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ワースト・バトルロワイヤル ~寝子島高校編~
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Act_2-2 バトルロワイヤル本戦【開始より一時間経過】
静かだった校舎内にも少しずつ生徒達が入ってきており、それに合わせるように参加者達もまた動き始めていく。
【4thバトル:南校舎2F】
北校舎の捜索を一旦終え、ここ南校舎の2階に貴子達の姿があった。
「おーい、隠れてないで出てきたほうが身のためだよー」
「じゃろー」
解理と薫子が龍八を挟む形で先頭に立ち、その後ろに貴子と天野、そして風紀委員数名が各教室を巡りながら参加者を探していた。
「見つからないわね……桐島先生の方は一人捕まえたようだけど、残りの二人には逃げられたようだし……」
貴子が口にするのは、先ほど連絡が入った義弘からの情報であった。
体育館での一件は、結局苺花を捕まえただけに留まり、義弘が追っていたスナイペルとsergeantには逃げ切られていたのだ。
「体育館の不法占拠、まぁ、あそこで部活をする生徒がまだ居なかっただけ幸いじゃないです?」
「そうね。でも、もう普通の生徒の人達も校舎や校庭に出始めてる。被害が出る前に、捕まえる必要があるわ」
天野の言葉に、貴子は自分に言い聞かせるように返していた。
規律を守る。それ自体は確かに間違ってはいない。よりよく学生生活を送る上ではもっとも重要な事柄でもあるのだ。
ただ、こうした騒ぎも考えようによっては皆で楽しむゲームなのかもしれない。
そんな考えが天野の中にはちょっとだけあったのだ。
「というか、いい加減情報吐きなっての、草薙氏!」
「言っただろう、覚えていない。少なくとも、教室のある南校舎に誰か居るかもしれないという情報は与えただろう?」
龍八が貴子に渡したはずのスマートフォンを手に、解理はそれを口にする。
元から、掲示板さえ見れればある程度の情報を得られると思っていたのだが、渡された際に掲示板に入るためのログインが不可能となっていたのだ。
指定のパスワード、これさえ龍八が口にすれば入れたのだが、キャッシュ共々消した為に忘れたの一辺倒で解理達は見る事が出来ずにいた。
「むぅ、どうせ嘘じゃろ。とは言え、ここまで頑なでは喋りはせぬじゃろうなぁ……」
残念ではあるが、龍八の口を割らせるより自分達で探したほうが早い。
そんな考えの下、一応という事で意見を受け入れ、薫子と解理は貴子達と共に龍八を見張りながらこうして教室のある南校舎の探索を行っていたのだ。
――だが、この一行の前に予期せぬな者が現れる。
「あれ……草薙氏がもう一人……?」
解理の視線の先に不意に現れたのは、先ほど龍八が自分達の前に現れた際の外見に瓜二つの生徒。
但し、一点だけ大きく違う部分がある。
胸に付けられた【赤の缶バッチ】、これこそがそこに立つ参加者が【デネボラ】であると解理達へと伝えていた。
「やははー、こっちも自分から姿を現すとはの」
口ではこう語るが、姿を現した以上龍八と同様の行動を取るか、もしくは何か考えがあって顔を出してきたのか、今の薫子では判断が付かない。
そのために、薫子は続けてこの言葉を掛ける。
「そっちもこやつと同じく、おとなしく投降するつもりか?」
薫子の問いに、デネボラは答えない。
ただこちらを静かに見据えるだけで、今の所行動を起こすそぶりを見せてはいなかった。
「……どちらにしても、迷惑を掛けるつもりなら捕まえるだけよ」
デネボラが投降か、それとも抵抗か、どちらを望むつもりなのか、貴子から最終警告がなされる。
――そして、デネボラはようやく答えを見せる。
「――っ!」
コートのポケットに無造作に手を突っ込み、小さい小袋を取り出しそのまま貴子達へと投げつける。
口を閉めていた紐は解かれ、思うままに飛び散る粉末。
室内の為に風こそないが、風紀委員にめがけて投げられたその粉末を解理と薫子は少しだけ吸ってしまう。
「か、辛! これ、唐辛子!」
「ぬぅ、あくまで逆らうかー!」
むせながらも、二人共に龍八を逃がさない為にコートをしっかり握りながら粉塵から離れる。
だが、器官に入った刺激物は容易に取れるものではない。
少しだけの間、二人の行動はこれで抑制されてしまっていたのだ。
「あ、逃げた! 逃がすかー!」
デネボラは、唐辛子の粉末を投げた後、即座に体を反転させ逃げの体勢に入る。
それを狙う形で、解理が事前に用意していたUボールをどうにか近づいて投げはするが、狙いが定まらない為にデネボラはそれを回避していた。
「全員で追うわよ! 逃がすわけにはいかないわ!」
他にもこういった小道具を用意しているのであれば、デネボラを放置するわけには行かない。
その為に、貴子達は体勢を立て直した解理と薫子と共にデネボラを追いかける為に走りだすが――
「おわ!?」
デネボラの前に、突然一人の生徒が横切り、二人共が転倒してしまう。
「な、なんじゃ! 貴様何者!」
ようやく言葉を口にしたデネボラは、ぶつかった相手へと目を向ける。
「……へぇ、ぶつかっといてそれか」
ふらりと立ち上がり、デネボラとぶつかった生徒――空里花は、そのままデネボラを見据える。
ぶつかったのは互いの不注意かもしれない。だが、一方的に相手に文句を言われる筋合いは無い。
探していたバッチは結局教室にはなく、2階の廊下を中心に探していた空里花は、実際こうしてただ巻き込まれただけなのだから。
「と、とにかく退くのじゃ! 儂は逃げんといかんのじゃ!」
ある程度距離は離しているが、風紀委員が追いついてくるのにはそれほど時間の猶予は無い。
その為に、空里花へと進路から離れるようにデネボラは口にするが――
「だが断る。そういったやつにはNOを突きつけるのが俺の性格だ」
見事なまでに戦闘態勢に入った空里花は、ただ一言、この言葉を口にする。
デネボラにとっては窮地以外の何者でもないが、それでもここを切り抜けなければ【作戦】は遂行出来ない。
即座に立ち上がり、参加者ではない空里花とデネボラは対峙する事となっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月16日
参加申し込みの期限
2013年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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