。そうね、無理も無いわ。敵が攻めてくるのだもの。でも、こんな時こそ笑顔、よ」
ほら、深呼吸、と紫に言われ、璃亜は何度か深呼吸を繰り返す。と、少しだけ楽になった気がした。
「ありがとうございます、紫さん」
璃亜が礼を述べ、紫はそれにやわらかく微笑んだ。
(そろそろ……か?)
コーヒーを飲んで集中力を高めていた
新田 亮
は、周囲の喧騒からそんな風に感じ取っていた。傍らでは緑茶を飲みながら塩焼きそばパンを頬張っていた
御剣 刀
がちらり、と冥晶宮を見る。口にしたパンは先日食べた物には負けるものの、中々美味しかった。
(華夜が役目を終えたら食べさせてあげたいなぁ)
なんて思いながらも、最後の一欠片を押し込むと緑茶で流し込んだ。食事が終わったのを見計らい、亮は刀に問いかける。
「御剣は、華夜の警護に行くつもりか?」
「あぁ。新田は前線に行くんだろ? 気をつけろよ」
相手が相手だからな、と念を押す刀に、亮は静かに頷いた。刀が席を立つのを見送ると、亮もまた席を立つ。体を軽く解しながら歩いていると、修は兵士達と共に宮を囲むような壁を作っていた。内壁の方が外壁より高く出来ており、修のろっこんと兵士たちの種族の力の結晶であると見抜いた亮は思わず感嘆の息を吐いた。
「お疲れ」
亮の言葉に、修は小さく苦笑して返事をした。やはりろっこんの多用で少し疲れたらしい。亮は珈琲を渡し、少し休め、と修に言った。
「いや、そろそろ奴らがくる。……もうちょっとがんばるよ。2時間持たせればまずはこっちの勝ちだし」
「その油断が、命取りだよ」
修の言葉に、穏やかな声がつっこむ。その正体は
呉井 陽太
だった。隣にはいつものように朗らかな笑顔の
志波 武道
もいる。
「もうちょっとだけ時間があるみたいだし、休んで休んで」
「えっ? あっ、ちょ、ちょっと!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月31日
参加申し込みの期限
2017年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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