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<月華>冥晶宮襲撃 ―迸るほどの想いの果てに―
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武道に背中を押され、休める場所へと押されていく修。その背中を亮と陽太は苦笑して見送った。
陽太はそうしつつもちらり、と遠ざかる武道の背中を見る。彼らには、漠然としていたがちょっとした【危惧】があった。暫くして武道が戻ると、陽太がぽつり、と言った。
「んー、戦いながらあっち側の状況を把握してみようと思うけど……なーんか嫌な予感もするんだよね?」
「嫌な予感? ……あぁ、一応警戒はしておいた方が良さそうかなぁ」
そういいながら陽太と武道は周囲を見渡し、小さくため息をつく。まぁ、何よりも喜劇を好む性質を持つ『彼』の存在があるが故に、だろう。2人は頷き合って意志を固めた。
刀が回廊に向かうと、既に
恵御納 夏朝
と
夏神 零
が数名の兵士と共に警戒に当たっていた。側には玄武族の神官、綴がいる。彼は刀の姿を見ると小さく微笑んで一礼した。
「今、説明があったのだが、複数の兵士が隠れていて候。伏せておいた方が良いのでは、と案があってな」
零の説明に刀は僅かに神経を研ぎ澄ます、頷く。その傍ら、夏朝は僅かに息を漏らしながらぼんやりと話し合う2人を見た。
(本当は『異種族同士の婚姻・出産』関連について調べたかったんだけどな)
もし、異種族同士で子をなして異常が生じる場合、愛憐や帳などが失恋した原因になったのではないか、と思ったのだ。
彼女は懐からねこシールを取り出し、受け取った支給品と合わせて色々考える。
(シールの数に余裕はある。無茶しすぎない程度には奮戦しよう)
顔を上げる。不意に空気が変わったような気がした彼女は、自然と表情を引き締めていた。僅かに地面が揺れている気がすれば、高揚感が僅かに生まれる。
「感じ取ったようだな。……近づいてきている」
零が武器を手に目を細める。刀は黙って武器に触れ、夏朝は静かに息を飲んだ。
(燈耶はここまでくるのかな……)
前線に出るメンバーが抑え、浄化ないし討伐したらここまでは来ないだろう。だが、夏朝は、妙な胸騒ぎと共に彼がここに来るような予感を覚えていた。
「あら、もうお客さんがきたのかしら?」
「どうやらそのようだね」
たおやかな印象を持つ
尾鎌 蛇那伊
がため息混じりに問いかけ、様子を伺っていた
サキリ・デイジーカッター
が頷く。サキリは僅かに笑うと、朱雀族特有の赤い翼を広げ盗み見た蛇那伊の横顔に微笑んだ。一見穏やかそうな顔の蛇那伊だが、彼は今の今まで気を練り、全身に張り巡らせて精神統一をしていた。すぐにでも出撃可能な状態である。
「今は、持ちこたえる事に集中しましょ。さぁ、私達の出番よっ」
「あぁ。行かせて貰うさ」
蛇那伊の言葉に頷き、腰を上げたのは
優木 遥斗
。彼は愛用の竹刀を手にすると、ただ真っ直ぐに前を見据えた。
気合が入っているね、と遥斗と蛇那伊の様子をみて思っていたサキリ。だが、彼は向かってくる敵を見るとより楽しげに笑う。
(僕は、
前
に燈耶と戦っている。その続きが出来るならば、挑もうかな)
サキリは手にした月長石のナイフ2本を見、口元を綻ばせる。が、彼の元にたどり着く前に魔物を相手にしなくてはいけない。
「いいかい? 決して無茶しちゃいけないよ。僕らの仕事はあくまで援軍がくるまで持ちこたえる事だからね」
ウォルターが確認するようにいい、寝子高の生徒達は静かに頷く。それを確認し、遥斗が声を張り上げた。今回は彼が号令を任されていたのだ。
「作戦開始! 迎え撃て!」
あわせて兵士達の鬨の声が響き渡る。鹿型の魔物が飛び掛り、亀型の魔物が足音を響かせながら前進してくるが、寝子島の住人達は恐れることなく進んでいく。
(いよいよ開戦だねぃ、あっしもちょいとばかし暗躍させてもらうよぃ)
骨削 瓢
はくすくす笑いながら進軍に混じる。彼は目立たぬよう自然体に振舞いながらも、静かに目的を果せるように時を待つ。だが、己を見張る目には気づいていない。
寝子島の住人達は、魔物たちへと進撃していく。壁に阻まれながらもそれを壊す勢いでぶつかってくる魔物たちに怯むことなく……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月31日
参加申し込みの期限
2017年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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