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ワースト・バトルロワイヤル ~寝子島高校編~
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【それぞれの思惑:校舎内】
北校舎内に設置されている保健室からは、外で動く生徒達の姿が窓越しから見えていた。
「休日だっていうのに、今日は何か大変らしいわねぇ」
筋骨隆々、その恵まれた体格を持ちながら、言葉遣いは自分にあっていると女性に近い物を使用している
尾鎌 蛇那伊
が、保健室で共に待機している
添木 牡丹
へと声を掛ける。
「そのようですねぇ~。私もさっき先生から聞きましたから」
先ほどまではこの保健室の養護教諭である
鷲尾 礼美
もおり、二人はバトルロワイヤルが開催される事を聞く事が出来ていた。
とは言え、礼美自身も義弘からそこまで詳しく聞いたわけではなく、もし何かあるようであれば生徒の手当てをして欲しいと頼まれた程度であったのだ。
「怪我をした人はもちろんちゃんとみますけど、元を潰したほうが早いと思いませんかぁ?」
なんとも言いがたい笑みを浮かべつつ、牡丹はそんな言葉を蛇那伊へと口にする。
外見からはドジっ娘属性を全面に出しているような印象を受ける牡丹ではあるが、その実力は大分高い。
それは、共に拳で語り合った蛇那伊も知るところであったのだ。
「そうね。善良な一生徒として、問題は見過ごせないわ!」
騒動の発端は誰かは知らないが、それでも騒ぎを起こしている生徒を片っ端から捕獲し、風紀委員へと引き渡せばそれで問題は解決するだろう。
ルール等と言った細かいものを全て置き、武力制圧による鎮圧を目指したうえで、蛇那伊は牡丹の意見に乗る形で答えていた。
「ふふ……そうでしょう? 多分【あの人達】も絡んでるんでしょうし……」
先ほどの笑みとは違い、今度は明らかなまでの悪意を持った笑みを牡丹が浮かべる。
牡丹は、以前この保健室を半壊させた【ワースト】がこの騒動を引き起こしているのだろうと、話を聞きながら予想を立てていた。
「やる気ね、添木先輩」
「もちろんですよ、尾鎌さん。おいたがすぎる人達には、ちょぉっとキツイお仕置きが必要でしょうしね……」
明らかにやる気の意味がおかしな方向に行ってそうな牡丹ではあるが、蛇那伊の目的も対して変わらない為に互いに協力を誓う。
こうして恐怖の保健委員タッグが結成され、保健室がある北校舎から出撃していた。
そんなタッグが北校舎で動き始めている事など露知らず、
逆巻 天野
は自身の忘れ物を取りに行くべく、北校舎と南校舎を隔てる渡り廊下を歩いていた。
「随分と騒がしいけど……何かあったって事?」
元々は深雪達同様に忘れ物を取りに来ていただけであったのだが、いささか騒ぎが起き始めているこの状況に、天野は興味を持っていた。
「ま、それでも関わるべきじゃないかな」
興味を持ったとは言え、天野自身はそこまで首を突っ込みたがる性格ではない。
その為に、必要なものを取り終えたら帰るつもりであったのだが――
「あれって……北風先輩?」
渡り廊下の先から歩いてくる集団の中に、天野は貴子の姿を見つける。
東門に居た事は登校した際に見ていたのだが、ここまで出張って来ているという事は、やはり何か問題があったのか。
そんな考えが天野の脳裏を過ぎっていた。
「ん? 君はあの時のコショウ君?」
「なにそれ、妙な名前付けないで欲しいんだけど」
貴子と共に居た解理が、天野の姿に気づき、声を掛ける。
「逆巻君、あなたはここで何を?」
「忘れ物を取りに来ただけです。北風先輩達は何を?」
「やははー、犯人探しって所じゃ。良かったら手伝っても構わんぞ」
薫子の言葉自体はあながち間違ってはいない。
騒動の元である参加者達を捕まえるのが仕事である以上、それは犯人探しと変わりは無いのだから。
「そうね。どうかしら、逆巻君。時間があれば、手伝ってくれない?」
「それはいいですけど……一体何が起こって――」
天野がそれを問いただすより早く、その視線は貴子達の後ろに現れた一人の生徒を見つける。
――特徴的な緑のロングコート。そして、顔を隠した上で胸元に付けられた【青色の缶バッチ】を付けたテロ屋の姿を。
「……自分から現れるとは、ね。観念したという事かしら」
「さて、そのつもりは無いがな。だが、今回俺は運営として動くつもりだ。妙な事をするつもりは無い」
貴子の問いに対し、テロ屋が口にしたこれは、ほとんど投降に近い言葉である。
だが運営として動く、この一言はバトルロワイヤルをやめるつもりは無い、と言った事を宣言したに等しいものであった。
「なら、おとなしく僕に捕まればよかったのに」
「知らんな。とにかくそういう事だ、これと連絡用の携帯もそちらに渡そう。これで俺は何も出来ない」
フードとマスクを外し、その上で自分の印である缶バッチと共に、スマートフォンをもテロ屋は貴子へと差し出す。
「素直すぎて逆に怪しいわね。あなたを指導室に送っても何か企むでしょうし、こちらで監視をするわ」
テロ屋が差しだしたそれらを受け取り、貴子はこの言葉を口にする。
自分の目の届く範囲であれば、たとえテロ屋とて無理はしないであろう。
その予想の下に。
「ひとまずは、ウチと伊賀で監視をしておけば問題ないじゃろ。それでよいですかな?」
「えぇ、お願いするわ。何か妙な行動をした時点で、こちらに伝えて頂戴」
薫子と解理の監視の下、テロ屋――
草薙 龍八
はこうしてバトルロワイヤルから脱落する。
但し、その表情には悔しさと言ったものは微塵も浮かべられていない。
本当に運営として動くつもりなのか、今は未だここに居る誰もが龍八の真意を掴みかねていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月16日
参加申し込みの期限
2013年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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