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ラブ☆部活&同好会デー
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楡宮 遠海
は勧誘の只中を歩いている。動きは遅く、頻繁に左右から押された。艶やかなショートの黒髪が乱れる。唇を引き結んで少し不機嫌な顔となった。
――教頭から話は聞いていたけど、この混み具合はどうなのよ!?
ラブがなくて地獄だけよね? どこの世紀末暴走族映画? 私を巻き込まないで欲しいわ。
心の中で不満を募らせながらも差し出されたチラシは受け取った。少し悔しい顔をして綺麗に折り畳んで制服のポケットに収めた。
遠海は少し顎を上げて遠くを見遣る。目を左右に動かした。
――それらしい人はいないわね。軽音部だから、どこか別のところで演奏しているのかも。
耳の上に髪を引っ掛けて薄目となった。眉間にささやかな皺が寄る。
――勧誘の声が大き過ぎて何も聞こえないじゃない。ここは本当に地獄のロードね。
諦めたように息を吐いた。コツンと肩に何かが当たった。横を見ると目が合った。
水川 音葉
が八重歯を見せて笑った。顔の前で掌を合わせてぺこりと頭を下げる。
「ごめんね。当たっちゃったかな」
「大したこと、ないわ。その背中のバッグはギター?」
「ベースも入っているから、ちょっと重いんだよね。それにしても今日はすごいね! ラブ☆部活&同好会デーっ!」
音葉は興奮気味の声を上げた。横にいた遠海はぼそりと付け足す。
「地獄が抜けているわ」
「まあ、それは遠くに蹴っ飛ばして、お目当ての部活とかってあったりする?」
「もちろん、あるわよ」
遠海は音葉の背中のバッグにちらりと目をやる。
「たぶん、あなたと同じ部になると思うわ」
「そうなんだ! じゃあ、軽音部だね。私はギターとベースが弾けるんだよ。それとドラムは練習中だね!」
「私はキーボードとピアノができるわ。昔の話だけど、母親がインディーズバンドでキーボード担当だったから、その流れでピアノを教えて貰ったのよね」
口にした直後、遠海は首を傾げた。
――こんなことまで話すなんて。彼女のいう、ラブのせいかな?
口元に微かな笑みが浮かぶ。
音葉はポニーテールを機嫌よく振った。
「これからは仲間になるんだから、先に自己紹介するね。私は一年の水川音葉だよ、よろしく!」
「同じね。一年の楡宮遠海。軽音部で一緒に頑張ろうね」
「そうだね。セッションとかもしたいね。
アカ
と
クロ
を交互に使って!」
「アカとクロ?」
遠海の問い掛けるような言葉に、そうだよね、と音葉は笑って舌先を見せた。
「愛称だよ。アカは赤いギターでクロは黒いベースだね!」
「わかり易いネーミングね」
「そうかな。うん、そうだね! えっへへー」
音葉は少し頬を赤くして笑った。ポニーテールが喜ぶ犬の尻尾のように大きく揺れた。
――褒めたつもりはないんだけど。
その一言を心に仕舞い、遠海も機嫌よく歩いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
85人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月13日
参加申し込みの期限
2017年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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