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ワースト・バトルロワイヤル ~寝子島高校編~
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Act_2-1 バトルロワイヤル本戦【開始より20分経過後】
参加者全員が掲示板を確認した上で、おそらく全員がこの脱落に驚きを見せただろう。
発信機のシグナルが消え、龍八の脱落が掲示板に書き込まれなかった為に、黒子からその事を全員へと伝えられていたのだ。
「テロ屋……多分アイツだろうが、まさか本気で運営に回るとはね」
南校舎の屋上で待機していた【偽風紀委員】も、この情報に驚きを見せる。
運営として動く、とは確かに書いていたが、だからと言ってまさか捕まるとは思ってもみなかったのだから。
「まぁいい。これで面倒なヤツが脱落したって思えばそれに越した事はないって事だろうからね」
相手としては上位に付けられるほど面倒な相手が、こうして脱落したのだ。
驚きとあわせ、そこに喜びが混ざったとしても不思議は無い。
「それにしても、綺麗に隠れてやがるな。全然見つかりゃしないよ」
双眼鏡を片手に、腕に付けた印である【風紀委員と書かれた腕章】を揺らしながら、偽風紀委員は校庭付近を覗く。
今の所、参加者として確認出来ているのは、【苺の絵の缶バッチ】の印をつけた【みるきぃ】だけである。
向かう先が体育館であった為、おそらく掲示板に書かれた体育館へと向かうつもりなのだろうという考えがあった。
「何が仕掛けられてるかも分からない場所には行けないねぇ……ま、あたしはあたしで獲物を探すとしようか」
今の所、目立った情報は掲示板に書き込まれていない上、時間はまだ半分以上ある。
一つ、ねこったーに新しく作ったアカウントを利用し、風紀委員の生徒へとフォローを掛け、【体育館に参加者が向かっている】とだけ呟き、偽風紀委員は再度双眼鏡を手に周囲を見渡していく。
【1stバトル:体育館内】
偽風紀委員が確認したみるきぃは、確かにこの場所へと向かっていた。
元々みるきぃ自身もこの体育館を利用した上で相手を待ち構えるつもりであった為、都合がいいといえば都合がよかったのだ。
「ん~、開いてるのはこっちだけかぁ」
校舎に面した側の扉以外の入り口も一応調べはしたが、鍵が開いているのはこちら側だけである。
みるきぃ自身はタイマンを望んではいるが、ここまで誘っているような状況を前にすれば、流石に疑わざるを得なかったのだ。
「でもタイマンを張るなら丁度いいよね! よし、開けるよー!」
とはいえ、そこまで考えたとしてもみるきぃの手は止まらない。
ゆっくりと開けられた体育館の内側はカーテンが締め切られており、唯一の光源は先ほど開けた扉から漏れる光しかない。
「ねぇ、居るんでしょー! 早く出てきなさいよー!」
大きく声をあげ、みるきぃは中に居るであろう【sergeant】へと声を掛ける。
――だが、その返答は無い。
扉を開けたまま、みるきぃは中へと足を踏み入れ、再度声をかけていく。
「ちょっとぉ、呼んだのはそっちでしょ――」
言い終わるより早く、小さく風を切るような空気音がみるきぃの耳に届く。
即座に回避を試みるが、その音は急激な変化と共に、みるきぃの右腕と右足に直撃していた。
「痛っ! もう、何!」
カランと落ちたのは、エアガンに使われるような小さな球体の弾。
耳に届いた音は、それこそみるきぃの頭を狙ったと思われるほどの距離を掠めていたのだ。
「冗談じゃ――いったぁぁぁぁぁい!」
だが、先ほどまでどうという事もなかったはずの痛みは、より大きな痛みを伴いみるきぃを襲う。
立っていられないほど、それこそ何かに【打ち抜かれた】ような痛みを感じさせながら。
「……惜しかったです、頭に当たれば、意識を狩れたはずでした」
静かに、体育館に声が響く。
「でも、これ以上声を上げられれば危ないであります! すぐに印を取って敗退の宣言をさせるでありますよ!」
もう一つ、本来居るはずの無い【もう一人】の声がみるきぃへと届く。
元よりタイマンなど張るつもりはsergeantには無かったのだ。
あくまでここに参加者を釣り出す為の誘い、そしてそれはエアガンのライフルを手に、共に姿を見せた【スナイペル】が現れる事で確証へと代わっていた。
「ハラショー。時間を掛けすぎるのは、発覚する恐れがありますから」
単調に、それだけを口にし、スナイペルとsergeantはみるきぃの印を奪うべく確実を持って二人で近づく。
――それが、油断だといえば油断だったのだろう。
「っつ……!」
小さく、だが鋭く振りぬかれた【右足】の脚打をsergeantは避ける暇も無くまとも受け、胸に付けられた【自衛隊徽章のレプリカ】を揺らしながら、後ろへと吹き飛ばされる。
「あはは……ちょぉっと許せないかなぁ……」
口にする言葉は、怒りが乗せられた一言。
即座にスナイペルは距離を取るが、みるきぃはまるで先ほどの痛みを感じていないように、すっと立ち上がっていた。
「使い慣れていないとは言え、確かに打ち抜いたはず……」
「痛いよねぇ、ホント、痛かったよ」
スナイペルのろっこんは、相手に弾を当てる事で発動条件を満たす。
ただ、言葉通り未だ使い慣れていないという点もあり、その持続力と威力に関しては未知数であった。
だがそれでも、みるきぃに接近するまでの時間は数十秒程度である。
明らかに早すぎる【回復】、それがみるきぃのろっこんの効果であると、スナイペルは即座に予想を立てていた。
「なるほど、それがあなたの力ですか」
立ち上がったみるきぃの左手にはハサミの刃の部分が握られており、握った指の間から赤い液体が床へと落ちる。
これがみるきぃにとってのろっこんの発動条件である事は言うまでもなかった。
「さぁ、どうだろうね……でもね、もう激おこだよ、みるきぃは!」
能力を予測したとは言え、それに対応する術はスナイペルには無い。
何より、ライフルを持っている段階で相手との機動力はこちらが劣るのだ。
みるきぃの狙いが、スナイペル自身が付けている【ロシア国旗の腕章】である以上、近接戦闘を覚悟しなければならない状況へと持ち込まれていた。
「戦闘を望むならそうします。ですが――」
判断はどちらも同時。
スナイペルはライフルを投げ捨て、そのまま腕章を隠す形でホルスターに差したハンドガンへと手を伸ばす。
だがこれがスナイペルにとっての油断であった。
「はははははは!」
みるきぃの狙いは、自分を狙撃したスナイペル本人へと向けられる。
それは腕章ではなく、本人に、であったのだ。
その為に、喧嘩キックとでも言えばいいのか、直線的な前蹴りをギリギリで避けれず、スナイペルは右腕を犠牲にする形でそれを受けていた。
「……容赦なし、か。なるほど、いい相手だ」
受けた衝撃により、右腕は大きく痺れ、その動きを一時的に止められる。
しかし、スナイペルの瞳は恐怖ではなく、相手に対してより強い闘志として変えられていた。
「まだまだいくよー! 覚悟しなさいよ!」
「負けないであります!」
sergeantも体勢を立て直し、ようやく戦線へと加わる。
2対1、この逆境を覆す術を全て怒りに任せ、みるきぃはそのまま相手へと向かっていくが――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月16日
参加申し込みの期限
2013年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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