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NEKOJIMA GET BACK ユメユメ事変・前編
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■如月と屋敷野のユメユメ事変・接続章
屋敷野 梢
はケータイ電話を閉じて。
如月 庚
もケータイ電話を閉じた。
「如月君、これって……」
「割とマジな部類のやつだよな、屋敷野」
武道や修といった生徒会メンバーも同じ現象に巻き込まれ、それぞれの機転で事態を収拾しているらしい。
「けど今回は二人がかりじゃねーと手こずりそうだぜ」
二人が見たビジョンは、中年サラリーマンと不良の様子である。
社会的な立場を気にして手を出せないサラリーマンと、弱い立場を利用してカツアゲをする不良チーム。
一見するとサラリーマンが被害者のように見えるが、見るべきはこの後である。
サラリーマンの頭から黒いツノのようなものがはえ、蛇のように飛び出した無数の影が鞭のように暴れ、不良チームを次々に打ち倒していくのだ。
気の弱そうなサラリーマンのことだ、こんな現象の渦中に置かれたら生活がボロボロに壊れてしまうだろう。日常も崩壊していくに違いない。
まして殺人事件になどなってしまえば、人生がまるごと崩壊してしまう。
「一寸の虫にも五部の魂ですよ-。ひどいですねーこれ! どうします?」
梢の問いかけに、庚は額に指を当てて応えた。
「こればっかりはケーサツも役に立たねえ。俺らが行くしかねえだろ」
ビルの谷間にできた社会の影。
倒れて呻く不良たちの中心に、サラリーマンは立っていた。
そこへ駆けつける庚と梢。
「粗方終わってんじゃねえか。ってかおっさん、それ以上はやめとけ。死んじまうぞ」
「……」
サラリーマンは黙って振り返り、そして影の鞭を放ってきた。
「チッ!」
小さく飛び退いて鞭をかわす庚。だが直後に飛び込んできた二発目が彼の胸を打ち据える。
たかが鞭と思うなかれだ。熟練のパンチを受けたかのように庚は吹き飛び、ガードレールにぶつかって転がった。
「だいじょーぶですか? 死んでます?」
「生きてる」
屈んで顔を覗き込む梢。庚はむすっとした顔で起き上がった。
「あの鞭、勝手に動いて近づくモンを全部ぶちのめすってカラクリみてえだ」
「みたいですねー」
特に慌てた様子のない梢。
「ちなみに、屋敷野おまえ、あれなんとかできるか?」
「できなくもないですけどほら……『ぺちゃん』ってなりますよ?」
「だよな」
手で何かを落とすようなしぐさをする梢に、庚は嫌そうに顔をしかめた。
「まあいい。難儀するかと思ったが、何の事ぁねえ」
「ですねえ。隙がないように見えますけど、単純な弱点がありますからねえ」
再び庚と梢は並んで立つと、庚は額の傷跡に指を当て、梢は小さく手を翳した。
「それじゃーヨロシクお願いしますね如月君」
「おう、屋敷野頼む」
強化した腕力をもって、エネルギーの宿った右腕で大地を殴りつける庚。
粉砕したコンクリート材が凄まじい勢いで吹き上がっていく。
それらに手を翳し、梢は左から右へ撫でるようなジェスチャーをとった。
すると小石サイズになったコンクリート材たちが一斉に蝶の群れへ変化する。
近づく蝶を反射的に迎撃する無数の鞭。
しかしその全てを迎撃するには僅かながら時間がかかる。
ゆえに。
「テイクダウンだ、おっさん!」
一足で距離を詰めると、庚はサラリーマンの襟首を掴んで振り上げ、そのまま身体を地面に叩き付けた。
衝撃で気を失うサラリーマン。
蝶は石へもどり、ぱらぱらと落ちていく。
「ったく、分かっちまえば簡単だったな。つーかおまえ、もっと能力に加減とかできねえのかよ。『ぺちゃん』じゃねえぞ『ぺちゃん』じゃ」
梢の『ぺしゃん』とは、重くて大きいものを蝶に変えて空に飛ばし元に戻して対象をプレスするというかなり強引なプレイをさす。
庚も庚で腕力をひたすら上げて殴りかかるという強引なものではあるのだが、その辺りは性格が出ていた。
「まーまー、うまくコンビネーションがきまったからいいじゃないですか。それで……?」
「ああ」
気絶したサラリーマンを見下ろす二人。
「ユメユメの正体とやら、暴いてやろうじゃねえか。
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あとがき
担当マスター:
青空綿飴
ファンレターはマスターページから!
みなさま、お疲れ様でした!
これにてユメユメ事変・前編は終了。
ユメユメとは?
彼らの狙いは?
とらわれた人々の運命は?
ユメユメ事変・後編をお見逃し無く!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月05日
参加申し込みの期限
2017年07月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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